20分でたどり着く最終ステージ、90秒で散る絶望…『ダライアスツイン』はシューティングゲームの洗礼だ!

世の中には「偉大なゲームシリーズ」というものが存在しますよね。
どんなゲームの悪口を言われても許せるけど、このシリーズだけは許せない!
そんな、熱狂的なファンを持つ作品たちです。
ウィザードリィ、ドラゴンクエスト、ファイナルファンタジー、女神転生など、
好きすぎてつらい…と感じるほどの偉大なシリーズは数多くあります。
今回ご紹介するのは、
シューティングゲームの中でも絶大な存在感を放つ「ダライアス」シリーズが、
遂にスーパーファミコンに降臨した一本、『ダライアスツイン』です!
『ダライアスツイン』は、
1991年にタイトーからスーパーファミコン向けに発売された、
横スクロールシューティングゲームです。
「ダライアス」といえば、泣く子も黙るシューティングゲームの名作シリーズ。
その本家ダライアスが、スーパーファミコンで初めて遊べるようになったのが、
この『ダライアスツイン』でした。
「ツイン」という名前の通り、2人同時プレイが可能になるなど、
当時のダライアスファンにとっては待望の作品だったのではないでしょうか。
ゲームの目的は、
主人公の戦闘機「シルバーホーク」を操り、全7ステージを攻略していくことです。
ゲームシステムは
オーソドックスな横スクロールシューティングで、
『グラディウス』や『R-TYPE』に似たタイプのゲームでした。
このゲームの大きな特徴は、
パワーアップしたら、そのまま最後まで進めるという点です。
本来のシューティングゲームならば、
一度やられてしまうと最弱の状態で復活するものですが、
『ダライアスツイン』ではパワーアップした状態で復活できます。
これまでの「やられたら絶望的」という作品に比べれば、
かなり優しめの設計だったと言えるでしょう。
もう一つの特徴である「ボスが全て海洋生物」という点も、もちろん健在でした。
すべてのボスが海洋生物というこだわりは、遊んでいても圧巻の素晴らしさでした。
特に、「ダライアスと言えばシーラカンス」と呼ばれるほどの大人気キャラクターですから、出会えただけでも嬉しかったです。
(今作では夫婦で登場し、片方がやられるともう片方がブチ切れるという演出も最高でした。)
「ダライアス」という名前は聞いたことがあっても、
プレイしたことがない人もいると思います。
実は私も、ダライアスシリーズを初めて遊んだのが、この『ダライアスツイン』でした。
「サーガイア」という外伝的な作品は持っていましたが、
本家ダライアスは本作が初めて。
「ダライアスってハードルが高そう」と感じていた人にこそお勧めしたい、
まさに「ダライアス入門編」的な作品なのです。
優しさと鬼畜さの二面性!初見殺しの最終ステージ!
このゲームは、シューティングゲームというジャンルで言えば、
かなり優しい部類に入ると思います。
「パワーアップが残る」という優しすぎるシステムに加え、
「パワーアップアイテムを落とす敵が、逃げにくい」というのも特徴的でした。
本来のシューティングゲームでは、
パワーアップアイテムを落とす敵はすぐに逃げ去ってしまうため、
「出てくる敵は全て撃ち漏らしてはならない」というのがお約束でした。
しかし、今作の『ダライアスツイン』では、
パワーアップアイテムを落とす敵が決まっており、
その敵さえ逃がさなければ、ほぼ100%アイテムを取ることができます。
その敵もゆっくりと進み、かなりの時間漂ってくれるので、
ほぼ間違いなく撃ち漏らすことはありませんでした。
その結果が、「最強の状態になったら、ほとんど死ななくなる」という状況。
まるでRPGで最強装備を手に入れたら、ほぼ無敵になるような感覚です。
ただし、厳しいシステムもありました。
それが「コンティニュー無し」というシステムです。
常に最強の状態を維持できる代わりに、
「残機が無くなれば即ゲームオーバー」という設計になったのかもしれません。
とはいえ、オプションモードで残機を8まで増やすことができるため、
結局は他の作品の「コンティニュー3回まで」といったシステムと、
体感的にはそれほど変わらなかったかもしれません。
