10人の超能力者が大暴れ!奇跡の格ゲー『エックスメン チルドレン オブ ジ アトム』

セガサターンというゲーム機で、
絶対に遊んでほしいジャンルは何だと思いますか?
それはズバリ、格闘ゲームです!
シューティングと格闘ゲーム、この2つのジャンルにおいては、
セガサターンは他のどのゲーム機にも負けないほどの名作揃いでした。
今さらセガサターンを買うなんて…と思うかもしれませんが、
まだ見ぬ名作シューティングや名作格闘ゲームを楽しむためには、
今からでも手に入れる価値は十分にあります!
今回ご紹介するのは、アメコミの世界で格闘ゲームが楽しめる、
それだけで100点満点の逸品、『エックスメン チルドレン オブ ジ アトム』です!
『エックスメン チルドレン オブ ジ アトム』ってどんなレトロゲーム?
『エックスメン チルドレン オブ ジ アトム』は、
1995年にカプコンからセガサターン専用として発売された格闘ゲームです。
元々はアーケードで稼働していた作品ですが、
その移植版が家庭用ゲーム機で遊べるようになったのが本作です。
プレイステーションや他の機種には移植されず、
セガサターンでのみ遊べるため、
このゲームのために今でもセガサターンが現役という熱狂的なファンも少なくありません。
ゲームの目的は、
人間の能力を超越した10人の超能力者の中から一人を選び、
悪の軍団の親玉である「マグニート」を倒すこと。
ゲームシステムはオーソドックスな2D格闘ゲームで、
『ストリートファイター』や『ヴァンパイア』のような、
人間の能力を超えたド派手なアクションが楽しめます。
『バーチャファイター』や『鉄拳』がリアル路線を追求していた時代に、
「そちらがリアル路線なら、こちらはド派手なアニメーションで大げさに戦ってやる!」と開き直ったかのような、豪快な作品でした。
アメコミで絶大な人気を誇る
「エックスメン」という作品を格闘ゲームというジャンルに落とし込んだ結果、
なんと本家アメコミのスタッフすらも感動したという、
なかなかの伝説を持つ格闘ゲームなのです。
目からビームを放つサイクロプス、
手に金属の鉤爪を持ち高速で相手を切り裂くウルヴァリン、
相手を氷漬けにするアイスマン、
愛用の日本刀に闘気をまとわせ白銀の鎧に身を包むシルバーサムライなど、
個性豊かな10人の超能力者から1人を選び、
各地を転々としながらマグニートを目指します。
このゲームならではの特徴としては、
画面に表示される「キャラクターの顔パネル」。
このパネルを見ることで、
いつ気絶するのかを視覚的に把握できるという、当時としては画期的なシステムでした。
青から黄色、黄色から赤、そして赤から気絶へと変化していくパネルは、
自分がどれくらい危険な状態なのかを教えてくれる、
他のゲームにはないユニークなシステムだったと思います。
また、「防御から攻撃に転じる」という、
今ではお馴染みの「ガードキャンセル」というシステムを、
私はこのゲームで初めて学びました。
10人の個性的な超能力者たちが、
最強の「磁界王マグニート」に挑んでいく…そんな素晴らしすぎる格闘ゲームなのです。
10ヒットの自分、40ヒットの天才…憧れのコンボバトル!
このゲームの何が楽しいのか?
それは、「コンボのヒット数が異常」という点に尽きるでしょう。
これまでの格闘ゲームでは、せいぜい8ヒットや10ヒットが限界だったと思います。
しかし、この『エックスメン』の世界では、40ヒット、50ヒットといった、
あり得ない数値を叩き出すのが当たり前!これがこのゲームの最大の魅力でした。
「エリアルレイブ」というシステムでは、
「相手が受け身を取らない限り、いくらでも殴って良い」という、
格闘ゲームの常識を破壊したような自由度の高いコンボが可能です。
上空に敵を打ち上げれば、その分だけ攻撃を加える時間が増える。
これを利用して、延々と殴りまくることができるんです。
ウルヴァリンのように攻撃スピードが速いキャラクターを使えば、
それはもう気持ちいいくらいコンボが繋がっていきました。
コンボにコンボを繋ぎ、ゲージが溜まったところで超必殺技である
「ハイパーX」を叩き込む爽快感は、まさに格別!
