モノノフ的ゲーム紹介

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ロックマン4 ワイヤー? バルーン? 何ですかそれは?

10年以上の時を経て知る、衝撃の真実! ファミコンロックマン4』に隠された謎のアイテム

ロックマン」シリーズは、

レトロゲームの中でも色褪せることのない傑作として、

今なお多くのファンに愛されています。

 

どの作品にも、それぞれの個性と魅力があり、

プレイするたびに新しい発見を与えてくれます。

 

今回は、そんなロックマンシリーズの中でも、

多くのプレイヤーが10年以上の時を経てから、

ある「隠し要素」の存在に気づかされたという伝説のタイトル、

ファミコンロックマン4 新たなる野望!!』の魅力を徹底レビューします。

 

 

ロックマン4』とはどんなゲーム?

 

ロックマン4』は、

1991年にカプコンから発売されたファミコン用アクションゲームです。

 

前作『ロックマン3』で追加された「スライディング」に続き、

本作ではシリーズの象徴ともいえる新システム

チャージショット」が初めて搭載されました。

 

これにより、ロックマンは通常の攻撃だけでなく、

強力な溜め撃ちを放つことが可能になり、

弱点武器を持たずにボスと互角に戦うことができるようになりました。

 

物語の舞台は、

天才科学者ドクター・コサックが作り出したロボットたちが突然暴れ出した世界。

 

ロックマンは、世界を救うため、

暴走したロボットたちを倒すべく立ち向かいます。

 

「好きなステージから自由に選べる」

「落ちたら即死、タイミングがずれたら即死」といった、

ハラハラドキドキのアクション。

 

そして、各ボスの弱点を突き止め、攻略の糸口を探る戦略性。

 

これらロックマンシリーズの醍醐味は、本作でも健在です。

 

シリーズを重ねるごとに進化し続けるロックマンのシステムに、

当時のプレイヤーたちは

「今度のロックマンはどんな新システムが追加されるんだろう!?」と、

毎回ワクワクさせられました。

 

10年以上経ってから知る、衝撃の隠し要素

 

昔から『ロックマン4』をプレイしていた人なら、

きっと一度は感じたことがあるはずです。

 

「なぜ、武器セレクト画面に空欄があるんだろう?」と。

 

すべてのボスを倒し、

いざドクター・コサックの城に乗り込もうとした時、

プレイヤーは誰もが一度は目にする、あの謎の空欄。

 

「もしかして、まだ倒していないボスがいるのか?」

 

そう思いながら、

結局、最後まで空欄が埋まることはありませんでした。

 

それから10年以上もの時が経ち、

友人とのレトロゲーム談義でその話題になった時、衝撃の真実を知ることになります。

 

「あれ、実はステージに隠されたアイテムの空欄なんだよ」と。

 

当時のロックマンシリーズでは、

ボスを倒せば特殊武器と特殊アイテムが手に入るのが一般的でした。

 

しかし、この『ロックマン4』では、

「ワイヤー」や「バルーン」といった特殊アイテムが、

ステージの隠された場所にひっそりと置かれていたのです。

 

一見、何もないような場所に思い切ってジャンプしてみたり、

正規ルートとは違う道を進んでみたり…。

 

そうしなければ手に入らない、まさに「隠しアイテム」でした。

 

無くてもクリアは可能ですが、

あれば攻略が格段に楽になる、そんな絶妙なバランスで配置されていました。

 

開発者たちは、武器セレクト画面の空欄というヒントを通じて、

「まだ何か隠されているのでは?」と

プレイヤーに気づいてほしかったのかもしれません。

 

しかし、当時のプレイヤーにとっては、

まさかアイテムがステージに隠されているとは夢にも思わなかったのです。

 

10年以上の時を経て、ようやく謎が解けた瞬間の、あのなんとも言えないスッキリ感。

これもまた、レトロゲームならではの素晴らしい体験です。

 

何度でもステージに挑める「優しい」新システム

 

ロックマン4』には、他にもプレイヤーを驚かせた新システムがありました。

 

それは、「一度クリアしたステージに、何度でも挑むことができる」というものです。

 

これまでのロックマンシリーズでは、

ボスを倒すとそのステージには二度と戻れませんでした。

 

そのため、ライフを全回復する「E缶」を4つ集めるためには、

「このE缶は、あのボスの武器がないと取れないから、ステージの攻略順はこうしよう」といった、緻密な計画が必要でした。

 

しかし、本作ではこのシステムが変更されたおかげで、

いつでも好きな時にE缶を取りに戻れるようになり、攻略の自由度が格段に上がりました。

 

この「何度でもステージに行ける」というシステムは、

もちろんE缶のためでもありましたが、

今思えば、隠しアイテムの取りこぼしを防ぐための、

開発者からの配慮だったのかもしれません。

 

シリーズ屈指のボリュームとバランス

 

ロックマン4』は、ゲームのボリュームも群を抜いていました。

 

前半のドクター・コサックのロボットたちを倒し、

いざエンディングかと思いきや、

まさかの「真の黒幕」ドクター・ワイリーが登場!

 

前半、後半、そして真の後半という、驚きの三段構成になっていました。

 

クリアするまでには、3時間もの時間を要するボリューム感。

 

しかし、難易度は前作までのような「暴れたくなるほど」のものではなく、

チャージショットや新アイテムのおかげで、比較的マイルドになっています。

 

アクションゲームの楽しさ、弱点を探す戦略性、そして隠されたアイテムの存在。

 

これらの要素が絶妙なバランスで融合し、プレイヤーを飽きさせません。

 

このゲームは、ファミコン末期に発売されたため、

スーパーファミコンの隆盛に埋もれてしまった感は否めませんが、

ファミコンでもこんなに素晴らしいゲームがあるんだぞ」と胸を張って言える傑作です。

 

今では、「PSNアーカイブ」や「バーチャルコンソール」で手軽にプレイできます。

 

さらに、ファミコンロックマン全作が収録された

ロックマンラシックス コレクション』も発売されています。

 

 

ロックマン4のまとめ

  • なぜ遊んでほしいのか?
    • シリーズの象徴「チャージショット」が初めて登場した、記念すべき作品だから。
    • 高難易度だった初期ロックマンと、後のシリーズの遊びやすさを繋ぐ、絶妙なバランスを体験できるから。
  • 何がそんなに面白いのか?
    • アクションの楽しさと、ボスの弱点を推理する戦略性、そして隠しアイテム探しのワクワク感が詰まっているから。
  • 今急いで買う理由ってあるの?

 

10年以上経ってから気づく衝撃の事実。

 

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