常に戦っているという所を除けば 相当面白いRPGだった
[ナルトの最初から中忍試験まで描いた 最高に濃厚なRPG]
[ナルトRPG1 トミー ゲームボーイアドバンス]
2004年発売
ジャンル コマンド選択式のRPG
参考価格 ソフトのみ 580円 完品状態 780円
記事のネタバレ度 普通
攻略に必要なプレイ時間 20時間くらい
どんな人におすすめ スーパーファミコン時代のRPGが好きならば 絶対におすすめ
最近は色々なゲームの感想を書いています
過去の記事も読んでもらえると嬉しいです
今回感想を書きたいなと思ったのが
「ナルトRPG1」というゲームボーイアドバンスのRPGです
どんな内容になっていて
どんな部分が面白かったのか?を書いていきたいと思いますので
購入する時の参考にしてみて下さい
そんな今回の
エンカウント率が狂っている以外は かなり面白かった
ナルトRPG1の感想です( `―´)ノ
ナルトRPG1とはどんなレトロゲーム?
このナルトRPG1ですが
2004年にトミーから発売された
ゲームボーイアドバンス専用のRPGです
今までのナルトのゲームで言いますと
格闘ゲームかアクションゲームという感じでしたが
今作は
王道のコマンド選択式のRPGを楽しむことができまして。
最高にワクワクして
購入した人も多かったのではないでしょうか。
そんなゲームの目的は
ナルトの
最初から中忍試験編までを楽しむことが出来まして。
意外と早く終わるのかな?と思いきや
結構なボリューム感を楽しむことが出来ました。
ゲームのシステムは
オーソドックスなコマンド選択式のRPGで
あまり特殊なシステムを搭載していない、
古き良きRPGという感じでした。
2004年の作品ですからね、
もうちょっと冒険してもいいように思うのですが。
あまり冒険しすぎますと、
途端にクソゲーになってしまう可能性もありますからね。
あえてシンプルなゲームにしたのかもしれません。
そんな中で、
今作ならではのシステムで言いますと
忍術を使用する際に、
ボタン連打とか、LRLRとか、
決まったコマンドを要求されて
時間内にコマンドを成功させると
「忍術の威力がパワーアップする」という
若干のアクションのシステムが面白かったです。
更に面白いのが、
「あえてコマンドを入力しないモード」も用意されていまして。
その場合は、
若干発動が遅れるというのも面白かったですね。
コマンド入力が正確な方は、
瞬時に忍術を唱えることが出来て
コマンド入力が苦手な方は、
時間を犠牲にして、コマンドをカットする。
こんな面白さを体験することが出来ました。
その他のシステムで言いますと、
仲間たちとどのくらい親密なのか?という
相性のシステムがありまして。
仲間たちと食事に行ったり
ずっと一緒に戦っていくことで、
徐々に親密になっていき。
仲良くなることで、
一緒に攻撃してくるというシステムが
良かったですね。
最初はあまり仲のよくなかった仲間たちが
最後の方には、
最高のチームになっていく
こんな面白さが良かったです。
ナルトを知らなくても、ちゃんと楽しめるし
ナルトを知っていれば、より一層楽しめる
ウィザードリィを遊んでいた時の様な
感動がこのゲームにはあった
エンカウント率以外は、トップクラスのRPGなのでした
ネタバレしたくない人は こちらからお先にどうぞ
580円
ナルトRPG1の感想でもあり レビューでもあり
[古き良きRPGを楽しめたので 結果的には大満足]
今作の最大のセールスポイントを考えたときに
真っ先に思い浮かんだのが
「昔ながらのRPGを楽しめる」でしょうか。
大人気漫画である
ナルトのRPGですからね。
特殊なシステムを詰め込んだ、
ハチャメチャなRPGだったとしても良かったのでしょうが。
意外や意外
スーパーファミコン時代のRPGを彷彿とさせる
古き良きRPGになっていました。
コマンドを入力して
忍術をパワーアップさせるとか
仲間に愛情度が設定されているとか
今作ならではのシステムも
ちゃんと楽しめますので、
完全に昔のRPGという感じではないのですが。
遊んでいる感覚は、
