モノノフ的ゲーム紹介

モノノフ的にいろいろなゲームを解釈して行きます

ドラベース・ドラマチックスタジアム ドラえもんの世界でファミスタを濃厚に楽しむ

これぞ「ドラえもんファミスタ」! タッチペンで野球を制覇せよ!

最新のゲームをプレイしているのに、

ふと、懐かしいレトロゲームの記憶が蘇る時ってありますよね。

 

ニンテンドーDSを遊んでいるはずなのに、

頭の中ではファミコンが鮮明に再生されている。

 

そんな不思議な感覚を、私は今回ご紹介するゲームで体験しました。

 

あの頃、誰もが熱狂した『ファミスタ』が、まさかのドラえもんの世界で蘇る。

 

今回は、懐かしさと新しさが奇跡の融合を果たした名作、

ドラベース・ドラマチックスタジアム』の感想です。

 

 

ファミスタ」と「ウルトラベースボール」の夢のコラボ

 

ドラベース・ドラマチックスタジアム』は、

2007年にバンダイナムコから発売された、ニンテンドーDS専用の野球ゲームです。

 

人気漫画『ドラベースドラえもん超野球外伝』をゲーム化した本作は、

ドラえもんの世界観と、往年の野球ゲームが融合した、まさに夢のような作品でした。

 

ゲームのシステムは、バンダイナムコが手がけただけあって、

まんま『ファミスタ』です。

 

しかし、ただのファミスタではありません。

  • 各キャラクターに用意されたド派手な必殺技
  • 「ビックライト」や「ころばしや」といった、おなじみのひみつ道具

 

これらの要素が、試合をよりエキサイティングなものへと変えてくれます。

ファミスタとは一味違うんだぞ!」という、開発陣の熱い想いが伝わってきました。

 

 

打って、打たれて、また打つ! 大味なバランスが最高に熱い

 

このゲームを簡潔に表現するなら、「打高投低」。

つまり、ガンガン打って、ガンガン打たれる、豪快な野球ゲームです。

 

必殺技を使えば、簡単にホームランを打つことができ、

まるで『ウルトラベースボール』のように、ド派手な演出が楽しめます。

 

しかし、その代わり、相手チームもガンガン打ってきます。

 

ストレートを投げれば、ほぼ確実に打たれる。

そのため、いかに変化球を駆使して相手を抑えるかが重要になります。

 

ファミスタでおなじみの「バットに当たらないフォークボール」を使いこなし、

満塁で強打者を迎えた時の、あの手に汗握る駆け引き。

 

「打てる快感」と「打たれる絶望」が交互に襲ってくる、

この大味なバランスこそが、このゲームの中毒性の秘密でした。

 

 

タッチペンで打球の方向を操る、玄人好みのシステム

 

野球ゲームに詳しくない人にはピンとこないかもしれませんが、

このゲームの隠れた魅力は、

「打球の方向をタッチペンで決められる」という斬新なシステムです。

 

これまでの野球ゲームでは、

バットを振るタイミングで打球の方向が決まっていました。

 

しかし、本作では、あらかじめ打ちたい方向をタッチペンで指定することで、

自由自在に打球を操ることができます。

 

この玄人好みのシステムが、試合に深い戦略性を生み出しています。

  • 「ランナーを進めたいから、あえて右に打とう」
  • 「ホームランを狙うなら、この方向に打とう」

 

状況に応じて、最適な打球の方向を瞬時に判断する。

この駆け引きが、ゲームをさらに面白くしていました。

 

 

なぜ、今このゲームをプレイするべきなのか?

 

ニンテンドーDSで、

あの懐かしい『ファミスタ』と、ド派手な『ウルトラベースボール』を同時に楽しめる。

これ以上の贅沢があるでしょうか?

 

ドラベース・ドラマチックスタジアム』は、

見た目の可愛さとは裏腹に、

野球ゲームとしての骨太な面白さもしっかりと兼ね備えています。

 

ガンガン打てる快感。そして、それを0点に抑えられた時の達成感。

 

このシンプルな面白さこそが、このゲームの最大の魅力です。

 

ドラえもん好きも、ファミスタ好きも、どちらも楽しめる。

それが、今すぐこのゲームを買う理由です。

 

 

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