まさに悪魔的な戦い方
[めちゃくちゃなパスワードでもゲームが出来るゲーム そんな事実]
1990年発売 ジャンル RPG 参考価格400円
記事のネタバレ度 普通
攻略に必要なプレイ時間 15時間
このゲームに対する世間の評価 相手をぼこぼこにする 正義のヒーロー
どんな人におすすめ? 仲間集めが好きなら最高です
バーチャルコンソールで配信無し
仲間を集めるゲームというのは
どうして、あんなにも楽しいのでしょうか。
様々なバリエーションの仲間を沢山集めて
どの仲間で、ダンジョンに潜っていくのか?を考える時間も最高です。
しかし、そんな概念をぶち壊すゲームがあったんです。
「仲間にしたキャラクター全部で戦えばいいじゃん♪」
そんな今回の、相手は1人 こっちは13人 どちらが悪魔だ?
悪魔くんの感想です(*’▽’)
この悪魔くんというゲームですが
1990年にバンダイから発売された
ファミコン専用のRPG作品でした。
「水木しげる」さん原作の、アクション漫画で
「ゲゲゲの鬼太郎か、悪魔くんか…」と言われるくらいの人気漫画でした。
そんな悪魔くんの、待望のゲーム化作品でした。
ゲームの目的は
一万年に一人生まれてくると言われている、伝説の悪魔くん。
そんな、悪魔くんであると認められた少年が
各地に潜んでいるといわれる、仲間の12使徒を探し出し
世界の平和の為に戦っていく…という
なんとも熱い展開の作品でした。
ゲームのシステムは
シンプルなRPGなのですが
仲間が12人も居るという、なんとも凄いゲームでした。
各地には、「使徒」と呼ばれる仲間が居まして
その使途を探しながら、冒険を進めて行きます。
基本的にはお使いゲームなのですが
全国各地を飛び回りますので、世界旅行をしている様な感じになれました。
出てくる敵の数が2匹くらいなのに
こちらは、悪魔くんと12人の仲間ですからね。
こんなにも、敵をぼこぼこに出来るゲームは、他にないのでは?というくらいの
圧倒的な戦力でしたね。
世界平和の為に、世界各地を飛び回る
壮大すぎるRPGなのでした。
悪魔くんの感想でもあり レビューでもあり
[パスワードを適当に入れて遊ぶ]
昔のゲームと言うのは、パスワード方式でした。
皆さんも、パスワードのメモを失敗して
絶望した事が何度もあったと思います。
そんな体験を、何度も、何度も、何度も繰り返して
大人になっていくんですよね…。
そんなパスワード方式を
最大限に楽しめるのが、今回の悪魔くんなんです。
このゲームでは、適当にパスワードを入れて
最後の文字を変えていくだけで、ゲームが始まるというバグ技が存在しました。
1、2、3…みたいな感じで
正解のパスワードに当たるまで最後の文字を変えていくんです。
それまでのパスワードは、全て適当で構いません。
最後の文字を変えていくんです。
そうすると
レベルが1なのに仲間が全員居るとか
重要アイテムを全部持っているのに仲間がいないなど。
普通に遊んでいては、絶対に起こりえないであろう
色々と面白い状況で、ゲームを再開する事が出来ました。
そんな中でも、特に嬉しかったのが
「魔法を全部覚えている」というパスワードでした。
このゲームでは
パズルゲームの様に
自分で文字を並べて「新たな魔法を覚えていく」という
独特なゲームシステムでした。
そんなゲームシステムでしたので
あらかじめ、全部の魔法の文字をノートにメモっておきまして。
ちゃんとしたデータを進める時に
魔法を覚えていけるという
悪魔くんならではの利点があったんですよね。
そんなゲームだったので
適当なパスワードを打ち込んで、魔法をメモる
適当なパスワードを打ち込んで、魔法をメモる…の繰り返しで
冒険の準備をするのが最高でしたね。
[敵が猛烈に強い…強すぎる]
このゲームの売りは、仲間が最高に多いという事です。
なので、戦いが楽勝なのでは?と
ゲームをプレイする前は思っていました。
しかし、そんな簡単なゲームならば
苦労はしないんですよね。
このゲームでは
最初の雑魚敵ですら、めちゃくちゃ強いです。
というか、こちらの仲間が、めちゃくちゃ弱いんですよね…。
確かに、強力な仲間も存在するのですが
そんな仲間程、後半に仲間になりますので。
最初のころは戦闘が本当に辛く
コツコツとレベルアップの時間に割かなければいけないのが
少し残念なところでした。
後半になって、12使徒全員を仲間にすると
いくらかは冒険が楽になるのですが。
それまでが、とてつもなく辛いシステムでもありました。
更に困ったシステムがありまして
仲間には「機嫌」という要素がありました。
この機嫌は、一緒に戦闘をすると
どんどん下がって行きまして
こちらの言う事を、まったく聞かなくなっていきます。
この機嫌を回復させるために
「ソロモンの笛」というアイテムが存在するのですが。
自分で戦うよりも
ソロモンの笛を吹いている方が多かったのでは?というくらい
頻繁に使用しなくてはいけませんでしたので。
この部分でも、戦闘バランスの悪さに拍車を掛けていましたね。
1人対13人なのに、戦闘は互角になってしまう。
そんな所が調整されていたら
悪魔くんのまとめ
なぜ遊んでほしいのか?
水木しげる作品のゲームは名作が多いのですが
この悪魔くんに関しても、文句無しでお勧めできます。
ゲームのバランスが、かなり大雑把なのですが
それでも遊んでほしい作品でしたね。
なにがそんなに面白いのか?
じつはこのゲームでは
「みずきしげる」とパスワードを入れると最強の状態で
最初からゲームを始めることが出来ました。
なので、今から悪魔くんのストーリーを楽しみたい人も
みずきしげると打ち込むだけで
簡単に濃厚なストーリーを味わえるのでした。
ストーリーだけでも楽しみたい
そんな欲張りな方は、この裏ワザでお楽しみください。
今急いで買う理由ってあるの?
キャラクターゲームという事もあり
バーチャルコンソールでは配信されていません。
だったら、実機で遊ぶのが正解ですよね。
幻想水滸伝みたいなゲームが好き
それこそが、今急いで悪魔くんを買う理由なのかもしれません
今日も
モノノフ的ゲーム紹介をお読みくださりありがとうございました
仲間を集めて、圧倒的な戦力で敵を倒す………までが結構大変 でも好き
それこそが、今急いで400円で買う理由です
こちらから購入できます