モノノフ的ゲーム紹介

モノノフ的にいろいろなゲームを解釈して行きます

ボスの強さで言えば アクションRPGの上位に食い込む ラグーン スーパーファミコン

イースのパクリ」なんて言わせない! 予測不能な激ムズ体験に魂を震わせろ!

[光の勇者として育てられた主人公が、水を綺麗にするために大冒険に出かけていく]

[ラグーン ケムコ スーパーファミコン]

1991年発売 / ジャンル:アクションRPG

記事のネタバレ度:普通

攻略に必要なプレイ時間:約8時間

どんな人におすすめ:激ムズアクションRPGに血が騒ぐ猛者ならば、文句なしにドハマり確定!

 

今回はとっておきの「隠れた挑戦状」をご紹介しましょう。

そう、その名は『ラグーン』!

 

伝説の『真・女神転生』シリーズを遊び終え、

「次は何に挑戦しようか?」と、新たな冒険を求めていた私が出会ったのが、

この一本でした。

 

積みゲーリストの中でひっそりと輝いていた、

1年前に購入した『ラグーン』。

 

そのパッケージを手に取った瞬間、何かが始まる予感に胸が高鳴ったのです。

 

購入を迷っているあなたに、

この刺激的な体験のすべてをお届けします。

 

さあ、覚悟してください。

 

これは、スーパーファミコン屈指の“激ムズ”アクションRPG

『ラグーン』という名の挑戦状が、今、あなたの目の前に突きつけられる…!

 

 

『ラグーン』とはどんなレトロゲーム? 「水が濁ったから綺麗にする」という、逆説的な魅了。

 

1991年、ケムコからスーパーファミコン向けに発売されたアクションRPG

それが『ラグーン』です。

 

その物語の目的は、一風変わっています。

 

光の勇者として育てられた主人公が、

世界を救うためでも、魔王を倒すためでもなく…

「水が濁った原因を探し、綺麗にする」という、なんとも不思議な始まりなのです。

 

「世界を救う!」「魔王を討伐!」といった王道的なワクワク感とは一線を画す、

この“地味さ”が、逆に最高にクールではありませんか?

 

日常の些細な異変が、やがて壮大な冒険へと繋がっていく。

 

そのギャップが、プレイヤーの心を掴んで離さないのです。

 

ゲームシステムは、

オーソドックスなアクションRPG

 

特に注目すべきは、

その「イース」との類似性でしょう。

 

あまりにも似ていたため、「イースのパクリ」と揶揄されることもありましたが、

しかし! それがどうしたというのでしょう!

 

イース』が好きなプレイヤーならば、

「ああ、これこれ!この感覚!」と、まるで故郷に帰ってきたかのような安心感と、

新たな挑戦への期待を抱くことでしょう。

 

イース』は体当たりで攻撃していましたが、

『ラグーン』は剣を振って敵を倒します。

 

細部に違いはあれど、その核となる「アクションRPGの面白さ」は、

まさに『イース』の魂を受け継いでいると言っても過言ではありません。

 

イースっぽいゲームをもっと遊びたい!」と願うあなたに、

自信を持ってこの『ラグーン』をお勧めします!

 

敵を倒して経験値とゴールドを稼ぎ、

立ち止まればライフとMPが自然回復。

 

困っている人々を助ければ、なぜかダンジョンの鍵が手に入る…。

 

「ああ、レトロゲームってこうだったよね!」と、

あの頃の懐かしい感覚が蘇ります。

 

街とダンジョンをひたすら行き来し、やがてラスボスの待つ城へと向かっていく。

 

王道的ながらも、どこか癖になる昔ながらのアクションRPGの醍醐味が、

この一本に凝縮されているのです。

 

スーパーファミコン初期に突如として現れた、

イースっぽいけどイースじゃない、

とてつもない難易度が、逆に強烈な魅力となっている

 

そんな、一度は体験すべき異彩を放つアクションRPGが、この『ラグーン』なのです。

 

 

ジャンプをするだけで恐怖を感じる!? 予想を裏切るアクション性

 

このゲームをプレイしたほとんどの人が、

まず最初に抱く感想、それはやはり「これってイースだよね?」でしょう。

 

それほどまでに、ゲームを遊んでいる感覚が似通っています。

 

しかし、『ラグーン』には、

イース』とは決定的に異なる、恐るべき独自性が隠されています。

 

それは「ジャンプができる」ことです。

 

イースIII」では横スクロールアクションとなり

ジャンプが可能になりましたが、『イースI』や『イースII』では、

ジャンプという概念すら存在しませんでした。

 

その世界でジャンプができるのですから、

それだけでもう最高…と言いたいところですが、ちょっと待ってください。

 

なぜジャンプするのか?

 

それは、ステージに「穴」が空いているから!

 

橋にぽっかりと開いた穴、大地と大地を隔てる深い谷。

 

そんな危険な空間を、

プレイヤーはジャンプで飛び越えながらステージを進んでいくのです。

 

そう、『ラグーン』は、アクション要素が非常に強いアクションRPGなのです。

 

では、穴に落ちるとどうなるのか?

