モノノフ的ゲーム紹介

モノノフ的にいろいろなゲームを解釈して行きます

リアルロボッツ・ファイナルアタック もしも スーパーロボット大戦の世界で バーチャロンを遊んだら

エルガイムとラスボスが異常に強すぎるゲーム!

匂いを嗅いだり、音楽を聴くことで、

当時のことを思い出すことってありますよね。

 

私はTRFの音楽を聴くたびに、

ロマンシング サガ2』でレベル上げをしていた記憶が蘇ります。

 

テレビでTRFが流れているのに、

頭の中ではロマサガ2で「分子分解」を連発している…そんな不思議な感覚です。

 

今回は、格闘ゲームを遊んでいるのに頭の中ではスパロボをしている、

『リアルロボッツ・ファイナルアタック』の感想です。

 

 

リアルロボッツ・ファイナルアタックとは、どんなレトロゲーム

 

この『リアルロボッツ・ファイナルアタック』は、

1998年にバンプレストから発売されたプレイステーション専用の格闘ゲームです。

 

ゲームの目的は、

全11体のキャラクターから好きなキャラを選び、

誰が最強なのかを決めるというシンプルなものでした。

 

ゲームシステムは、

格闘ゲームというよりは『バーチャロンアーマード・コア』に近い、

3Dシューティングのシステムでしたね。

 

こんな豪華な11体のロボットを選び、誰が最強なのかを決めていきます。

 

ダンバインGガンダムは接近戦が得意、

Zガンダムエルガイムは遠距離攻撃が得意、といった棲み分けもできていて、

まるで自分がエースパイロットになったかのように

ステージを大暴れできるのは最高でした。

 

面倒なコマンドは一切なく、

十字キーを押す方向で攻撃方法が変わるなど、初心者でも楽しめるのが良かったです。

 

格闘ゲームらしいシステムとしては、

攻撃する度にゲージが溜まっていき、

そのゲージを使って超必殺技を繰り出すことができました。

など、超が付くほどのド派手な必殺技をぶちかませます。

 

しかも、キャラクターごとに4種類の超必殺技を搭載するなど、

とてつもない豪華さも売りでした。

 

攻撃する度に相手を自動でロックオンしてくれるなど、

他の3Dシューティングと比べてもかなり優しいシステムでしたので、

初心者にこそ遊んでほしい作品です。

 

スーパーロボット大戦はウィンキー時代が最高だったよね」という人に楽しめる、

素敵な作品なのでした。

 

 

ステージの音楽を聴いて、脳内でスパロボを遊んでいる

 

このゲームの嬉しいところは、対戦相手の曲が、その相手の主題歌になっている点です。

 

なんて感じで、

格闘ゲームを戦っているはずなのに、スーパーロボット大戦の思い出が蘇ってきました。

 

10体以上いる敵の大軍に、

集中をかけたダンバインを単身突っ込ませる…そんな思い出が脳内で再生されるのです。

 

格闘ゲームそっちのけで、ステージの音楽に酔いしれる、そんな感動がありました。

 

ちなみに、ゲームディスクをCDプレイヤーで聴くこともでき、

ステージの曲が全て入っているという豪華なおまけ付きでした。

 

ウォーキングの時にダンバインの主題歌を聴きたい方は、

この機会にチェックしてみてはいかがでしょうか。(歌は入っていませんけどね)

 

 

エルガイムが強すぎる世界。ラスボスはそれ以上だけど…

 

このゲーム、ダメージの量が尋常ではありません。

 

15秒くらいで試合が終わることもあります。

 

さすが「リアルロボッツ・ファイナルアタック」という

タイトルなだけのことはありますね。

 

スーパーロボットがどんな攻撃でもびくともしない鉄壁の守りを持つのに対し、

リアルロボットは相手の攻撃を避けまくる華麗な身のこなしが持ち味です。

 

そのため、こんなにも凶悪なダメージシステムになったのだと思います。

 

その分、相手の攻撃をかわすのは簡単なので、

慣れてくれば長期戦になることも多々ありました。

 

