モノノフ的ゲーム紹介

モノノフ的にいろいろなゲームを解釈して行きます

飛龍の拳2・ドラゴンの翼の感想 ゲームの売りをあえて否定する

アクションが売りなのに、アクションを否定する?

 

f:id:retogenofu:20160303173257j:plain

[他の飛龍の拳もやってみたくなる  そんな名作ゲーム]

[飛龍の拳2・ドラゴンの翼  カルチャーブレーン  ファミコン]

1988年発売  ジャンル アクションRPG  参考価格600円

 

記事のネタバレ度  普通

攻略に必要なプレイ時間  4時間

このゲームに対する世間の評価  飛龍の拳は結構人気でしたよね

どんな人におすすめ?  格闘技とRPGが好きなら最高におすすめ

バーチャルコンソールで配信なし

 

 

学生の頃、学校の図書館で

赤川次郎さんの「三毛猫ホームズ」を読んでいました。

 

その時にとても斬新だったのが

メインの面白さを否定していた事でした。

 

三毛猫ホームズと言う作品は、推理小説です。

 

推理小説のメインの面白さは

犯人やトリックを探すことだと思います。

 

ではどうやって否定したのか

全てのトリックを「幽霊のせい」にしたんです。

 

幽霊がトリックを起こして、幽霊が事件を巻き起こす。

 

こんな斬新さでした。

 

しかし、その話はとても面白く

メインの面白さを否定したのに、それでも面白いなんてとビックリしました。

 

まさに、天才だと思いましたね。

 

 

そんな今回の、メインの面白さを否定しても、それでも面白い名作ゲーム

飛龍の拳2・ドラゴンの翼の感想です(*’▽’)

 

 

 

飛龍の拳2とはどんなレトロゲーム

 

この飛龍の拳2ですが

1988年にカルチャーブレーンから発売された

ファミコン専用のアクションゲームでした。

 

ゲームの目的は

魔界の大王である大魔神を倒すために

各地に居る、5人の龍戦士が力を合わせて戦っていく…こんなあらすじでしたね。

 

ゲームのシステムは

ステージの移動は、アクションゲームのシステムで

ボスとの対戦は、一転して格闘ゲームという斬新なシステムでした。

 

アクションステージで、情報収集や技を教えて貰い。

 

ステージのクリア条件を満たしたら

次のステージへと移っていくという流れでした。

 

アクションステージには

雑魚敵や、敵の刺客がいまして

ここでレベルを上げて、ボス戦に備えるというのも大事な戦略でしたね。

 

 

パスワード方式が採用されていまして

コツコツと進めながら遊べますので

今の時代に遊んでも、あまりストレスを感じる事が無かったのも好印象でした。

 

ド派手な姿に変身して戦うという

ヒーロー漫画チックなノリも楽しいので

特撮好きならば、更に楽しめる作品なのでした(^◇^)

 

 

 

飛龍の拳2の感想でもあり レビューでもあり

 

[アクションゲームが苦手なのですが…と言う人の為のゲーム]

 

このゲームですが

基本はアクションゲームなのですが

格闘ゲームの様なバトルを楽しむゲームでもあります。

 

頭、胴体、足元

こんな場所にマークが「ピコン!!」と出てきますので

このマークが出現した瞬間に、攻撃や防御ができます。

 

しかし、このタイミングが難しく

かなりのアクションテクニックが必要でした。

 

そんなシステムは

厄介でもあり、セールスポイントでもあるんです。

 

当時にしてみたら

こんなにも、格闘ゲームに近いシステムのゲームは無かったために

上手い人にとっては、最高のゲームだった訳ですね。

 

 

しかし、アクションテクニックが無い人もいますよね。

 

そんな人達の為に用意されていたのが

RPGモードでした。

 

このRPGモードは

アクションのシステムを無くして

コマンド選択で戦うことが出来る

なんとも素晴らしいシステムが、搭載されていたんですね。

 

マークが出たら「攻撃する」のコマンドが

敵が攻撃したら「防御をする」のコマンドが出てくれます。

 

このコマンドに従って戦う事で

あんなにも強力だったボスたちを

いとも簡単に倒すことが出来まして

 

「ゲームのイベントシーンを観たいのに、ボスが強すぎて…」

というプレイヤーを助けてくれたのでした。

 

 

本来ならば

ボスとの格闘バトルを体験するゲームなのに

 

あえて、コマンド選択で戦う事を出来るようにする

 

こんな逃げ道を用意してくれたのは

ゲーム製作者の優しさなのでしょうね。

 

メインの面白さを否定しても

面白いゲームだと思わせることが出来る

 

そんな自信から、あえて搭載したのでしょうね。

 

 

そのぶん、マニアモードという

とんでもなく難しいモードも用意されていましたので。

 

簡単なモードで慣れたら

激ムズのモードに挑戦して

思う存分、飛龍の拳の世界を楽しむのが最高なのでした。

 

 

ちなみに、マニアモードは全くクリア出来ませんでした(/・ω・)/

 

 

 

飛龍の拳2のまとめ

 

このゲームを遊んでいると

飛龍の拳シリーズを全部集めたくなります。

 

初代も、未だに名作ゲームとして名前が出てくる作品なので

いつかチャレンジしてみようと思います。

 

 

そんな今回の、メインの面白さを否定しても かなり面白いゲーム

飛龍の拳2・ドラゴン翼の感想でした(*^▽^*)