ゲームセンターには、格闘ゲームの天才たちが数多くいました。
そんな彼らのプレイを見ては、
「あんなに綺麗にコンボを繋げられるんだな…」と感動したものです。
自分はせいぜい10ヒットくらいなのに、目の前では40ヒットとか50ヒットとか…。
まさに別次元の戦いでした。
このゲームの良いところは、
「コンボを繋げても、それほどダメージは変わらない」という点です。
40ヒットも繋いでいるのだから、
さぞかしライフが減るのかと思いきや、
コンボが増えるほどダメージに修正がかかり、
ほとんどダメージを与えることができません。
これが良かったです。
コンボを繋げない人も楽しめるし、コンボを繋げられる人は、その分ストレス解消できる。そんな素晴らしいバランスがありました。
ゲームセンターで仕入れた情報を、家で必死に練習する。
そんな当時の記憶が、今の時代に鮮明に蘇ってきました。
ラスボス「マグニート」の異常な強さ…もはや伝説!
このゲームがどうしてめちゃくちゃ売れたのか?
その最大の理由の一つは、ラスボス「マグニート」の異常な強さにあります。
ゲームセンターでは1プレイ100円。
100円払ってゲームを楽しみますが、
ラスボスであるマグニートが異常な強さで、
ほぼエンディングを見ることはできませんでした。
マグニートまでは何とかたどり着けるんです。
巨大な中ボス「ジャガーノート」も強いですが、
絶望するほどの強さではありませんでした。
しかし、マグニートは別格です。
空を飛ぶ、無敵になる、勝手に超必殺技のゲージが溜まる…とにかく酷かった。
ただ一方的にこちらをボコボコにする、そんな恐怖の強さでした。
そんなマグニートを、倒せるまでコンティニューできるのが、
家庭用ゲーム機の良いところでした。
ゲームセンターならば100円払ってコンティニューしても、
1分ちょっとでゲームオーバーにされてしまいます。
しかし、家庭用ゲーム機ならばタダ。何度でも挑めるんです。
それこそ、20回はコンティニューしたと思います。
「どうやってクリアするんだよ!!」という恐怖です。
そんな繰り返しの中で、
「どうやったらマグニートを倒せるのか?」を学んでいくのが、
このゲームの楽しいところでした。
私が考えついた方法としては、
「倒そうなんて思わずに、時間切れを狙う」という、卑怯すぎる戦法なのですが、
これでしか倒せないほどの圧倒的な強さでしたからね。
格闘ゲーム屈指の、まさに伝説のラスボスだったのではないでしょうか。
そんなラスボスを倒すことで、
今まで見ることができなかった念願のエンディングを見られるのですから、
必死にマグニートを倒すのでした。
このゲームは、エンディングが面白いゲームとしても有名で、
全てのキャラクターのエンディングを見たくなってしまいますからね。
必死にマグニートを倒すために頑張るのでした。
どうやったら勝てるのかを必死に考える…これこそが、
本当のラスボスなのかもしれません。
『エックスメン チルドレン オブ ジ アトム』を今すぐ手に入れるべき理由!
このゲームの後に、
『エックスメンVSストリートファイター』が発売され、
カプコンの「VS.シリーズ」の歴史が始まっていきます。
そんな記念すべき原点を、ぜひ体験してほしいと思います。
粗削りな部分もあるかもしれませんが、今の時代に遊んでも、やっぱり最高に面白い!
本当に遊んでほしい一本です。
20年以上前のゲームなのに、今の時代に遊んでも最高に楽しい。
当時の思い出が鮮明に残っている、まさに奇跡の格闘ゲームなのです。
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