モノノフ的ゲーム紹介

モノノフ的にいろいろなゲームを解釈して行きます

優秀な将棋ゲームでもあり バカな将棋ゲームでもある 名人戦

相手と盤面を交換!?『桃太郎電鉄』も顔負けの奇抜な将棋ゲーム『名人戦』の狂った魅力に酔いしれろ!

将棋ゲームと聞くと、誰もが一度は経験するであろう行為がありますよね。

 

自分が劣勢に立たされた時、

「今の、なかったことにしてくんない?」と相手に頼む「待った」。

 

あるいは、もはや勝負にならないと悟った時に、思わず盤をひっくり返して台無しにする「盤投げ」。

 

これらは将棋において、絶対にやってはいけない行為とされています。

 

しかし、もしそれらを凌駕する、

もっとひどい「最低」な行為がゲームでできてしまったら?

 

それどころか、その「最低」な行為が、

とんでもない面白さを生み出していたとしたら?

 

そんな常識をぶち破る将棋ゲームが、

1988年にSNKから発売されたファミコンの『名人戦』です。

 

この記事では、「優秀な将棋ゲーム」でありながら、「バカゲー」としても楽しめる、

この名作の狂った魅力について熱く語らせていただきます。

 

 

詰め将棋も充実!真面目な将棋ゲームとしての『名人戦

 

格闘ゲームでおなじみのSNKが手掛けた『名人戦』は、

実はとてもまじめで優秀な将棋ゲームです。

 

名人や将棋好きの女の子など、

様々な相手と対局できる「対局モード」はもちろんのこと、

他にも充実したモードが用意されていました。

  • 名人同士の戦いをじっくり楽しめる「観戦モード」
  • プレイヤーの熱戦を振り返る「再現モード」
  • そして、将棋好きにはたまらない「詰め将棋モード」

 

特に詰め将棋モードは、

「三手詰み」「五手詰み」「七手詰み」と難易度別に分かれており、

自分のレベルに合わせて上達できるという優れもの。

 

ファミコンながらも思考時間は短めで、

本格的な将棋を気軽に楽しめる、当時としては非常に完成度の高い作品でした。

 

しかし、このゲームには、その真面目さからは想像もつかない、

とんでもない「遊び方」が隠されていたのです。

 

 

盤面を入れ替える!?まさかの「バカゲー」システムに衝撃!

 

将棋を指していて、自分が負けそうになった時、

あなたは盤をひっくり返したくなるかもしれません。

 

しかし、この『名人戦』では、そんな生ぬるいことはしません。

 

なんと、自分と相手の盤面を入れ替えることができるのです!

 

自分が大ピンチの局面でも、この技を使えば、たちまち相手が大ピンチに。

 

まさに、『桃太郎電鉄』で、

最強の「えんま大王」と最弱の「赤鬼」を入れ替えてしまうような、

ゲームバランスを根底からひっくり返す、無茶苦茶なシステムでした。

 

どんなに最強の名人を相手にしても、

劣勢になったら盤面を交換してしまえばいい。

 

この「狂った」システムは、多くのプレイヤーに衝撃を与えました。

 

 

バカゲー」が「神システム」に!将棋が上達する驚きの遊び方

 

この「バカゲー」としか思えないシステムが、

実は将棋の腕前を上げるための最高のトレーニングツールにもなっていた、

というのがこのゲームのすごいところです。

 

自分がどうにもならないと諦めていた局面でも、

名人と盤面を交換することで、

名人がそこからどう切り抜けていくかを学ぶことができます。

 

「ああ、この一手があったのか!」

 

名人の打ち筋を間近で見ることで、

自分の将棋の知識とレベルが上がっていく。

 

そして、また自分が劣勢になったら、

名人との盤面を入れ替え、その手筋を真似てみる……。

 

バカゲー」として笑って遊んでいるうちに、自然と将棋が上達していくという、

まさにタイトル通りの「名人戦」でした。

 

どんなに盤をめちゃくちゃにしても、

気づけば名人はまた優勢な局面を作り出している。

 

そんな名人の偉大さを感じさせてくれる、ユニークな将棋ゲームなのです。

 

 

まとめ:なぜ今、『名人戦』を手に取るべきなのか?

 

名人戦』は、ただの懐かしいレトロゲームではありません。

  • 将棋盤を交換できるという、常識をぶち破った唯一無二のシステム。
  • 詰め将棋など、真面目な将棋ゲームとしても完成度が高い
  • バカゲー」としても楽しめる、そのギャップの面白さ。
  • 名人との盤面交換を通じて、将棋の腕前を上げることができる教育的要素も!

 

「優秀な将棋ゲーム」でありながら、

その奇抜さから「バカゲー」とも呼ばれるこの迷作。

 

「自分と名人の盤面を入れ替える」という、狂った遊び方を、

ぜひ一度体験してみてください。

 

 

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