爆笑と疲労が同居する至高のバカゲー!今こそみんなでタントアール!

私の友人に、小説を最後まで読んだことがない人がいます。
理由は、「難しいことを考えると急に眠くなる」から。
どんなに面白そうな小説でも、数ページ読んだだけで熟睡してしまうそうです。
そんな感覚を、私もゲームで体験しました。
プレイすればするほど、なぜか疲れ果ててしまう。
しかし、同時に笑いと楽しさも止まらない。
今回ご紹介するのは、そんな不思議な魅力を持つパーティーゲームの傑作、
『タントアール』です!
1994年にセガから発売されたこのゲームは、
様々なプラットフォームに移植されたほどの人気を誇ります。
「バカゲーだけど、真剣に遊ぶ」。
そんな至高のゲーム体験を、あなたもぜひ味わってみませんか?
タントアールはどんなゲーム?
物語は、脱獄した犯人たちを捕まえるため、
主人公のデコボココンビが全国を駆け巡るという、なんともシンプルなストーリーです。
しかし、一筋縄ではいきません。
彼らに追いつくたびに、様々なミニゲームを仕掛けてくるのです。
ゲームのシステムは、
パズルやアクションの要素が融合したミニゲーム集。
決められた目標をクリアすれば先へ進めますが、
失敗すればライフが減らされてしまいます。
「自分はどのミニゲームが得意か?」
「どのミニゲームを避けるべきか?」
こんなことを考えながら進んでいくのも、このゲームの楽しみの一つです。
そして、このゲームの最大の魅力は、最大4人まで同時に遊べるということ。
友達や家族と集まってプレイすれば、面白さは何倍にも膨れ上がります!
真剣に遊ぶから面白い!バカゲーの魅力
このゲームに登場するミニゲームの数々は、
どれもこれも「バカゲー」としか言いようがありません。
- 鶏を連打で起こすゲーム
- ストップウォッチを5秒ちょうどで止めるだけのゲーム
- 同じ形のブロックを瞬時に見分けるゲーム
ミニゲームのタイトルもぶっ飛んでいます。
「ハッとしてフラワー」「忍者どこじゃ?」「迷い道くねくね」
「アニマルサウンドシャワー」「スタンリーキューブいくつ?」...。
しかし、このふざけたミニゲームたちを、みんなで大真面目にプレイしている。
その構図自体が、たまらなく面白いのです。
「くそっ、今度は絶対5秒で止めてやる!」
「あいつ、こんな簡単なゲームでミスしてるぞ!」
真剣にプレイすればするほど、笑いが止まらなくなる。
タントアールは、そんな不思議な魅力を持ったゲームです。
楽しさの裏に潜む「疲労感」の正体
このゲームは、エンディングを見るまでに1時間以上かかります。
ということは、1時間以上ノンストップで
ミニゲームに挑戦し続けなければならないということです。
しかも、コンティニューの回数には限りがあります。
後半で難しいゲームにぶつかり、
一瞬でゲームオーバーになることも珍しくありません。
中には、たった一つのミスでライフが全てなくなる理不尽なゲームも存在します。
常に緊張感と集中力が求められるため、
プレイ後には強烈な疲労感に襲われます。
面白いゲームだからこそ真剣に遊んでしまうのですが、
その結果、プレイを終えた後にはぐっすり眠ってしまうほどの
疲労困憊状態になってしまうのです。
ミニゲーム集を真剣に遊ぶことが、こんなにも大変だとは、
私もこのゲームで初めて知りました。
今、この名作を遊ぶ理由
なぜ今、タントアールを遊んでほしいのか?
ミニゲーム集は、いつの時代に遊んでも熱中できる、普遍的な面白さがあります。
特にタントアールは、「ミニゲーム」と「バカゲー」が見事に融合した、
セガらしい傑作です。
私自身、先にセガサターン版のタントアールをプレイし、
その面白さに感動してメガドライブ版を遡ってプレイしました。
操作性や遊びやすさではセガサターン版に軍配が上がりますが、
このゲームの持つ雰囲気や魅力は、初代からすでに完璧だったと断言できます。
プレイ後には、きっと驚くほど熟睡できることをお約束する。
初代から完成度が完璧だった名作ゲーム、タントアール。
ぜひ遊んでみてください
こちらから購入できます