1995年とかRPGでしたからね。
レトロゲーム好きにとっては、
こんなにも心地いい作品もなかったです。
そんな中で、
私が特に好きだったシステムで言いますと
レベルが上がるたびに、
ガンガン忍術を覚えまくる所でしょうか。
レベルが上がっては、
新しい忍術を覚えて
またレベルが上がっては、
また新しい忍術を覚えて
レベルが上がれば上がるほど、
どんどん新たな忍術が増えていく
こんなウィザードリィの様な、
シンプルな面白さが最高でした。
これが、
他のRPGだったとしたら
このキャラクターは攻撃系の忍術
このキャラクターは回復系の忍術
このキャラクターは補助系の忍術
なんて感じで、
魔法使いタイプとか、僧侶タイプとかに分かれると思うのですが。
今作の場合は
全てのキャラクターが満遍なく忍術を覚えていきますからね。
レベルが上がるたびに、
何かしらの忍術を覚えていくというのが、
最高に楽しかったです。
更にいいのが、
「魔法」を覚えるのですら楽しいのに
「忍術」ですからね
この和風RPG特有のワクワク感は、
今作ならではの強みになっていたのではないでしょうか。
もう一つ面白かったシステムで言いますと、
「装備がめちゃくちゃ重要」でしょうか。
忍術をガンガン覚えていく作品ですので、
「忍術がメインの攻撃方法なのかな?」と思ってしまうのですが。
装備を強化するというのも
ちゃんと重要な作品になっていまして。
ここら辺も上手いなという印象でした。
今作の場合は
街が一つしかありませんので
「イベントをクリアするたびに、新たな装備が入荷してくる」という
システムになっているのですが。
高めの値段設定も相まって、
常に憧れの装備品がありますからね。
この装備品を買うために、
必死にお金を貯めていくというのは、
若干面倒ながらも、やっぱり最高でしたね。
次のダンジョンに挑戦してもいいのだけど
目の前に買える装備品があるのだから
その装備を購入するまでは、
少しお金稼ぎをする
こんな面白さが最高でしたね。
レベルを上げるのが楽しくて
装備を購入するのが楽しくて
物語や音楽も最高で
どうして、名作RPGとして
語り継がれなかったのが不思議でならない
そんな
レトロゲーマの為に発売された
古き良きRPGなのでした。
[どうしてあんなエンカウント率にしたんだろう]
そんな、
数あるキャラクターゲームのRPGの中でも、
トップクラスで面白い今作ですが。
一つだけ、狂っている要素がありました。
その狂っている要素こそが
地獄のエンカウント率でした。
ファミコン時代のRPGではよくありました。
「エンカウント率さえバランスが良かったらな」と。
マップが狭いために、
エンカウント率を上げて、強制的に長時間プレイさせる。
こんな苦肉の策です。
しかし、
それは、ファミコンとか、
せいぜいスーパーファミコンまでの話です。
2004年の作品ですからね。
エンカウント率を上げて、長時間遊ばせるぞという時代では
なかったはずです。
それなのに、
今作のエンカウント率のヤバさは
とんでもないものがありましたからね。
ここだけは、
最高に残念なポイントになっていました。
特に困ったのが、
敵が急激に強くなる後半のダンジョンになっていまして。
今までは、
サクサク敵を倒すことが出来ましたので
それほど困りはしなかったのですが。
敵が強くなる後半ともなりますと
一戦一戦の時間が長くなってしまいますからね。
強力な忍術を使用することで、
なんとか対処はできるものの
かなりの時間を
ダンジョンに費やさなければならなくなりました。
一応の優しさとしましては
いつでもセーブができるので、
コツコツ進めばいつかはクリアできますし
ダンジョンに、回復ポイントが用意されていますので、
そこでレベル上げをすることもできますし
後半に入荷される
「かくれみの」というアイテムを使用することで、
エンカウント率を抑えることが出来ますし
システム的には、
かなり優しかったと思います。
これが、
セーブできない、回復ポイントもない、アイテムもない
だったとしたら、
途端にクソゲーになっちゃいますからね。
