モノノフ的ゲーム紹介

モノノフ的にいろいろなゲームを解釈して行きます

ガレリアンズ ホテルのイベントを考えた人は最高にサイコパス

バイオハザード系のゲームで 8時間遊べるのは凄い

 

[トーリーの濃厚さで言えば 本家にも負けないくらいの素晴らしさ]

[ガレリアンズ  アスキー  プレイステーション]

1999年発売  ジャンル アクションアドベンチャー  参考価格 250円

 

記事のネタバレ度  オチは書きません

攻略に必要なプレイ時間  8時間

このゲームに対する世間の評価  こんなにグロイのは逆にすがすがしいよね

どんなに人にお勧め? 田島昭宇が好きなら絶対に遊んでほしい

ゲームアーカイブスで配信なし

 

 

その作者さんのイラストが好きで

その作者さんがイラストを描いているゲームを買ってしまう

 

こんなことってありますよね。

 

その結果、最高のゲームに巡り合えることもありますよね。

 

 

そんな今回の 田島昭宇さんが好きなら 絶対に遊んでほしい名作

ガレリアンズの感想です。

 

 

 

ガレリアンズとはどんなレトロゲーム

 

このガレリアンズですが

1999年にアスキーから発売された

プレイステーション専用のアクションアドベンチャー作品でした。

 

キャラクターのイラストを

「マダラ」や「サイコ」などでお馴染の田島昭宇さんが担当していることも有り

ゲームを知らなくても、キャラクターは知っているなんて人も多いのではないでしょうか。

 

 

ゲームの目的は

 

記憶喪失の金髪少年「リオン」となりまして

 

自分がどうしてここにいるのか?

 

自分の正体はなんなのか?

 

どうして超能力が使えるんだ?

 

こんな疑問に向き合いながら、隠された謎に迫って行くのが目的でした。

 

 

ゲームのシステムは

 

アクションしながら、鍵やイベントアイテムを探していき

 

そのイベントアイテムを使用して謎を解いていく

 

アクションアドベンチャーのシステムでした。

 

ハッキリ言ってしまえば、まんま「バイオハザード」でしたね。

 

移動の方式も

バイオハザードでおなじみのラジコン式でしたし

出てくる敵も物凄くキモイ敵ばかりでした。

 

「だったら、バイオハザードを遊びます」となってしまいますよね?

 

それが大丈夫なんです。

 

バイオハザードとの大きな違いがありますから。

 

 

それこそが、自分自身が超能力者という所です。

 

バイオハザードならば、ハンドガンやマグナムで攻撃しますが

このガレリアンズでは、自分自身の超能力で相手を攻撃して行きます。

 

相手を吹っ飛ばす衝撃波

相手を焼き尽くす火炎波

相手を持ち上げる重力波

 

こんな3種類の超能力を使用して

困難に立ち向かって行きます。

 

主人公には

ライフのHP

中毒度のAP

クスリゲージ

こんな3つのパラメータが設定されていまして。

 

それぞれ専用のアイテムを使用することで

ゲージを回復することができました。

 

持てるアイテムが少なかったので

どのアイテムを多めに持っておくのか?というのも

このゲームの楽しみ方でしたね。

 

 

バイオハザード系のゲームでありながら

まるまる8時間も遊ぶことができる

 

バイオハザードが好きなら一度は遊んでほしい作品なのでした。

 

 

 

ガレリアンズの感想でもあり レビューでもあり

 

[中毒度がマックスになると とんでもない事が起こる それがガレリアンズ]

 

このゲームを始めてプレイした時は

最初の部屋で死にました。

 

ゲームが始まって

敵すら登場していないのに

何故かゲームオーバー

こんなガレリアンズあるあるでした。

 

このゲームには中毒度という物がありまして

この中毒度は、超能力を使用すると徐々に上がっていきます。

 

この中毒度がマックスになるとどうなるのか?

 

主人公の頭がショートしてしまい

制御が効かなくなります。

 

ダッシュが使用不可能になりまして

よろよろとしながら移動しなければいけませんでした。

 

しかも、徐々にライフが減少して行き

その結果が、最初の部屋で死んでしまうという理不尽さに繋がりました。

 

ダッシュができない

 

超能力も使用できない

 

ライフがガンガン減る

 

こんな地獄なのですが。

 

最大の利点もありました。

 

それは、近づいてくる敵を瞬殺します。

 

超能力を制御できない主人公は

周りの敵を無差別に攻撃します。

 

その結果、どんな敵であろうとも

一撃で倒すことができました。

 

雑魚の研究員から

超能力者の出来損ない

強化スーツに身をまとった敵

最強の雑魚敵4本脚

 

こんな全ての雑魚敵を一撃で葬ります。

 

リスクもあるけど、それ以上にリターンもある

 

こんな中毒度のシステムが

ガレリアンズが最高に楽しいゲームでもあり

ガレリアンズが最高に厄介なゲームでもある理由でしたね。

 

 

 

[ゲームのストーリーがとんでもない 大抵の人は死ぬからね]

 

このゲームを表すならば

バイオハザードを最高にグロくした感じでしょうか。

 

バイオハザードですら、最高にグロイのに

 

そんなバイオハザードよりも、はるかにグロイですからね。

 

さすが田島昭宇といった感じです。

 

 

まず出血の量が半端ないです。

 

敵を倒すと出血して倒れるのですが

トマトジュースの噴水でしたね。

 

 

次に死の描写が最高にグロイです。

 

ホテルのステージがあるのですが

ここのイベントを考えた人は、本当にどうかしてると思いましたね。

 

主人公は、ヒロインを探し出すためにホテルに向かいます。

 

