鳥なのに空を飛べないメルヘンアクション『ニュージーランドストーリー』

「ニュージーランド」と聞いて、あなたはどんなイメージを思い浮かべますか?
ラグビー?
大自然?
実はこの国には、ある有名な鳥がいます。
それが「キウイ」です。
空を飛ぶことができない、とっても愛らしいニュージーランドの国鳥です。
そのキウイを主人公に据えたのが、
1990年にタイトーから発売されたアクションゲーム
『ザ・ニュージーランド・ストーリー』です。
アザラシに連れ去られた仲間たちを救い出すため、
主人公キウイが冒険の旅に出るという、メルヘンチックな世界観が魅力です。
このゲームを知れば知るほど、
「なぜニュージーランドストーリーなのか?」というタイトルの意味に
深く納得することになるでしょう。
「飛べない鳥」だからこそ生まれた、新感覚の浮遊感アクション
「鳥が主人公のゲームなら、空を飛んでいけばいいのに…」
昔から、そんな風に思ったことはありませんか?
しかし、『ザ・ニュージーランド・ストーリー』の主人公は、
空を飛べない鳥「キウイ」です。
だからこそ、このゲームにはユニークな仕掛けが満載されています。
キウイは、ステージのいたるところに用意された
「風船」や「白鳥」「UFO」といった様々な乗り物に乗ることで、
空を飛んで移動します。
ふわふわと浮きながら進んでいく独特の操作感は、
まさに「バルーンファイト」を彷彿とさせる、新感覚のアクション体験です。
「飛べない鳥」を主人公にしたからこそ、
乗り物に乗って空を飛ぶというユニークなゲームシステムが成立しているのです。
もし主人公がワシやトキだったら、
乗り物に乗る必然性が薄れてしまうでしょう。
この発想の転換こそが、このゲームを唯一無二の作品にしています。
見た目に騙されるな!可愛さの裏に隠された超絶難易度
このゲームは、可愛らしいパッケージと愛くるしい主人公のビジュアルから、
一見すると子供向けの優しいゲームに見えます。
しかし、その中身は、
思わずコントローラーを投げ出したくなるほどの超絶難易度です。
ステージには、即死トラップの針が嫌がらせのように配置されており、
ほんの少しのミスが命取りになります。
水中ステージでは酸素の概念があるため、油断するとすぐに水死してしまいます。
「可愛いキャラクターのゲームは難しい」というゲーム界の不文律を、
これでもかというほど体現している作品です。
その歯ごたえのある難易度こそが、
多くのゲーマーを熱中させた理由の一つと言えるでしょう。
今こそ、この名作をプレイすべき理由
『ザ・ニュージーランド・ストーリー』は、
タイトルの意味を知れば知るほど面白みが増す、奥深いゲームです。
プレイステーション2で発売された
「タイトーメモリーズ下巻」にも収録されているので、
そちらで手軽にプレイするのもおすすめです。
そして、このゲームを知った今、
あなたはきっと「なぜ主人公がキウイなのか?」という謎が解けたことに
感動を覚えるはずです。
ふわふわと空中を舞う独特の浮遊感を体験し、
可愛らしいキウイと一緒に、歯ごたえのある冒険に旅立ちませんか?
こちらから購入できます
