モノノフ的ゲーム紹介

モノノフ的にいろいろなゲームを解釈して行きます

炎の宅配便 鬼の難易度を乗り越えた先に 感動の物語が待っている

仮面ライダーあしたのジョー…数々の熱血魂が宿る!

通販を利用して荷物が届くたびに、

配送業の方々には感謝しかありません。

 

毎週のように利用する私たちにとって、

本当にありがたい存在です。

 

そんな、私たちの生活を支える

「配送業」に、まさかのスポットライトを当てた激アツなゲームが、

かつて存在したのをご存じでしょうか?

 

それが、2006年にサクセスからPlayStation®2で発売された、

その名も『炎の宅配便』!

 

まさに、魂が震えるような「仮面ライダー」的な世界観で、

熱すぎる配送バトルを繰り広げる、唯一無二のアクションレースゲームなんです。

 

 

『炎の宅配便』ってどんなゲーム?

 

物語の舞台は、

悪の運送会社**「ジャクニク通運」**が支配しようとする暗黒の世界。

 

彼らは、

ライバル会社の車を破壊し、

配達員を車で撥ねるなど、やりたい放題の限りを尽くしています。

 

そんな絶望的な状況に立ち向かうのが、

我らが主人公「ジロー」

 

実はジロー、ジャクニク通運に改造された「改造人間」。

 

裏切り者の立場として、

巨大な闇にたった一人で立ち向かっていく…!

 

どこかで聞いたことがあるような、

しかし何度聞いても胸が熱くなるヒーロー物語が、ここにはあります。

 

果たして、この世界に平和は訪れるのでしょうか…?

 

荷物を届けろ!熱きアクションレースバトル

 

ゲームシステムは非常にユニークです。

 

基本はレースゲームですが、随所にアクション要素が加わるという、

他に類を見ないシステムなんです。

 

マップに設置されたチェックポイントに荷物を配達しながら、

規定数の荷物を配ることができればステージクリア。

 

一見シンプルですが、

ここには恐ろしいほどの熱気が込められています。

 

時間制限があるのはもちろん、

ジャクニク通運の戦闘員が襲いかかってくるわ、

配達を邪魔する車は体当たりで破壊できるわ、

襲い来る戦闘員は台車でぶん殴るわ…と、

普通のレースゲームではありえないような展開が次々と巻き起こります!

 

そしてステージの最後には、

ジャクニク通運の「改造人間」とのボスバトルが用意されているんです。

 

これぞまさしくヒーローアクション!

 

さらに、「壊れもの」の荷物は丁寧に運ぶ必要があったり…と、

細かな部分まで作り込まれています。

 

レースゲームの爽快感と、

ヒーローアクションの激しさを同時に味わえる、まさに**「熱すぎる」作品**なんです。

 

物語は最高にアツく、ゲームの難易度はまさに鬼。

 

熱くて、熱くて、熱すぎる灼熱のアクションレースゲームに、

あなたも飛び込んでみませんか?

 

 

全てを凌駕する「物語の熱さ」!

 

このゲームの最大の魅力、それは紛れもなく「物語」にあります。

 

漫画家・島本和彦さんが描き出す、まさに灼熱の物語。

そこには「仮面ライダー」や「あしたのジョー」、「キカイダー」といった、

数々の熱血ヒーロー作品へのオマージュが散りばめられています。

 

それでいて、単なるパロディに終わらず、

ちゃんとプレイヤーを感動させてくれるんです。

 

笑いあり、涙あり、そして衝撃的な展開あり。

 

この熱い物語を体験するだけでも、

このゲームをプレイする価値は十分にあります。

 

島本和彦さんのファンであれば、

きっとその魂のこもったストーリーに、必ず満足できるはずです。

 

 

鬼畜の難易度!しかし乗り越えた先に感動が待つ

 

『炎の宅配便』は、とんでもなく面白いゲームです。

 

時間制限があるため、

いかに素早くチェックポイントに辿り着くか、

常にハラハラドキドキがつきまといます。

 

アーケードのレースゲームのような緊張感があり、

「残り5秒でギリギリ到着、80秒プラスされて事なきを得る」という、

このスリルが最高に楽しいんです。

 

稼いだお金で愛車をパワーアップできるのも、

ゲーマー心をくすぐります。

 

上手くプレイすればするほど、

良いパーツを早く購入できるようになるので、やり込み甲斐も十分。

 

お金を稼ぐには難易度を上げた方が効率的というのも、絶妙なバランスです。

 

しかし、このゲーム、とにかく難しいんです。

 

ステージクリアには15分から30分ほどかかることもあり、

時間が切れたら即ゲームオーバーというシビアさ。

 

「あと2秒あればクリアできたのに…」というような

ギリギリのバランスが常に続きます。

 

正直、何度もコントローラーを投げそうになりました。

 

それでも、エンディングまでたどり着けたのは、

「物語の結末が見たかったから」に他なりません。

 

あの熱い物語がどう決着するのか、

それを自分の目で確かめなければいけないという強い衝動に駆られたからです。

 

最終章なんてまさに地獄の連続。

 

あそこで5時間は足止めを食らった記憶があります。

 

さすが最終章、容赦ありませんでした。

 

レースゲームが得意な腕自慢のあなた、

ぜひこの修羅の世界に飛び込んでみてください。

 

もしもう少し簡単なゲームバランスだったら、きっと5倍は売れたでしょう。

 

それほど、この作品は「玄人向け」の、とんでもない一本なんです。

 

 

今すぐ『炎の宅配便』をプレイすべき理由

 

ゲームに慣れてくれば、とんでもなく面白いこの作品。

 

しかし、かなりの難易度なので、まずは覚悟が必要です。

 

もしどうしてもクリアできない場合は、

難易度設定もあるので、そちらでプレイしてみるのも良いでしょう。

 

このゲームの最大の魅力は、やはり物語です。

 

この熱い物語、いっそアニメ化してほしいとさえ思えるほどです。

 

島本和彦さんのファンであれば、必ずや満足できるでしょう。

 

鬼の難易度を乗り越えたその先には、必ずや感動の物語が待っている

それこそが、今『炎の宅配便』を手に入れる最大の理由です。

 

 

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