モノノフ的ゲーム紹介

モノノフ的にいろいろなゲームを解釈して行きます

初段 森田将棋 スーパーファミコン版 鬼の将棋ゲームとは このゲームの事を言う

スーパーファミコンにしては ちょっと遅すぎるかな?

 

[数分間 一切動かない その苦痛に耐えられるかな?]

[初段 森田将棋  セタ  スーパーファミコン]

1991年発売  ジャンル  将棋

参考価格  ソフトのみ 300円  完品状態  480円

 

記事のネタバレ度  普通

攻略に必要なプレイ時間 分かりません

このゲームに対する世間の評価 スピードだけが駄目だよね

どんな人におすすめ  本気で将棋が好きな人ならば 好きになれるかも?

バーチャルコンソールで配信なし

 

 

久しぶりに将棋ゲームを遊んでみました

 

将棋ゲームの中で、

こんなにも辛いゲームは有りませんでしたね。

 

面白そうなのだけど

 

システムが足を引っ張っている

 

物凄く惜しい作品でした

 

 

そんな今回の  システムが完璧だったら 将棋の入門用として使えた

初段 森田将棋の感想です

 

 

retogenofu.hatenablog.com

 

 

 

初段 森田将棋とはどんなレトロゲーム

 

この初段 森田将棋ですが、

1991年にセタから発売された、

スーパーファミコン専用の将棋ゲームでした。

 

 

そんなゲームの目的は

 

将棋を思う存分楽しむ

 

たったこれだけの シンプルな目的です

 

 

ゲームのシステムは

オーソドックス将棋ゲームで

 

余計な味付けをしない

 

王道の将棋ゲームになっていました。

 

 

選べるモードもシンプルで

 

入門教室

 

将棋道場

 

段位獲得戦

 

詰将棋

 

こんなシンプルなモードになっていました

 

 

入門教室というのは、一番簡単なモードで

 

時間制限もありませんし、相手にハンデを貰う事もできます

 

ここで、何度も将棋を試してみましょうみたいな

初心者向けのモードです。

 

 

将棋道場は

 

難易度が3段階に分かれていまして、

自分の腕前によって好きな強さを選べるようになっていました。

 

持ち時間を選ぶことができ、

実践の対局を行っている様な「リアルな対局」をすることが出来ました。

 

 

段位獲得戦は

 

このゲームの本編の様なもので、

敵を倒して、エンディングを目指しましょうというモードです。

 

他のモードで腕を上げて、

最後はこの段位獲得戦で締めくくる

 

こんな流れになっています。

 

 

詰将棋

 

何とも不思議なモードになっていまして、

未だに意味が分からないモードでした。

 

普通ならば、

「将棋の問題を解いてくモード」だと思うのですが。

 

その裏をいきまして、

自分で詰め将棋を作成して、相手にクリアしてもらいましょう

こんなぶっ飛んだモードになっていました。

 

どうやって楽しむのか?を未だに理解できない

個性的過ぎるおまけでしたね。

 

 

余計なモードを全てカットして、

純粋に将棋を楽しんで行く

 

しかし、その理不尽なシステムに泣きたくなる

 

個性が強すぎる、

なんとも不思議な将棋ゲームなのでした。

 

 

 

初段 森田将棋の感想でもあり レビューでもあり

 

[こちらは20秒 相手は無限大 そんな鬼のシステム]

 

将棋には持ち時間という物があります

 

この時間内に、将棋を指してください

 

指せなかったあなたの負けです

 

こんなルールです。

 

この時間制限があるお蔭で、

沢山の奇跡が起こる訳ですね。

 

 

そんな時間制限が、

今作にも搭載されておりまして。

 

最低で400分から選べます。

 

最高で400分では無く、

最低で400分ですので、かなりガチな作品だと思います。

 

 

そんな持ち時間ですが、

本編である段位獲得戦に限り、変更されます。

 

簡単に説明するならば

 

こちらは20秒で指す

 

相手は無限に時間を使ってもいい

 

こちらが時間制限に引っかかれば、

その場でゲームオーバー

 

こんなシステムです。

 

 

100歩譲って、

これでもまあ許せます。

 

相手が無制限というのはかなり酷いですが、

こちらが圧倒すればいいだけの話です。

 

 

しかし、ここからが、

このゲームの鬼のようなシステムの見せ所なんですね。

 

 

このゲームですが、

平気で数分間打ってきません。

 

今までの将棋ゲームならば、

後半の白熱した展開になれば、こういう事も起こりました。

 

「コンピューターを悩ませるって事は…優勢なのか?」です。

 

しかし、今作に関して言えば、

始まって数手しか打っていないのに、平気で数分かかります。

 

今の最新ゲームにはない、

異常なまでの思考時間が、このゲームの弱点でもありました。

 

 

これの何が酷いのか?

 

 

こちらの精神力をゴリゴリ削ってくることでした。

 

相手が指した瞬間に

こちらに番が回ってきます。

 

しかし、わずか20秒しかありません。

 

考える暇なんてありませんし、

ミスったら一気に負けてしまいます。

 

なので、必死になって指します。

 

そして、こちらが指し終ったら

またいつ来るかもわからない「無限の時間」を

待たなければいけないんですね。

 

 

他の将棋ゲームならば、

自分にも「豊富な時間」が用意されています。

 

ですので、

テレビを見たり、漫画を読んだりできる訳です。

 

「ご自由に考えて下さい、休憩してますんで…」です。

 

しかし、そんな甘さなんてありませんからね。

 

やるかやられるかの、

スリリングすぎる将棋ゲームになっていくのでした。

 

 

相手が数秒で指してくれたら

 

こちらにも持ち時間をくれたら

 

きっと名作将棋ゲームになれた

 

惜しすぎる作品なのでした。

 

 

 

初段 森田将棋のまとめ

 

なぜ遊んでほしいのか

 

精神を鍛えるという意味では、

逆に面白いかもしれません。

 

20秒ってあっという間だね、と心から思えるようになります。

 

 

なにがそんなに面白いのか

 

普通のモードならば、

持ち時間もふんだんに用意されていますし

 

ハンデも付けることも可能です

 

ですので、結構な名作ゲームになります。

 

打つのが遅いという、

最大の弱点もありますが、

持ち時間があればどうってことはないので

 

将棋に慣れたい人は、本編以外をお楽しみください。

 

 

今急いで買う理由とは

 

本編をクリアした人を最高に尊敬しますので

 

我こそはという人は、

あの修羅の国に挑戦してください。

 

 

私はギブアップします。

 

 

今日も

モノノフ的ゲーム紹介をお読みくださりありがとうございました

 

鬼の将棋ゲームとは このゲームの事を言う

それこそが、今急いで300円で買う理由です

 

 

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ソフトのみ  300円

 

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