モノノフ的ゲーム紹介

モノノフ的にいろいろなゲームを解釈して行きます

ウルティマ・恐怖のエクソダス オブリビオンが好きで ウィザードリィが好きで 難しいゲームが好きならおすすめ

お金で能力値を上げるなんて素晴らしすぎる

 

f:id:retogenofu:20160331001225j:plain

[そのぶん、レベルの意味が殆ど無いのですがね…]

[ウルティマ・恐怖のエクソダス ポニーキャニオン  ファミコン]

1987年発売  ジャンル RPG  参考価格350円

 

記事のネタバレ度  高め

攻略に必要なプレイ時間  10時間

このゲームに対する世間の評価  ドラクエが生まれたのはウルティマのおかげ?

どんな人におすすめ?  RPGの原点をお楽しみください

バーチャルコンソールで配信無し

 

 

昔は意味が分からなくても、

今になって、そのゲームの面白さに気付くことが出来るのは最高です。

 

「昔はクソゲー扱いしていたのに、今では神ゲー」みたいな感じです。

 

今作も、神ゲーと思った訳では無いのですが

「こんなにシステムが面白かったんだ…」こんな感覚にはなりましたね

 

 

そんな今回の、ゲームのシステムはまさに神ゲー バランスは悪い

ウルティマ・恐怖のエクソダスの感想です(*’▽’)

 

 

 

ウルティマ・恐怖のエクソダスとはどんなレトロゲーム

 

このゲームですが

1987年にポニーキャニオンから発売された

ファミコン用のRPGでした。

 

元々は、パソコンゲームの「ウルティマ3」を

ファミコンに移植した

皆が待ち望んでいた作品だったようですが

蓋を開けてみると、大幅に日本仕様に変更されたそうです。

 

 

ゲームの目的は

エクソダス」という悪魔が、封印から目覚めようとしている

そんな悪魔を封印するために、勇者たちが立ち上がる…こんなあらすじでしたね。

 

 

ゲームのシステムは

オーソドックスなRPG

まんま。「ドラクエ3」といった感じでしょうかね。

 

ドラクエという作品は

ウィザードリィウルティマに影響を受けているという」話なので

この画面こそが、ドラクエに影響を与えたのかも知れません。

 

 

ゲームのシステムは

キャラクターメイキングから始まるという

最高にドキドキさせてくれた展開でした。

 

 

人間や妖精、魔族からも選べまして

種族によって、能力の限界が変わっていましたね。

 

バランスタイプの人間 

 

器用なタイプの妖精 

 

力以外は高性能な魔族など

後々の展開を考えて、選ぶのは楽しかったですね。

 

選べる職業も

戦士や魔法使い、僧侶やシスターなどの、お馴染の職業から

詩人や科学者などの

「本当に戦えるんですか?」なんて職業もありましたので。

 

キャラクターメイキングの幅の広さで言いますと

ウィザードリィ6」並みの大盤振る舞いでしたね。

 

 

そんな、自分好みのキャラクターを作りまして

早速冒険に出かけるのですが。

 

沢山のキャラクターを作って

その場の状況に応じて、入れ替える事が出来ますので

全ての職業も、体験で出来るようになっていました。

 

「この職業は気に入らないな」と思ったら

違うメンバーに変更が出来るのは、良かったのではないでしょうか。

 

 

このゲームの特長としましては

相手に喧嘩を売ることが出来るという事でしょうか。

 

街の人や兵士、王様まで

全てのキャラクターに戦いを挑むことが出来たのは

オブリビオン」や「スカイリム」が好きな人にとっては

最高のシステムでしたね。

 

喧嘩を売って

返り討ちに合うまでが

ウルティマの黄金パターンでした。

 

 

王道の、剣と魔法の世界を体験するのには

持って来いの作品だったのかも知れませんね(^◇^)

 

 

 

ウルティマ・恐怖のエクソダスの感想でもあり レビューでもあり

 

[積極的にレベルを上げてはいけないRPGって どうなの?]

 

このウルティマ・恐怖のエクソダスというゲームで

最も衝撃的だったのが

「自分のレベルが上がれば、敵のレベルも上がっていく」というシステムでした。

 

普通のRPGならば

「やったー、レベルが上がったぞ!!」

「これで、あのダンジョンに挑めるぞ!!」だと思うのですが。

 

今回のウルティマでは

「あれ、敵が異様に強くなってる!!」となってしまいました。

 

レベルには、最大ライフを上げる重要な役割があるのですが

ステータスが上がる訳では無いので。

 

基本的には

敵の方が有利になってしまうシステムでした。

 

そんなシステムに

光明をもたらしてくれたのが

「寄付によってパラメーターを上げていく」という独特なシステムでした。

 

 

神殿という物がありまして

その神殿にお金を寄付する事で

その神殿に応じた、パラメーターを上げてくれるというシステムです。

 

ですので

急激にレベルを上げないで

まずは、パラメーターをコツコツと上げて行く

という事になっていく訳です。

 

そのレベルの敵を倒せるようになったら

次のレベルに上げて

駄目だったらリセット…みたいな感じで。

 

自分の強さのバランスと

モンスターの強さのバランスを

うまく調整していくのが大事なゲームでした。

 

 

この部分さえ、バランスが良ければ

「もっと楽しく遊べたのにな…」と、少し残念に思いましたね。

 

 

このゲームを一言で表すならば

「強敵にあったらその場で終了」というゲームでした。

 

このゲームには

逃げるというコマンドがありませんでしたので

「このモンスターには絶対に勝てない」となったら

リセットするしか無かった訳です。

 

逃げるというコマンドさえあれば

このゲームの面白さは、2倍にはなっていたでしょう。

 

逃げるというコマンドが無いばっかりに

ゲームのバランスを、物凄く悪くしていましたね。

 

 

ウルティマってめちゃくちゃ面白いんだな」と思うと共に

 

ウルティマってめちゃくちゃ難しいゲームなんだなと」思った

レトロゲームならではの作品でした(*´з`)

 

 

 

ウルティマ・恐怖のエクソダスのまとめ

 

このゲームを購入したきっかけですが

続編の「ウルティマ・聖者への道」という作品が

結構好きだったので

今作をさかのぼって購入しました。

 

 

購入した当時は

ゲームの説明書がありませんでした。

 

ですので

システムも分からなければ

魔法の意味も分かりませんでしたので

そのまま諦めてしまいました。

 

 

しかし、時間が経ちまして

インターネットで、何気なく攻略情報を調べてみると

めちゃくちゃ面白そうだと思ってきまして

直ぐに再挑戦しました。

 

その長い年月の間に

ウィザードリィにハマって

オブリビオンにドハマりした私にとっては

今回の、ウルティマ・恐怖のエクソダスを大好きになるには

充分過ぎるほどの魅力的なシステムでした。

 

なので

ウィザードリィが好きで

オブリビオンが好きで

難しいゲームが好きなら

 

今さらながらに

今作にチャレンジしてみては、いかがでしょうかね(/ω\)

 

 

そんな今回の、システムは文句なしで面白い ゲームのバランスは悪い

ウルティマ・恐怖のエクソダスの感想でした(*^▽^*)