相手にダメージを与えなくても超必殺のゲージは貯まるので、

ガンガン貯めていけるゲームでもありました。

 

そんなゲームの中で、

特に異彩を放っていたのがエルガイムというキャラクターでした。

 

このキャラクターは「バスターランチャー」という超必殺技を持っているのですが、

この性能がとんでもなくヤバいのです。

  • 相手のライフが満タンだとします。
  • バスターランチャーを全弾当てます。
  • するとどうなるか? 相手は死にます。

 

ライフが満タンだろうが関係ありません。

 

全弾当たれば死ぬのです。

 

もはやバスターランチャーを当てるだけのゲームでした。

 

ただ、このバスターランチャーが曲者で、

一直線にしか発動できないため、それはもう簡単に避けられます。

 

そりゃそうですよね、即死の超必殺なのですから。

 

エルガイムでも使ってみようかな」という軽い気持ちで使ってみたら、

まさかの最強キャラだったという衝撃でした。

 

ちなみに、このバスターランチャーを避けられるとどうなるかというと、

一方的に攻撃されっぱなしになります。

 

他の超必殺技ならばすぐに次の行動に移れるのですが、

いかんせん長時間撃ちっぱなしですので、その間にタコ殴りにされました。

 

そんなマイナスポイントを持っていても、

当たれば即死なのですから、使っちゃうんですよね。

 

しかし、そんな最強キャラクターでも歯が立たないのがラスボスでした。

 

見た目は『バーチャロン』の

フェイ・イェン」のような可愛らしいロボットなのですが、

このロボットが異常な強さでした。

 

攻撃のスピードがとてつもなく、避けるのが本当に大変でした。

 

正面に突っ込む、真後ろに逃げる、この行為をした瞬間にまず死にます。

 

相手の攻撃で画面が真っ白になるくらい、とんでもない攻撃の数でしたので。

できることといえば、横にスライドしながら、

ただひたすらにこちらの攻撃が当たるのを待つ。

 

これしかありませんでした。

 

ラスボスだけで20回以上はコンティニューしましたからね。

まさにラスボスという言葉がぴったりの偉大さなのでした。

 

え?どうやって倒したかって?

 

バスターランチャーを当てました。

 

 

そんなラスボスが使えた時の感動

 

このゲーム、最初は7人しかキャラクターが使えません。

 

R1、R2、R3は隠し扱いになっています。

 

エンディングを見ることでコマンドが解禁されていくシステムでした。

 

セーブ機能が付いていなかったので、

このコマンドを打ち込むというシステムになったのでしょうね。

 

そして、最後の最後で解禁されるのが、

あのイカれた性能を持つラスボスでした。

 

あんなに泣かされたラスボスを、自分自身の手で操ることができる…最高でしたね。

 

どのくらい最高かというと、まず負けません。

 

ラスボス対ラスボスの戦いでも、

一発で勝利を収めることができるくらいの強さでした。

 

本来ならば、4回エンディングを見なければ使えないのですから、

これだけ強くしても問題はなかったのでしょう。

 

使っているだけで幸せになれる、圧倒的な強さのラスボス。

 

ぜひ、自分自身の手で遊んでみてください。

 

 

リアルロボッツ・ファイナルアタックのまとめ

 

なぜ遊んでほしいのか?

 

たった一度のミスで戦況をひっくり返される、

「やるかやられるか」の緊張感を体験してほしいです。

友達と遊べば絶対に面白かっただろうなと、今さらながら思いました。

 

何がそんなに面白いのか?

  • ステージの音楽が最高
  • エルガイムが大好きになるほどの強力さ
  • 相手を一方的にぶちのめすことができるラスボスの幸せ

これが『リアルロボッツ・ファイナルアタック』の魅力なんだろうなと思います。

 

今すぐ買う理由ってあるの?

 

スーパーロボットにはない、「避けまくる」魅力を格闘ゲームで体験できる。

そんな玄人好みの格闘ゲームでした。

 

もしもスーパーロボット大戦の世界で『バーチャロン』を遊んだら、

それこそが、今すぐ買う理由です。

 

 

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