戦車に乗れば世界が変わる！『フロントライン』があなたを戦場の悪魔に変える！
アーケードゲームの金字塔といえば、
『メタルスラッグ』を思い浮かべる方も多いでしょう。
駄菓子屋の軒先にさえ置いてあったという
「ゲームセンターの王様」は、その過激なバイオレンス描写で、
多くの子供たちを熱狂させました。
マシンガンやミサイルをぶっ放し、戦車で敵を蹴散らす爽快感は、まさに唯一無二。
そんな『メタルスラッグ』のような、
過激で爽快な戦争アクションが、
ファミコンというメルヘンな世界にも存在したとしたら？
そう、あったんです！
ファミコン世代のあなたに贈る、隠れた名作…それが、
今回ご紹介する『フロントライン』です！
ファミコンに降臨したバイオレンスアクション！『フロントライン』とは？
1985年、タイトーからファミコンに移植されたアクションゲーム、
それが『フロントライン』です。
元々はアーケードゲームとして人気を博した本作は、
プレイヤーが勇敢な兵士となり、敵陣深くに突入し、
最終的に敵の司令官を撃破することを目指します。
ゲームシステムはシンプルながら、
当時の戦争アクションゲームの系譜を受け継ぐもの。
戦場を舞台にした本格アクションが楽しめます。
あなたの武器は、「ライフル」と「手りゅう弾」のみ。
しかも、ライフルは連射が効かないため、
一発一発の重みを感じながら、
いつ死んでもおかしくない緊迫感の中で戦い抜くことになります。
まさに、やるかやられるかの極限状態！
そんな、たった一人の貧弱な兵士に、最高のチャンスが訪れます。
それこそが、『フロントライン』の面白さの90％を占める「戦車の操縦」なのです！
戦車に乗れば世界が変わる！へっぴり腰兵士から戦場の悪魔へ！
それまで、敵から見れば取るに足らない、
へっぴり腰の貧弱な兵士だった主人公が、突如として戦車を奪い、戦場を蹂躙し始める！
この瞬間、ゲームの世界はガラリと変わります。
狙われる者から、狙う者へ！
貧弱な兵士から、全てを支配する圧倒的な強者へ！
生身の状態では、敵の銃弾がかすめただけで命を落とすか弱い存在。
しかし、ひとたび戦車に乗り込めば、
あなたはまさに「戦場の悪魔」へと変貌を遂げます。
戦車から放たれる砲弾は、まさにストレス解消の極致！
これこそが『フロントライン』が提供する、
最大のバイオレンスエンターテイメントなのです！
「戦車の二度乗り」が解き放つ無限の爽快感！
この『フロントライン』、
通常であれば敵の攻撃に一度でも当たれば即死という、かなりシビアな難易度です。
しかし、戦車に乗っていれば、一度だけ攻撃に耐えることができます。
敵の攻撃を受けると戦車は煙を吹き、
あなたは脱出を余儀なくされます。
まるで「どんな最強の戦車でも、いつかは壊れる」という現実を
突きつけられるかのようです。
しかし、ここからが伝説の始まり！
なんと、煙を吹いた壊れた戦車に、もう一度乗り込むことができるのです！
そして、驚くべきことに、一度降りて乗り直した戦車は、
まるで新品のようにピカピカに復活するではありませんか！
つまり、これはほぼ「永久に死なない」ことを意味します。
- 戦車を攻撃される
- 戦車から煙が噴き出す
- 急いで戦車から降りる
- 壊れた戦車に乗り込む
- 戦車がピカピカに復活！
この「戦車の二度乗り」という秘技を知った瞬間、
『フロントライン』の世界は、文字通りガラリと変わります。
通常、裏技を知ってしまうとゲームの面白さが半減しがちですが、
『フロントライン』に限って言えば、
この裏技こそがゲームの真の魅力を引き出す「華」となるのです。
なにせ、主人公は素の状態では最弱の兵士。
そんな彼が、大好きな戦車にいつまでも無制限に乗っていられる。
この無限の爽快感こそが、
『フロントライン』を隠れた名作に押し上げた最大の理由と言えるでしょう。
無限ループとスコアアタック！終わらない戦場のドラマ
本作は、昔ながらの「無限ループ」系のゲームです。
ステージ構成は全く同じですが、
あなたはひたすらに敵を倒し、スコアを稼ぎ続けることができます。
戦車の裏技を使えば、サクサクと進むことができるので、
もしかしたら少し物足りないと感じる方もいるかもしれません。
しかし、これは「ストレス解消のスコアアタックゲーム」だと割り切って、
思う存分暴れまわってほしいのです。
無限に遊べるからこそ、当時の開発者は難易度を高めに設定し、
プレイヤーに長く遊んでもらおうとしたのかもしれません。
戦車の裏技を知ることで、その意図とは異なる楽しみ方が生まれたのも、
またレトロゲームの奥深さと言えるでしょう。
今こそ『フロントライン』をプレイする理由！
最初は「しょぼいゲームだな…」と感じるかもしれません。
しかし、ステージに置かれた戦車に乗り込んだその瞬間、
あなたの感想はきっと変わるでしょう。「このゲームは名作だったんだ！」と。
ライフルを撃ち、手りゅう弾で敵基地を破壊し、
そして戦車に乗って「戦場の悪魔」と化す！
この圧倒的な爽快感こそが、『フロントライン』最大の魅力です。
ストレス解消にはもってこいの作品と言えるでしょう。
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