モノノフ的ゲーム紹介

モノノフ的にいろいろなゲームを解釈して行きます

ファイティングバイパーズとは 痛いのが嫌だから 防具を装備するという潔さ

格闘ゲームなのだから防具は必須  直ぐに壊されるけどね

 

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[ゲームの当たり前が、実は当たり前じゃなかったと気付く] 

[ファイティングバイパーズ   セガ  セガサターン]

1996年発売   ジャンル 格闘ゲーム  参考価格200円

 

記事のネタバレ度  高め  

攻略に必要なプレイ時間 30分

このゲームに対する世間の評価  本来なら防具は当たり前ですもんね

どんな人におすすめ? ド派手な格ゲーが好きなら最高です

アーカイブス配信あり

 

 

体操選手の能力が

格段に上がったのには理由があるそうなんです。

 

それは、けがを恐れること無く

練習が出来るようになったからだそうです。

 

今までは危険だった、大技の練習も

練習用具の進歩で、けがの確率が格段に下がったそうなんですね。

 

そのおかげで

今まで怖かった大技にチャレンジが出来るようになった…と。

 

 

そんな今回の

防具を付けることによって、けがのリスクを抑えたら

好き勝手に暴れられる様になって、なおかつリアリティーもプラスされた

ファイティングバイパーズの感想です。

 

 

 

ファイティングバイパーズとはどんなレトロゲーム

 

このファイティングバイパーズですが

1996年にセガから発売された

セガサターンようの格闘ゲームで、アーケードからの移植作品でした。

 

ゲームの目的は

最強の格闘家を決める大会が開催された。

そんな大会に出場して、有名になろう。

こんなシンプルな目的でしたね。

 

ゲームのシステムは

オーソドックスな格闘ゲーム作品で

バーチャファイター」のリアルな格闘ゲーム路線に

「アーマー」という、防具を付けて戦うシステムをプラスした

新感覚の格闘ゲームでした。

 

たしかに思っていました。

「なんで、生身で殴りあうのかな?」と。

 

そんな疑問点に、答えを導き出したのが

「防具を装備して戦う」という画期的なゲーム性になったのでしょうね。

 

 

しかし、これで終わらないのがセガというゲームです。

 

このアーマーを壊していくのが、最高に楽しいゲームでした。

 

アーマーに攻撃を加え続けることによって

アーマーの耐久がどんどん減っていきます。

 

あんなにも頑丈だったアーマーが

攻撃する度に、どんどん真っ赤になっていきまして。

最後には、パンチ一撃で、アーマーを破壊できるようになっていました。

 

あの「バキーン!!」というド迫力の展開は

まさに最高の演出でしたね。

 

アーマーが破壊されたとたんに

生身の人間に逆戻りしてしまい。

防御力が、ガクンと減ってしまうというシステムもリアルでした。

 

なので、いかにアーマーを壊すのか?というのが

最高に楽しいゲームなのでした。

 

 

 

ファイティングバイパーズの感想でもあり レビューでもあり

 

[ゲームのおまけが楽しい]

 

このファイティングバイパーズですが

ゲームの仕掛けが、徐々に解禁されていくという

やりこみ要素たっぷりのシステムでした。

 

遊べば遊ぶだけ

キャラクターやモードが解禁されていく。

こんな素晴らしいゲームたったので、いつまでも楽しく遊べるのでした。

 

そんな中でも

特にプレイヤーの心をつかんだのが

ペプシマン」が、助けに来てくれるという演出でしたね。

 

こちらが一方的にやられていると

ペプシマンが助けに来てくれます。

 

そんな、心優しいペプシマン

逆に返り討ちにする。

 

こうする事でプレイヤーとして使用できる様になりますので

「恩を仇で返す」という言葉が、ピッタリで面白かったです。

 

この頃のセガは、おまけの要素が本当に楽しく

何十回と繰り返し遊べるゲームばかりで最高でした。

 

格闘ゲームでありながら

遊べば遊ぶだけ楽しくなって行く、素晴らしい作品なのでした。

 

 

 

[アーマーを壊す前に試合が終わる]

 

おそらくですが、このゲームの売りは

アーマーをいかに壊すのか

アーマーをいかに壊されないのか…という、ギリギリを楽しむゲームだと思います。

 

なので

アーマーを壊されたら最後、必死に逃げながら戦う…。

 

とは、ならなかったんですね。

 

何故ならば

「アーマーを壊される前に、自分が負けてしまう」というのが多いからです。

というか、アーマーが全然壊れないんですよね。

 

 

アーマーを壊す前に、試合自体が終ってしまうんです。

 

このゲームは、スピード感が売りのゲームだったと思いますので

与えるダメージ

与えられるダメージ

このダメージ量が半端なく多かった印象でした。

 

下手をしたら、10秒くらいで終ってしまうのでは

というほどの、圧倒的な早さだったと思います。

 

せっかく、頑丈なアーマーを装備しているという設定だったのに

「これじゃあ、普通の格闘ゲームだよね」というのが残念でした。

 

ゲーム最大の売りである、アーマーが

ド派手な演出にしか活かされていないのが

少しだけ心残りでした。

 

 

 

格闘ゲームのお約束

 

ファイティングバイパーズが防具を装備することで

防御力が上がった様に

 

サムライスピリッツでは、刀を使っての真剣勝負なので

大斬り二発で相手がやられたり

 

銃を持ったキャラクターが

そのゲームの最強キャラクターだったり

 

「リアルなゲームは数多く存在するんだな」と

このファイティングバイパーズで、改めて学んだのでした。

 

 

 

ファイティングバイパーズのまとめ

 

なぜ遊んでほしいのか?

 

相手の着ているアーマーを破壊する

こんな爽快感が、このゲーム最大の魅力だと思いますので。

「最近ストレスが溜まってるんだよな…」なんて人は遊んでください。

 

 

なにがそんなに面白いのか?

 

普通に戦えば10秒で倒すことができるのに

あえてアーマーを壊す。

 

こんな違った楽しみもありますので

どうやったら、絶対に壊せるのかを考えるのも最高でしたね。

 

 

今急いで買う理由ってあるの?

 

このゲームは、かなり特殊なシステムだった為

バーチャファイターの様な大ヒットは出来ませんでした。

 

それでも、リアルな格闘ゲームの中では

充分に名作ゲームだと思うので

リアルな格闘ゲームが好きなら、お勧めの作品です。

 

今ではリメイク版が発売されていますので

興味のある方は、そちらを購入してはいかがでしょうか。

 

 

今日も

モノノフ的ゲーム紹介をお読みくださりありがとうございました

 

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