それでも、初めてプレイした時は
「コンティニュー無いんだ…」と衝撃を受けたのを覚えています。
ダライアス本家の、かなりの難しさを求めていた人にとっては、
少々物足りないかもしれませんが、
「ダライアスってどんなゲームなんだろう」と憧れていた人にとっては、
最高にお勧めできる作品だったのではないでしょうか。
巨大な自機に戸惑え!そして悪夢の最終ステージへ…
このゲームの自機は、
他のシューティングゲームに比べて、かなり大きめです。
例えるならば、小太りのおじさんといった感じでしょうか。
『グラディウス』などがスリムな機体だとすると、
『ダライアスツイン』はずんぐりむっくりです。
この大きめな自機に慣れるまでが、かなり大変でしたね。
今までの感覚で操っていると、すぐにやられてしまいましたからね。
「『グラディウス』だったら避けられたのに!」と、何度も悔しい思いをしました。
そのため、他のシューティングゲームよりも、かなり早めに避けるというのが、
この作品の最大の攻略法だったのかもしれません。
そんな優しいゲームにも、鬼のような一面が隠されていました。
それが、最終ステージの「バカみたいな難易度」です。
このゲームは、道中はかなりサクサク進みます。
1つのステージが3分ほどでクリアできるので、
最終ステージに行くまでには20分もあれば十分。
どのくらい簡単かと言うと、
久しぶりにプレイしても「最終ステージまで、ほぼノーミスで行ける」
これくらいの簡単さでした。
だから、「ダライアスって意外と簡単なんだな」と
油断していたプレイヤーも多かったと思います。
しかし、最終ステージの異常な難易度こそが、
『ダライアスツイン』が「ダライアス」の冠を付けて発売されても文句が出なかった
最大の理由だったと思います。
私は、最終ステージまでに残機が5という比較的多い状態でたどり着きました。
つまり、5回はやられても問題ないはず、と。
そして、90秒ほどで5回やられ、
呆然としてゲームオーバーになったのを覚えています。
それまで20分かけて4回程度のミスだったのに、
最終ステージでは90秒程度で5回ミスという、まさに瞬殺でした。
今までのステージは、
横スクロールシューティングの定石通り、
画面が横にスクロールしながら敵を迎え撃っていく感じでした。
しかし、最終ステージだけは、
最初から中ボスクラスの敵がごちゃ混ぜに襲ってきて、
もはや横スクロールすらしていません。
例えるならば、小さな部屋での撃ち合い。
「皆さんには殺し合いをしてもらいます」といった感じです。
このステージの酷さといったら、もう半端ありませんでした。
このゲームでは、復活からの無敵時間が短めに設定されているため、
瞬く間に残機が減っていきます。
その結果が、「最終ステージってどんな感じなんだろう?」と思っていた、
約90秒後にはゲームオーバー画面というわけです。
何が辛いかと言うと、
このステージに戻ってくるまでに、最低でも20分かかるということです。
20分かけてようやくたどり着いて、90秒で弾き返される。
こんなことを繰り返ししながら、
ちょっとずつですが滞在時間を延ばしていくのが大事でしたね。
ステージは極悪なのですが、
ボスはものすごく弱いというアンバランスさも、
このステージの印象を強くしているのかもしれません。
「『ダライアスツイン』ってどうなの?」こんな質問への答えは、
「最終ステージが異常」なのかもしれません。
「ダライアス」というシリーズだけを遊ぶ人もいるくらい、未だに大人気の作品です。
そんな偉大な作品をいきなり体験する前に、
この初心者向けの『ダライアスツイン』を遊ぶことを強くお勧めします。
最後のステージ以外は本当に簡単ですからね。
ダライアスの何がそんなに面白いのか?
この疑問を解消するには、
私自身もまだ未熟なので何とも言えないのですが、
遊んでいてもストレスをあまり感じることがないのは本当にすごいと思いました。
ゲームの音楽が素晴らしいというのは、
シリーズに共通している特徴なので、ぜひ一度は聴いてみてはいかがでしょうか。
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