 

答えは、「即死」

 

ちょっとダメージを食らう程度のアクションRPGが多い中、

『ラグーン』はライフがどれだけ残っていようと関係ありません。

 

穴に落ちれば、問答無用でゲームオーバーです。

 

初めてのプレイヤーは、まず間違いなく度肝を抜かれることでしょう。

 

ゲーム後半の「雲の上をジャンプして進んでいくステージ」では、

軽く数十回は落下死を経験しました。

 

「ジャンプをするだけで、命の危険を感じる」

これこそが、『ラグーン』という作品の最大の特徴であり、

そして、その恐ろしさを象徴する場面かもしれません。

 

敵に攻撃され、そのまま後方に吹き飛ばされ、穴に落ちて即死…。

 

イース』との差別化を図ったつもりが、

まさかこれほどまでの「激ムズ」への扉を開いてしまうとは。

その恐ろしさに、あなたはきっと戦慄するでしょう。

 

 

ボス戦だけで数百回は負ける! 魂を砕くような難易度設定

 

このゲームを最後までプレイして、私が真っ先に思ったこと。

 

それは、「どうしてこんなにも難しくしたの!?」という、

開発者への半ば嘆きに近い疑問でした。

 

イース』では体当たりで攻撃する、非常にシンプルな戦闘でした。

 

それが『ラグーン』では、

剣を振って敵を倒し、魔法を駆使して立ち向かう、

より「今風」のアクションRPGへと進化を遂げています。

 

しかし、その剣は真正面にしか振ることができません。

 

この操作性のシビアさが、難易度を一気に跳ね上げているのです。

 

「体当たりで攻撃するよりも難しい!」と、思わず叫んでしまうほどです。

 

逆に、魔法攻撃は遠距離から攻撃できるため、

非常に有効な攻撃手段となるでしょう。

「いっそ魔法だけで進みたい!」そう願わずにはいられません。

 

しかし、魔法が一切効かない敵も当然のように出現します。

 

結局は、「いかに剣を巧みに当てるか」という、

ゴリゴリの「ガチ」アクションRPGへと変貌するのです。

 

最初は戸惑うでしょう。「どうやって当てるんだ!?」と、

コントローラーを投げ出したくなるかもしれません。

 

しかし、徐々に戦闘に慣れてくると、

「あれ、意外と面白いかも…?」と、不思議な魅力に気づかされるはず。

 

「このシビアさが、たまらない!」と、いつの間にか、

その難易度すら楽しんでいる自分に驚くことでしょう。

 

そんなゲームですが、一つだけ、あまりにも「とてつもない」部分がありました。

 

特殊な攻撃方法、穴に落ちたら即死…。

これだけでも個性的なアクションRPGなのに、それらをはるかに凌駕する、

最も衝撃的な要素。

 

それが、「ボスの圧倒的な強さ」です。

 

「鬼のように強い」──この表現は、

まさにこの『ラグーン』のために用意された言葉だったのかもしれません。

 

こちらの攻撃を数十発当てなければならないのに、

敵の攻撃は数発でゲームオーバー。

 

しかも、いつでもダメージを与えられるわけではなく、

最高のタイミングでしか攻撃が通じない。

 

アクションRPGのボスなのに、まるでシューティングゲームのボスの如く、

弾幕を避けながら、わずかな隙を狙い撃つ…。

 

あまりの絶望的な難易度に、思わず涙がこぼれそうになります。

 

これがゲーム後半のボスならば、

「おお!ガチのボスが登場したな!」と納得もできます。

 

しかし、驚くことに、この『ラグーン』、

ゲーム開始からわずか15分ほどで登場する最初のボスから、

全力であなたを叩き潰しにかかってくるのです

 

最初のボスだけで、軽く数十回はゲームオーバーになるでしょう。

 

これこそが、『ラグーン』という、真の「ガチ」作品の洗礼なのです。

 

唯一の救いは、「レベルを上げれば何とかなる」という点です。

 

もしこれが純粋なアクションゲームや、

ゼルダの伝説』のようなレベル制ではない作品だったら、もはや絶望しかありません。

 

しかし、アクションRPGである『ラグーン』は、

必死にレベルを上げながら、「どうすれば勝てるか?」とイメージトレーニングを繰り返す。そんな地道な努力が報われる設計になっています。

 

だが、それでも圧倒的に難しいことに変わりはありません。

 

どうすれば攻撃を避けられるのか?

 

どうすればダメージを与えられるのか?

 

これらの「謎解き」をクリアして初めて、

凶悪すぎるボスに立ち向かうことができるのです。

 

欠点と言えば欠点だし、魅力と言えば魅力。

 

1000回はゲームオーバーになったかもしれません。

 

アクションRPGの中でも、特に難しかったと断言できる

『ラグーン』という作品の感想を終わりにします。

 

 

『ラグーン』のまとめ

 

なぜ、今すぐこのゲームを遊ぶべきなのか?

 

「名作なのか?」と問われれば、「名作ではない!!」と即答するでしょう。

しかし、不思議と嫌いになれない。そんな魅力が『ラグーン』にはあります。

まるで、一筋縄ではいかない「いぶし銀」のような存在です。

 

何がそんなに面白いのか?

やはり、「鬼のように強いボスを倒す」という、この一点に尽きるでしょう。

あまりの強さに、思わず笑ってしまうほどです。

激ムズゲームに心惹かれる方は、ぜひこの底なしの挑戦を味わってみてください。

 

今、急いで買う理由とは?

レトロゲームって、こういうものだったよね!」

そんな懐かしさに浸ることができます。

 

凶悪すぎるボスを打ち倒した時の、あの脳汁が噴き出すような喜び。

そんなシンプルな達成感こそが、レトロゲーム最大の醍醐味なのです。

 

イースっぽい作品」なんて簡単な言葉で片付けられるゲームではありません。

いや、片付けさせてはならない。

 

スーパーファミコン屈指の、超激ムズアクションRPGが、

今、あなたの挑戦を待っています!

 

 

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