エンカウント率以外は ほぼ完ぺきだと思う
[見習いの宇宙飛行士が 暴走したメカ軍団に挑んでいく]
1991年発売
ジャンル コマンド選択式のRPG
参考価格 ソフトのみ 3360円 完品状態 4280円
記事のネタバレ度 普通
攻略に必要なプレイ時間 だいたい30時間くらい
どんな人におすすめ 面白いRPGが遊びたいのならば 今すぐどうぞ
最近は色々なゲームの感想を書いています
過去の記事も読んでもらえると嬉しいです
今回感想を書きたいなと思ったのが
「ラグランジュポイント」というファミコンのRPGです。
コメ付き ラグランジュポイントRTA 4時間40分10秒 Part1/8 sm21672600
このラグランジュポイントという作品ですが、
ずっと遊びたい作品でした。
ゲームを購入したのは10年以上前なので、
遊ぼうと思えばいつでも遊べたのですが。
なぜか、今の今まで遊ばないで来てしまいました。
そんな憧れだったラグランジュポイントを
ようやく遊びましたので、感想を書いていきたいと思います。
どんな内容になっていて
どんな部分が面白かったのか?を書いていきたいと思いますので
購入する時の参考にしてみて下さい
そんな今回の エンカウント率以外は ほぼ完ぺきだと思う
ラグランジュポイントの感想です( `―´)ノ
ラグランジュポイントとはどんなレトロゲーム?
このラグランジュポイントですが、
1991年にコナミから発売された
ファミコン専用のRPGでした。
そんなゲームの目的は
暴走したメカ軍団に対抗するために
見習いの宇宙飛行士が、
各地をまわりながら仲間を集めていく
結構珍しいSF系のRPGになっていました
ゲームのシステムは
オーソドックスなコマンド選択式のRPGで
王道のドラゴンクエストタイプになっていました。
このゲームならではのシステムで言いますと
攻撃するたびに、
BPというエネルギーを使用しまして。
BPが無くなると、
攻撃力が激減するというのが面白かったです。
伝説の勇者でもなんでもないですからね。
最新の兵器を使用して敵と戦いますので、
エネルギーが無くなると使用不可能になるというのは、
リアルで良かったと思います。
(ダンジョンの奥でエネルギー切れになった時の絶望をお楽しみください)
その他にも、
いわゆる呪文的なシステムも
「医療キット」などなど現実的な存在に置き換えられていますので
そこら辺も良かったです。
レベルアップで呪文を覚えるのではなく
ダンジョンを探索したり、
新しい仲間が加わった時に、新たなキットを入手することができる。
この面白さが、
ダンジョン探索の楽しさを
何倍にもしてくれたのではないでしょうか。
今作の魅力の一つに
仲間が沢山いるという所がありまして。
どのメンバーが最強なのか?というのを考えるのも楽しかったです。
装備を強化して強くしていく
人間タイプのメンバー
アイテムを使用して強くしていく
ロボットタイプのメンバー
こんな2種類のタイプが用意されていますし
仲間によって、
回復が得意だったり、ステータス異常を治すのが得意だったり、
使用できるキットの種類が異なりますので。
そこら辺のメンバー構成を考えるのも、
今作の魅力だったと思います。
そんな沢山の面白さが詰まっている今作ですが、
最も面白いと思ったのが
「武器合成」のシステムでした。
ルールはとてもシンプルで、
武器と武器を合成することで、少し強い武器が生まれるというシステムで。
その強くなった武器を合成すると、
またまた強い武器が生まれるなんて感じで。
「アストロノーカの種合成」のような感覚で、
延々と武器合成してしまう面白さがありました。
この武器合成のシステムを遊びたくて、
ラグランジュポイントを購入しましたからね。
そこら辺のちまちました作業が好きな方は、
是非とも遊んでほしいなと思います。
物語が良くて
音楽が素晴らしくて
武器合成のシステムも最高だった
エンカウント率以外はほぼ完ぺきだった
今すぐ遊んでほしい
ファミコンを代表する超名作RPGなのでした
ネタバレしたくない人は こちらからお先にどうぞ
3360円
ラグランジュポイントの感想でもあり レビューでもあり
[武器合成のシステムが面白すぎて すべての歯車が上手くかみ合う]
今作の最大のセールスポイントを考えたときに
真っ先に思い浮かんだのが
「武器合成の面白さ」だと思います。
と言いますか、
私がこのゲームを購入したのが
武器合成のシステムを体験したかったからですからね。
遊ぶ前から、
このシステムに魅了されていました。
この武器合成のシステムはとてもシンプルで
ランク1の武器とランク1の武器を合成させると、
ランク2の武器を作ることができる
(お金はかかります)
こんなシステムでした。
普通のRPGならば、
新しい街に行って、新たな装備品を購入するという流れなのですが。
今作に関して言いますと
武器は合成で強くして
防具は新しい街で調達する、という感じでした。
このシステムの何が面白いのか?
