モノノフ的ゲーム紹介

モノノフ的にいろいろなゲームを解釈して行きます

カコマナイト 陣取りゲームの初心者にこそお勧め

魔法のチョークで世界を救い出せ

 

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[遊び人が二人 サビでボロボロのロボットが一体  そんな駄目な世界]

[カコマナイト  データムポリスター  スーパーファミコン]

1992年発売  ジャンル 陣取りゲーム  参考価格420円

 

記事のネタバレ度  高め  

攻略に必要なプレイ時間  30分

このゲームに対する世間の評価 駄目人間だからこそ 生き残れる世界もある

どんな人におすすめ?  陣取りゲームが好きなら遊んでほしいな

バーチャルコンソールで配信無し

 

 

レトロゲームのどこが魅力ですか?という質問があると思いますが

未だに分かりませんね。

 

最新のゲームを遊べば

最高に面白いというのは、分かっています。

 

しかし、どうしてもレトロゲームを遊びたくなってしまいますね。

 

もはや生活の一部なのかも知れませんね。

 

 

そんな今回の、レトロゲームでしか味わえない 陣取りゲームをあなたに

カコマナイトの感想です(*’▽’)

 

 

 

カコマナイトとはどんなレトロゲーム

 

このカコマナイトですが

1992年にデータムポリスターから発売された

スーパーファミコン専用の陣取りゲームでした。

 

ゲームの目的は

全ての国民が働き者だった、とても幸せな世界が

魔法使いによって、なまけものだけの世界にされてしまった。

そんな世界を

元からなまけものだった「駄目な主人公たち」を操って

魔法のチョークを使用しながら、救い出していくのが目的でした。

 

ゲームのシステムは

オーソドックスな陣取りゲームで

似たタイプのゲームで言いますと

「クイックス」や「ヴォルフィード」に似ていましたね。

 

 

そもそも、陣取りゲームとはなんですか?と思いますよね。

 

陣取りゲームとは

線を引いた部分が、自分の陣地になって行きまして。

 

ステージ事に決められた

陣地を取ることが出来ればゲームクリアでした

 

イメージとしましては

「お菓子のようかんを、爪楊枝で切っていく」こんな感じでしょうかね。

 

ステージには、こちらを邪魔する

敵キャラクターや大きなボスが居まして

その敵を上手くよけながら、効率的に線を引くのが目的で。

 

陣地を取った場所に、宝箱が隠されていれば

残機がアップしたり

移動スピードが上がるなどします。

 

大ピンチだとしても

一発逆転のアイテムに助けられることも有りました。

 

ですので、常にドキドキしながら楽しめたのは良かったですね。

 

 

陣取りゲームと言うのは

硬派な難易度が売りなのですが

今作は、比較的簡単にゲームになっておりますので。

 

「陣取りゲームって、なんか難しそう」と思っていた人にこそ遊んでほしい

お手軽な作品なのでした。

 

 

 

カコマナイトの感想でもあり レビューでもあり

 

[キャラクターによって、難易度がガラリと変わる?]

 

このゲームですが

働き者ばかりの幸せな国が

魔法使いの呪いによって、「なまけものばかりの地獄の様な国にされる」という

イカレタ物語の始まりでした。

 

こんな危機的状況を打破するべく

国中を探してようやく見つかったのが

伝説の勇者さま…ではなく

遊んでばかりの駄目人間という訳です。

 

駄目人間だったからこそ

なまけものの呪いにも免疫力があったわけです。

 

遊び人の青年 

遊び人の女の子 

さびだらけでボロボロのロボット 

 

こんなキャラクター三人の中から1人を選んで

大冒険に出かけるという作品でした。

 

私は最初に、ロボットを選びました。

大抵のゲームでは、ロボットの主人公を選んでしまうんですよね。

サガフロンティアでもそうでした)

 

すると、めちゃくちゃ遅いんです。

 

流石ボロボロのロボットです。

 

まったく進んでくれません。

 

そして直ぐにゲームオーバーになりました。

 

 

次に、青年を選んでみました。

 

おそらく、カコマナイトの正式な主人公は、この青年だと思います。

 

そして、ロボットよりも、格段に足が速いので

どんどんクリア出来ました。

 

それでも、半分位でゲームオーバーになりました。

 

 

最後に選んだのが女の子です。

「女の子だから中間位かな」とも思ったのですが

まさかの圧倒的なスピードでしたね。

 

今までは、ボスの攻撃にびくびくしながら進んでいたのに

まさかの、圧倒的なスピードで、駆け抜けましたからね。

 

そのままエンディング画面まで行けました。

 

 

普通は主人公が一番簡単なものなのですが

このゲームに関して言えば、「萌えキャラが一番」という

時代を先取りしすぎた作品でしたね。

 

この女の子の存在が

硬派な難易度を誇る、陣取りゲームをマイルドにしてくれた

最大の功労者だったのかも知れません。

 

 

 

[他のゲームに比べれば、かなり短いステージ]

 

クイックスという作品も

ヴォルフィードという作品も

かなりの時間遊ぶことが出来ました。

 

エンディング画面を見るために

1時間以上は確実に掛かったと思います。

 

しかし、今作のカコマナイトは

わずか30分でクリアすることが出来ました。

 

遊んでいたときも

「まさかこれで終わる訳ないよね?」なんて思っている内に

あっという間に終っちゃいましたね。

 

なんでも、ゲームに慣れてくると

15分ほどでクリア出来てしまうそうで

数ある陣取りゲームの中でも、最速の作品だったかも知れません。

 

まあ、そのぶん主人公が3人いますので

その部分でバランスを調整していたと思います。

 

あと10分

ステージでいうと5ステージ位は遊びたかったなと言うのが

正直な感想でしたね。

 

そのぶんサクッと遊べますので

陣取りゲーム初心者にとっては、逆に良かったのかも知れません。

 

 

 

カコマナイトのまとめ

 

なぜ遊んでほしいのか?

 

陣取りゲームという硬派なジャンルは

今の時代ではほぼ遊ぶ事ができません。

 

レトロゲームでしか味わえない

ハラハラドキドキをお楽しみください。

 

 

なにがそんなに面白いのか?

 

ただステージに線を引くだけなのに

どうしてこんなにも楽しいのでしょうかね。

 

ギリギリのラインを攻めて、大幅に陣地を取るもよし

びくびくしながら、安全に陣地を取るもよし

中毒性抜群の作品なのでした。

 

 

今急いで買う理由ってあるの?

 

このゲームは、アーケードゲームだったそうですが

アーケードゲームだったからこそ、短めに作られていたのかも知れません。

 

短いながらも、遊び応えは充分でしたので

「陣取りゲームとはなんですか?」という人は

このゲームをきっかけに、ディープな世界に飛び込んでみてはいかがでしょうか。

 

 

今日も

モノノフ的ゲーム紹介をお読みくださりありがとうございました

 

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