ダンジョンに閉じ込められても、
ちゃんとクリアできる様になっているというのは、
一応の優しさだったのではないでしょうか。
そんなシステムがある中で、
特に難しかったのが
「死の森」というダンジョンでした。
エンカウント率がヤバい
敵が強い
マップが迷いやすい
なんて感じで
その名の通りのダンジョンになっていましたからね
この死の森がなかったとしたら、
とんでもない名作RPGとして語り継がれたのかもしれません。
プレイ時間の3分の2以上は
常に戦っている
そんな、
エンカウント率のバランスさえよければ
神ゲーになれた作品なのでした。
このゲームを買おうか悩んでいるあなたへの 最後のプレゼン
遊ぶ時間がないと思っているのであれば
いつでもセーブが出来ますからね
ここら辺は携帯ゲーム機の強みだと思います。
諦めずに
コツコツ遊んでみてください。
ゲームボーイアドバンスを持っていないのであれば
今ならば
ゲームボーイアドバンスを遊べますからね。
ゲームボーイアドバンスを持っていないのならば、
画面が明るいニンテンドーDSの方をお勧めします。
(続編がDSなので、そこら辺も込みで考慮してみてください)
安くなってから買おうというのであれば
580円ですからね
ゲームボーイアドバンスのRPGの中では、
かなりお得な作品だと思います。
ただ、
完品状態でも780円ですからね。
箱と説明書付きをコレクションしている方は、
完品状態をお勧めします。
クリアできるのか不安というのであれば
地獄のエンカウント率も相まって、
レベルはガンガン上がっていきます。
なので、
ラスボスに出会う頃には、
かなり強くなっていますからね。
難易度としては、
かなりマイルドな難易度だったのではないでしょうか。
重要な場面では、
「準備する?」と聞いてくれますし
ボス戦の前には
回復ポイントも用意してくれていますからね。
エンカウント率以外は、
遊ぶ人の事を考えてくれている
かなり優しい作品だったと思います。
このゲームを買わない理由で言いますとこんな感じでしょうか。
私が思う理由で言いますと
「ナルトを知らない」でしょうか。
ナルトのRPGですからね。
ナルトを知らなければ、
「買わなくてもいいかな?」となりがちです。
なのですが、
今作に関して言えば、
「ナルトの最初から、結構重要な場面まで」を
楽しむことが出来ますからね。
ナルトを知らなくても、
ちゃんとRPGとして楽しめるようになっていたというのは、
今作の最高に素晴らしい所だったと思います。
物語の展開を知っている私ですら、
色々な場面で感動しちゃいましたからね。
ここら辺の
「物語の見せかた」が完璧だったのも、
最後まで遊んでみようと思った理由だったのかもしれません。
クソゲーではないです
ただエンカウント率が狂っているだけです
そこさえ乗り越えられたら、
必ず大好きなRPGになります。
古き良きRPGが好きなのならば、
この素晴らしい世界に飛び込んでみてください( `―´)ノ
ナルトRPG1のまとめ
今作を遊んで思ったのが、
「和風RPGってやっぱり面白いな」です。
少し前に遊んだ、
「おとぎ話大戦」というゲームボーイの作品も
バリバリの和風RPGでしたが。
やっぱり面白いですよね。
和風と言うだけで、
3倍くらい面白くなっちゃいますからね。
今後は
そこら辺の作品も集めていきたいなと思います(*´▽`*)
今日も
モノノフ的ゲーム紹介をお読みくださりありがとうございました
キャラゲーだから買わなくていいかな という概念を破壊してほしい
それこそが、今急いで580円で買う理由です
この記事を読んで、
「おもしろかったな」と少しでも思っていただけたのならば、
ブックマークやツイートをして貰えると嬉しいです。
あなたがブックマークやツイートをしてくれたら、
他の誰かに読んでもらえる確率が上がります。
沢山の人に読んでもらえると、
ゲームの感想を書くやる気に繋がりますので、
もっと沢山読みたいという方は、率先してお願いします( `―´)ノ
こちらから購入できます
ソフトのみ 580円
完品状態 780円
その他の関連商品