とてつもなく強力な武器を、
作ろうと思えば、割と中盤でも作り出すことができるという事でした。
それこそ、
お金さえあれば、最強の武器ですら作り出せてしまうわけです。
ランク1の武器を合成しまくって、
ランク2の武器を大量に作り
その大量に作ったランク2の武器を合成させて、
ランク3の武器を大量に作って……。
なんて感じで、
制限なくどんどん武器をパワーアップさせていくことができるというのは、
今作の最大の面白さだったと思います。
ここで思うわけです。
それってヌルゲーにならないの?と。
お金さえあれば、
ほぼ無限に武器を強化できるという事は
敵を瞬殺できるんじゃないの?と。
ここのシステムが、
上手く考えられていたからこそ、
超名作RPGとして語り継がれているのだと思います。
武器にはランクというものがあります
このランクが何を意味するのかと言いますと、
どのくらいのレベルで装備できるのか?という目安です。
武器ごとに、
力と知恵がどのくらいあれば装備できるのか?というのが決まっていまして
そのだいたいの目安をランクで表示してくれていました。
ランク2ならば20レベルくらいで
ランク4ならば40レベルくらいで
なんて感じで、
どのくらいのレベルがあれば装備できるのかというのが分かったわけです。
なので、
最強の武器を作り上げることができても、
装備できるのはだいぶ後になる、というのが今作の上手いシステムでした。
じゃあ意味ないじゃん、となるかもしれません。
確かにそうです。
ただ、
このシステムのおかげで、
レベルを上げる作業が最高に楽しくなります。
目の前には、現時点での最高ランクの装備がある
あと1レベル上げれば装備できるかもしれない
よしレベル上げしよう( `―´)ノ
こういう風に自然と思えるようになります。
ただでさえ、
武器合成を繰り返そうと思えば、
大量のお金が必要になってきますからね。
最強の武器を作るために、お金を稼ぎつつ
同時に、装備に必要なレベルもアップさせる
この二つの作業が同時にできるからこそ、
レベル上げの作業が苦にならなかったのではないでしょうか。
正直言いまして、
このゲームのエンカウント率は異常です。
数歩あるいては、敵が出てくる
また数歩あるいては、敵が出てくる
まあ辛かったです。
ここの調整が完璧だったのならば、
ファミコンの中でも最も面白いRPGとして語り継がれていたかもしれません。
そのくらい、エンカウント率にイライラします。
そのイライラにどうやって対抗すればいいのか?となった時に、
圧倒的な戦力で叩き潰せばいい、となるわけです。
レベルをガンガン上げて
とてつもなく強力な武器を装備して
それこそ、ヌルゲーの状態にして突破する
この戦法に気づいたときに、
このゲームの面白さが覚醒しましたね。
RPGとしては、
邪道な遊び方だとは思います。
ハラハラドキドキしながらダンジョンを進むというのが、
RPGのだいご味だと思います。
しかし、
今作でそれをやりますと、かなり疲れます。
何だったら、嫌いになるかもしれません。
そうなったほうが逆に勿体ないですからね。
今作を遊ぶときは、
無双状態で遊んでほしいなと思います。
武器合成を楽しんでいると
勝手に無双状態になっていく
そんな全ての歯車がかみ合う上手さなのでした
[物語のガチさと音楽の素晴らしさに 心を奪われる]
内容は全く書かないので、安心してほしいのですが。
今作の物語のガチさは、
かなり素晴らしかったです。
ファミコンのRPGですからね、
子供向けに作るのが普通だとは思うのですが。
かなりシリアスな展開が多かったですからね。
世界観は少し違うのかもしれませんが、
メタルマックスのような、
大人が遊んでも楽しめる作品にしたかったのは間違いないと思います。
基本的には、
おつかいげーと呼ばれる作品なのでしょうが。
そのおつかいに、
ちゃんと意味を持たせてくれていますので、
物語に真剣に取り組めたのかもしれません。
住人の台詞一つ一つにも心がこもっていますし
本編とは関係ない、
サブストーリーも真剣に描かれていましたからね。
物語のガチさも、
今作の魅力の一つだったのではないでしょうか。
そして忘れてはならないのが、
音楽の素晴らしさですよね。
もう、圧倒的に素晴らしかったです。
ハズレ曲なんてものが一切なく、
新しい音楽を聞くために、早く次の場所に行きたくなりましたからね。
音楽だけを見ても、
トップクラスの作品だったのではないでしょうか。
何百回、何千回と聞いているはずなのに、
全く飽きない
そんなバトルシーンの音楽をお勧めしたいと思います
物語が良くて
音楽も良くて
RPGとしても面白い
そんな作品を
2020年という今に新鮮に楽しめて最高に幸せでした。
ラグランジュポイントのまとめ
昔は1000円くらいで、安く買えたんですけどね
今では結構なレアソフトになってしまいました
ただ、お値段以上の価値は絶対にあります
無双状態になれば、
地獄のエンカウント率にも多少は我慢できると思いますので。
そこら辺を頑張って、
最高のラグランジュポイントライフを楽しんでみてください。
終わってしまうのが本当に寂しかった
知る人ぞ知る
超超超名作RPGを今すぐ遊んでください(*´▽`*)
今日も
モノノフ的ゲーム紹介をお読みくださりありがとうございました
武器合成のシステムがあまりにも面白すぎて 伝説の作品になった
それこそが、今急いで3360円で買う理由です
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完品状態 4280円
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