モノノフ的ゲーム紹介

モノノフ的にいろいろなゲームを解釈して行きます

クラックス 大きなエックスを作りましょう

5×5が織りなす中毒性

 

[シンプルなゲームながら、戦略性も大事]

[クラックス  ハドソン  ファミコン]

1990年発売  ジャンル 落ちものパズル  参考価格700円

 

記事のネタバレ度  普通

攻略に必要なプレイ時間  5時間

このゲームに対する世間の評価  遊べば解かるとんでもない中毒性

どんな人におすすめ?  濃厚なパズルゲームが好きならおすすめ

バーチャルコンソールで配信なし

 

 

昔のゲームというのは

ゲームを遊ぶプレイヤーの事を

あまり考えていなかった時代だと思います。

 

なにせ、出せばゲームが大ヒットする時代でしたから

そんなに親切にしなくても良かったのでしょうね。

 

今の時代でしたら

完全にクソゲー扱いされてしまうほどの不親切でした。

 

 

そんな時代なので

親切なレトロゲームに出合うと、心から嬉しくなってしまいます。

 

「この時代に、よくぞ優しくしてくれた!!」です。

 

 

そんな今回の、遊ぶプレイヤーの事を思っていると感じた 名作パズルゲーム

クラックスの感想です。

 

 

 

クラックスとはどんなレトロゲーム

 

このクラックスですが

1990年にハドソンから発売された

ファミコン用のパズルゲームでした。

 

このゲームの凄い所は

メガドライブ、PCエンジン、ゲームボーイファミコン

沢山の機種に移植されていて。

 

どの機種でも、それなりにヒットしているという事です。

 

 

そんなクラックスの目的は

 

決められたお題をクリアする事によって

次のステージへ進めていき

 

全てのステージをクリアするのが目的でした。

 

 

ゲームの基本ルールは

 

5×5という決められたフィールドに

 

沢山のカラフルなパネルを並べていき

 

パネルを消していくという物でした。

 

縦、横、ななめに

「同じパネルを三枚並べると消える」というルールの元に

 

目標に設定されている得点を達成する

 

規定の枚数のパネルを消す

 

決められたラインを消す

 

なんて感じで、そのステージごとのお題が課せられていました。

 

お題のクリアを目指しながらも

好きな様に遊ぶというのも面白かったですね。

 

色とりどりのパネルは

勝手に上から振ってくるのですが。

 

最大5枚まで貯留出来るようになっていまして。

 

「赤色のパネルで巨大なラインを組みたいから、赤は貯めておこう」といった

自分なりの戦略も出来るようになっていました。

(どの色をメインに、ステージを組み立てていくのかを考えるゲームでした。)

 

マスを貯められる事によって、

戦略性が大幅にアップする。

 

こんな素晴らしさがありました。

 

 

そんな、どの機種でもそれなりに愛されていた

まさに国民的なパズルゲームなのでした。

 

 

 

クラックスの感想でもあり レビューでもあり

 

[ビックエックスという魔性の技]

 

このクラックスというゲームで、

絶対に外すことが出来ない要素が。

 

大きなエックスを作るという目標です。

 

斜めに三枚のパネルを並べると高得点です。

 

更にVの字にパネルを並べると高得点です。

 

その究極こそが

ビックエックスというXにパネルを並べる事なんですね。

 

なにせ、25枚しか並べられない小さなフィールドなのに。

 

大きなエックスを作る様に

同じ色のパネルを並べなければいけない訳ですからね。

 

このビックエックスを作る

壮大な目標があるからこそ、皆がクラックスに熱中したと思います。

ぷよぷよで限界まで連鎖を追い求めるかのように、ビックエックスを作ります。)

 

 

そして、このビックエックスには

もう一つの嬉しい効果がありました。

 

それが、ステージを大幅にワープできるという物でした。

 

なんでも、このゲームは100面まであるらしいのですが

一つ一つのステージが難しく出来ています。

 

そんなステージを、丸ごとワープして

後半のステージまで行ける効果がありました。

 

ワープが出来るステージでは

シークレットワープと出ますので

是が非でもビックエックスを完成させなければいけません。

 

ご褒美でもあり、

最大の罠が待ち受けていましたので。

 

「お題は簡単にクリア出来るけど、ビックエックスの為に無視をする」というのが

このゲームの不思議な中毒性を物語っていましたね。

 

 

普通のステージでも、

最高得点を貰う事が出来るので。

 

とにかくビックエックスを目指すのが黄金パターンでしたね。

 

 

パズルゲームを楽しむんじゃない

 

いかにビックエックスを作るのかを楽しむんだ

 

こんな豪快さがありましたとさ。

 

 

 

クラックスのまとめ

 

なぜ遊んでほしいのか?

 

ぷよぷよの様な感覚でありながら

パネルを貯留できるというのは

パズルゲームとしては斬新でしたね。

 

 

なにがそんなに面白いのか?

 

このゲームはコンテニューが無制限ですし

 

序盤のステージでは、

クラックスの基本ルールを分かりやすく説明する為に

簡単なステージ構成になっていました。

 

ですので、

プレイして直ぐ、ゲームにとけこむことが出来ました。

 

ゲームの遊び方を、ステージを通して教えてくれる

こんな優しさが最高なのでした。

 

 

今急いで買う理由ってあるの?

 

当時は「難しいゲームが正義」みたいな風潮でしたが。

 

遊ぶプレイヤーの事を真剣に考えていた

素晴らしい作品だと思いますね。

 

優しいシステムと中毒性の高いゲーム性

 

そんな素晴らしさが、このクラックスの魅力でしょうね。

 

 

沢山の機種で発売されている 

 

それにはちゃんと理由があった

 

クラックスって凄いね。

 

 

今日も

モノノフ的ゲーム紹介をお読みくださりありがとうございました

 

お題そっちのけでビックエックスを作るゲーム

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