そのホテルには、沢山のお客さんが泊っていまして。

 

そのお客さんに話を聞きながら、ヒロインの居場所を探し出していく

 

お使いゲームの様なイベントでした。

 

部屋で核を作っているイカレタ人

 

主人公を部屋に引きずりこもうとするイカレタ人

 

普通の人

 

そんな人たちに話を聞きながら

ヒロインはどこに居るのか?を探し出します。

 

しかし、ホテルには主人公を抹殺するために追手がきますので

その追っ手を倒しながら、お使いするといった感じでした。

 

そんな追手が

主人公を手助けする人間を許すはずもなく

結局は最悪な結末を迎える訳です。

 

ヒロインの居場所を、自分なりに考えただけなのに

人生が終わってしまう。

 

こんな酷さがありました。

 

「ちょっと、部屋にヒロインいなかったんですけど?」なんて報告に行けば

もれなく血だらけで倒れている。

 

このイベントを考えた人は、最高にサイコパス

 

そんな、バイオハザードにグロさをこれでもかとプラスした

プレイステーションを代表する猟奇的な作品なのでした。

 

 

そんなゲームなのに

徐々に恐怖を感じなくなるのですから不思議ですよね。

 

「次はどんな死に方なのかな?」なんて笑っていますからね。

 

こんな人間の対応力に気づけた作品でもありましたね。

 

 

 

[6時間遊んで もう一度はじめのステージからやり直す地獄]

 

このゲームですが

アイテムが無くなる=死、につながります。

 

バイオハザードならば

無制限に使用できるナイフという物が存在しますが。

この作品には、そんな生易しいものはありません。

 

攻撃方法が無くなったら、後は死しかありませんでした。

 

ライフが無くなる、回復アイテムが無くなる=死

 

中毒度がマックスになる、回復アイテムが無くなる=死

 

超能力のゲージが無くなる、回復アイテムが無くなる=死

 

こんな、アイテムの大切さが身にしみてわかるシステムでした。

 

バイオハザードでは

トランクというアイテムを預けるシステムがあるのですが

ガレリアンズには全くありません。

 

ですので、その場にアイテムを置いておきまして

無くなったら取りに行かなければいけません。

これがめちゃくちゃ面倒でしたね。

 

「トランクさえあればな」と何度も思いました。

 

 

始めはアイテムがガンガン落ちています。

 

「バイオのイージーモード並じゃん?」です。

 

しかし、どんどん数が減っていきまして

ラストステージで、遂にどうにもならなくなってしまいました。

 

中毒度がマックスになりますよね

そうなると、どうにもならないんです。

 

敵を倒すことは出来るけど、ライフがガンガン減っていく

 

数少ない回復アイテムが無くなる

 

そしてゲームオーバー

 

こんな地獄でした。

 

最上階に行けば、中毒度を回復させるアイテムがあると分かっているのに

そこまでどうしてもたどり着けない。

 

そこで導きだされた結果が

最初からやり直すという方法でした。

 

 

極力敵から逃げる

 

アイテムの選択を間違わない

 

次のステージに行くときは、面倒でもアイテムを満タンで行く

 

中毒度を回復させるアイテムを最優先にする

 

こんな事を頭に入れて

2時間ほどかけて、ラストまで戻しました。

 

初めての時は6時間掛かったのに

次は2時間ほどで行けましたので、そこは良かったです。

 

そんな万全の状態でも

ラストステージの難易度は異常でした。

 

特にラスボスとの2連戦は本当にきつく

アイテムが万全じゃなければ、まずクリアできなかったでしょうね。

 

普通のゲームならば避けられる攻撃も

ラジコン式の操作性ですので、まず避けられません。

 

この部分が、ガレリアンズが名作になれなかった

数少ない理由だったのかもしれません。

 

 

ゲームに慣れれば超面白い

 

それまでがかなり大変

 

そんな惜しいゲームなのでした。

 

 

 

ガレリアンズのまとめ

 

なぜ遊んでほしいのか?

 

トーリーは本当に素晴らしいと思います。

 

トーリーが良かったので

OVAとして発売されるくらいなのですが。

 

ゲームでしか味わえないシーンもあるので

両方を楽しむのがいいのかも知れませんね。

 

 

なにがそんなに面白いのか?

 

過去に何があったのか?をサイコメトリーするのも

バイオハザード系のゲームでは珍しかったですね。

 

「ここにはどんなアイテムが必要なのかな?」こんな場所を

サイコメトリーする事で

 

何が必要なのかを教えてくれる

 

こんな親切さも良かったです。

 

謎解き的には難しくないのですが

いかんせん、フロアが広すぎますので

迷子になるゲームでした。

 

まあ、だからこそ8時間楽しめたのですがね。

 

 

今急いで買う理由ってあるの?

 

このゲームは、友達からお勧めされて遊んだゲームでした。

 

バイオハザードよりもグロいゲームがあるよ、しかも田島昭宇」なんて感じで。

 

そんな理由から遊んでみると

めちゃくちゃドンピシャでした。

 

もう完全に虜になりました。

 

その結果が二日で

エンディングまで行ってしまったのでした。

 

最後に流れる、エンディングの歌が最高でしたね。

 

「ガレリアンズ、もう終わっちゃった…」と少し寂しくなりました。

 

今まで知らなかったのに、たった二日で虜になってしまう

そんな魅力がこの作品にはありましたね。

 

 

ちなみに、続編がPS2で発売されていますので

この世界感にドハマリしたら続編もお勧めです。

 

 

今日も

モノノフ的ゲーム紹介をお読みくださりありがとうございました

 

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