モノノフ的ゲーム紹介

モノノフ的にいろいろなゲームを解釈して行きます

とんでもない方向のボールは拒否します 新・燃えろプロ野球

斜めから野球ゲームを見るのは斬新

      

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[バカゲーから優等生のゲームへと進化していた]

[新・燃えろプロ野球  ジャレコ  ファミコン]

1989年発売  ジャンル 野球ゲーム  参考価格500円

 

記事のネタバレ度  普通

攻略に必要なプレイ時間  2時間

このゲームに対する世間の評価  割と普通のゲームですよね

どんな人におすすめ?  野球ゲームの進化を体験するにはおすすめ

バーチャルコンソールで配信なし

 

 

「ビリギャル」という

バカな女の子が、努力の結果

天才になって行く映画が大ヒットしました。

 

最初はレベルが低い問題を解いて、勉強のコツを掴んでから

どんどん勉強のレベルを上げて行くのが、ゲーム的で面白いですよね。

 

バカな女の子から、優等生へと進化する

 

最高ですよね。

 

 

そんな今回の、バカゲーから優等生へと進化した名作ゲーム

新・燃えろプロ野球の感想です(*’▽’)

 

 

 

新・燃えろプロ野球とはどんなゲーム

 

この新・燃えろプロ野球ですが

1989年にジャレコから発売された

ファミコン専用の野球ゲームでした。

 

 

初代の燃えろプロ野球というゲームは

とんでもないゲームとして有名でした。

 

バントでホームラン 

 

ホームランを時々ファールにされる 

 

とんでもないボールでもストライクと宣告される等々

 

これぞ元祖バカゲーという作品でした。

 

 

そんな時代から数年の時が経ちまして

続編として発売されたのが、今回の新・燃えろプロ野球でした。

(この作品の前にも続編は発売されていました。)

 

 

ゲームの目的は

130試合という長いペナントレース

丸々楽しむという作品でした。

 

ゲームのシステムは

オーソドックスな野球ゲームなのですが

ゲーム画面が普通の野球ゲームとは少し違っていました。

 

普通の野球ゲームは

「おもちゃの野球盤」をそのままゲームにした感じですが。

 

今回の新・燃えろプロ野球では

野球盤を斜めに見下ろした画面で

今までのゲーム画面よりも

はるかに臨場感が味わえる作品でした。

 

今までは

単なる駒でしかなかったキャラクターたちが

リアルなキャラクターとして縦横無尽に活躍する

 

この時代のゲームにしては

かなり革命だったのかも知れませんね。

 

 

「燃えろプロ野球ってバカゲーでしょ」なんて人にこそ、

真剣にプレイして欲しい作品なのでした(^◇^)

 

 

 

新・燃えろプロ野球の感想でもあり レビューでもあり

 

[リアルなゲーム性が売り]

 

このゲームでは

本格的な野球ゲームを楽しむことが出来ました。

 

今までの野球ゲームは

ストレートとフォークという2種類で組み立てていたのを。

 

今回の新・燃えろプロ野球では

3種類のコースを投げ分ける事によって表現していました。

 

高めにスローボールを投げて勝負するのか

 

真ん中に速球を投げて勝負するのか

 

低めにワンバウンドのフォークボールを投げて勝負するのか

 

こんなパターンがありました。

 

 

今でこそ、コースをきっちり設定して投げることが出来ますが、

昔の野球ゲームには、高さの概念が無かったため

どうしても単調になってしまっていたのですが。

 

今回の、新・燃えろプロ野球

高さの概念が搭載された事によって

新たな野球ゲームが楽しめたのでした。

 

 

さらにビックリしたのが

ちゃんとコースに投げなければ

「キャッチャーがボールを捕れない」というリアルさでした。

 

 

[山田太郎をキャッチャーにしてください]

 

このゲームでは

割とめちゃくちゃな方向にも、ボールを投げることが出来まして

 

今までの野球ゲームならば

どんな場所にボールを投げても

キャッチャーは優秀なので捕ってくれました。

 

しかし、今回の新・燃えろプロ野球では

「そんなボールは捕れません」とばかりに後ろに逸らしてしまいます。

 

しかも、めちゃくちゃに投げたボール程

三振を良く取れますので

ピンチの時にこそ、めちゃくちゃなボールを投げたくなる罠なんですよね。

 

せっかく三振にとっても

キャッチャーがボールを取れなければ何の意味もありません。

 

しかし、「ドカベン」並みにスーパーキャッチをしてくれたら

一気にピンチ脱出という

絶妙なバランスが面白かったですね。

 

 

このゲームは

三振を取るのは簡単

しかし、三振をとるほどの球は、キャッチャーすら捕れない

こんなリアルさが、このゲームにはあったのでした(*´з`)

 

 

 

新・燃えろプロ野球のまとめ

 

このゲームは、バカゲー要素が殆ど無かったと思われます。

 

前作では、あんなに簡単に打てたホームランが

このゲームでは、中々打つことが出来ませんでした。

 

その分、ホームランを打った時は本当に嬉しかったですね。

 

前作では、ホームランがメインのゲームだったのに対して

今回ではヒットを繋げて得点を重ねていく

リアルな野球ゲームへと進化していました。

 

 

そんな今回の、リアルな野球ゲームが楽しめる名作ゲーム

新・燃えろプロ野球の感想でした(*^▽^*)