モノノフ的ゲーム紹介

モノノフ的にいろいろなゲームを解釈して行きます

一試合で15失策の野球ゲーム なんてったってベースボール

一試合で15失策は もはやすがすがしい

 

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[豪快なゲームと言うのはこのゲームなのでしょうね]

[なんてったってベースボール  サンソフト  ファミコン]

1990年発売  ジャンル 野球ゲーム  参考価格600円

 

記事のネタバレ度  普通

攻略に必要なプレイ時間  2時間

このゲームに対する世間の評価  このゲームを作った人はおかしいのかな?

どんな人におすすめ?  王道の野球ゲームでは無いけど いかがですか

バーチャルコンソールで配信なし

 

 

王道になりたかったのに

結果的には、邪道に流れてしまうゲームってありますよね。

 

ドラクエを目指したら

とんでもないゲームになった作品も多いですし。

 

スーパーマリオをめざしたら

普通の激ムズゲームになってしまう作品もありますよね。

 

 

そんな今回の、ファミスタを目指したら、とんでもなく豪快なゲームになった

なんてったってベースボールの感想です(*’▽’)

 

 

 

なんてったってベースボールとはどんなレトロゲーム

 

この、なんてったってベースボールですが

1990年にサンソフトから発売された

ファミコン専用の野球ゲームでした。

 

ゲームの目的は

12球団から好きな球団を選んで

リーグ戦を戦うというのが目的でした。

 

ゲームのシステムは、オーソドックスな野球ゲームでした。

 

ファミスタとの大きな違いは

「コガメ」と呼ばれる、追加データを差し込むことで

最新の選手データで遊ぶことが出来るという、未来のゲームでした。

 

私が購入した時には

追加データは全て売っていませんでしたので

体験することはありませんでしたが。

 

2000円位の追加データで

最新の野球ゲームが遊べる様になるのは

おこずかいが少ない、子供には画期的なシステムでした。

 

このゲームの特徴としましては

自分で好きなチームをエディット出来るモードと

ホームランを打つだけのモードが搭載されており

基本的には、オーソドックスな野球ゲーム作品でしたね(^◇^)

 

 

 

なんてったってベースボールの感想でもあり レビューでもあり

 

[プロ野球とはこんなにも酷いのか]

 

このゲームですが、基本的にはファミスタでした。

 

しかし、ファミスタに比べれば

ヒットが簡単に打てましたので

対戦モードで遊ぶには、かなり盛り上がるタイプの野球ゲームでした。

 

なにせ、ベストなタイミングで打てば

非力なバッターでもホームランを打てますので

ガンガン得点を上げることが出来ます。

 

そのぶん、三振を取るのは大変なゲームでしたので

投手戦を目指すコアな人には大味

乱打戦を求める人にとっては最高のゲーム

こんな感じでしたね。

 

 

とここまでは、表の評価です。

 

 

このゲームの裏の評価は

「とんだ草野球レベルですね」でした。

 

「コンピューターが弱いゲームってあるよね」という単純な話では無く

エラーをする確率が

他のゲームの10倍くらい酷いんですよね。

 

 

エラーというのは

普通のプレーをしていたらアウトに出来たのに

選手のミスでボールを取れないことで

珍プレー好プレーで言いますと、珍プレーの方です。

 

この設定は

他のゲームでも搭載されていまして

今の時代では、「エラー確率」という物まで

パラメーターに設定されているのですが。

 

このゲームに関して言いますと、もはや小学生レベルの酷さでした。

 

 

「これでゲームセットだ!!」という安心なんて

このゲームにはありえません。

 

ファーストがエラーした打球を

そのままセカンドがエラーをするとか

 

満塁でフライをエラーして

3点そのまま入るとか

 

もはや、プロ野球を名乗ってはいけない

「ぶっ壊れたレベルのゲーム」が楽しめました。

 

その結果が、1試合で15失策という

とんでもない野球ゲームになるのでしょうね。

 

 

そのぶん、ホームランも出易いので

取られたら取り返す、という

豪打爆発のゲームを楽しめたのでしょうね(/・ω・)/

 

 

 

なんてったってベースボールのまとめ

 

初めてこのゲームを見たときは

あまりのカセットの大きさにビックリした物です。

 

普通のファミコンカセットの二倍は分厚い

おにぎりみたいな大きさでした。

 

後ろに追加データを差し込むために

こんなにも、大きなカセットにしなければいけなかったのでしょうね。

 

もしもこのゲームが大ヒットしていたら

全てのファミコンゲームが

追加データを差し込むことで

新たなゲームへと進化していたのかと思うと

胸が踊ったでしょうね。

 

 

ドラクエファイナルファンタジーなどが

データを差し込むことで

アイテムやモンスターを追加できていたのかと思うと

本当に惜しいなと思いました。

 

 

そんな今回の、追加データを差し込むことで、夢が広がる名作ゲーム

なんてったってベースボールの感想でした(*^▽^*)