「ドラクエⅢ」じゃない、まさかの「ウィザードリィⅣ」!? 『桃太郎伝説外伝』が秘めたる、驚愕のRPG体験!
あのサブキャラたちが主役に! PCエンジンが贈る、至高のオムニバスRPG!
かつて、夢中で友人のゲームプレイを眺め、
いつか自分も手に入れたいと憧れたゲーム機たち。
その中でも特に心奪われたのが、
ハドソンが1992年にPCエンジンで送り出した『桃太郎伝説外伝』でした。
サブキャラクターたちにスポットを当てた、まさかのオムニバス形式RPG!
「もしあのキャラクターが主人公だったら…?」そんな誰もが一度は抱く疑問を、
浦島太郎、貧乏神、そして夜叉姫という三人の主人公で、
それぞれ全く異なるRPGとして体験させてくれます。
- 浦島太郎伝説:王道中の王道。正統派RPGをじっくり楽しみたいあなたに。
- 貧乏神伝説:敵からお金を盗んで戦う異色のシステム。まさしく貧乏神らしい、型破りなプレイ感覚が味わえます。
- 夜叉姫伝説:そして本作最大の目玉! 好きな仲間を選んでダンジョンを攻略する、斬新なシステムが光る!
それぞれのシナリオは数時間でクリアできる「短編集」のような構成。
しかし、その短い中に凝縮された濃密なストーリーとシステムは、
何度も繰り返しプレイしたくなる中毒性を持っています。
一本のゲームで三度美味しい、これほど贅沢なRPGがかつてあったでしょうか?
『夜叉姫伝説』は、なぜこれほどまでに傑作なのか?
このゲームの真骨頂は、何と言っても「夜叉姫伝説」にあります。
地下13階の城の奥深くから、
地上にそびえる宿敵の居城を目指して突き進むダンジョンRPG風のシステム。
そして何より熱いのが、
「好きな仲間を自由に選んでパーティを組める」という点です!
桃太郎伝説本編では敵として登場する、
あしゅら(バランス)、ふうじん(僧侶)、らいじん(魔法使い)、
あまのじゃく(遊び人)といった個性豊かな面々を、
最大3人まで自由に編成できるのです。
最初は強力なメンバーでマイルドに攻略し、
慣れてきたらあえて「最弱パーティ」や「ソロ」で挑む…!
罰ゲームのようなパーティでエンディングを迎えた時の、
あの言葉にならないほどの達成感と感動は、他のRPGでは決して味わえません。
どんな組み合わせで冒険に挑むか、そのワクワク感が尽きない、
まさに繰り返しプレイを前提とした究極のRPGなのです。
「ドラクエⅢ」? いいえ、これはまさかの「ウィザードリィⅣ」だ!!
子供の頃、夜叉姫伝説をプレイして
「キャラを選んで進むなんて、まるで『ドラクエⅢ』みたいで面白い!」と
感じた人も少なくないでしょう。
しかし、ウィザードリィと出会った時、
「これはウィザードリィのシステムそのものじゃないか!」と気づき、
さらに度肝を抜かれることになります。
しかし、驚きはまだ終わりません。
ウィザードリィの多くは
「地上から地下へ潜り、悪を討つ」のが定石ですが、
夜叉姫伝説は「地下の夜叉姫の城から、地上の宿敵を目指して登っていく」という、
真逆の構造をしているのです。
そしてこの時、閃いたのです。
「これは、ひょっとして…『ウィザードリィⅣ』のオマージュではないか!?」と。
『ウィザードリィⅣ』は、
シリーズ史上類を見ない異色の作品です。
なんと『ウィザードリィⅠ』のラスボスである邪悪な魔法使い
「ワードナ」が主人公。
今まで苦しめられたモンスターが仲間となり、
共に冒険した勇者たちが最大の敵として立ちはだかる、
すべてが逆転した世界観なのです。
そして、ワードナの目的も「地下の自室から地上を目指す」という、
夜叉姫伝説と全く同じ構図。
夜叉姫伝説に登場する仲間たちが、
そして、地下から地上を目指すという逆転の発想…これら全てが、
『ウィザードリィⅣ』と完全に一致するのです。
当時、この作品に込められた、
ゲームクリエイターからのディープなメッセージに気づいたプレイヤーは、
一体どれだけいたでしょうか。
桃太郎伝説の親しみやすい世界観の中に、
硬派なRPGへの深いリスペクトが隠されていた──その事実に気づいた時、
あなたはきっと、このゲームが「超」の付くほどの傑作RPGだと再認識するはずです。
今すぐ『桃太郎伝説外伝』をプレイする理由!
「長いRPGはちょっと…」というあなたにも、
短編小説のようにサクッと遊んで、サクッと終われる本作は最適です。
クリアするごとに解放されるちょっとしたおまけ要素も、
プレイヤーの心をくすぐります。
そして、何よりも「夜叉姫伝説」という最高のRPG体験が、この一本で味わえること。
各フロアに待ち受けるボスを倒すために、
試行錯誤しながら努力を積み重ねていく熱い展開は、一度プレイしたら忘れられません。
そんなゲーム好きに贈る、奥深いメッセージが込められた『桃太郎伝説外伝』。
そして伝説の「夜叉姫伝説」を体験できるなら、今すぐ購入する価値は計り知れません。
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