笑いと衝撃の渦中へ! 『突撃パッパラ隊』が贈る、驚きのミニゲームコレクション
昔々、「突撃パッパラ隊」という、
それはそれはクレイジーな漫画がありました。
他のギャグ漫画とは比べものにならないくらい、ちょっぴり危ないシーンも、
とてもかわいらしく、コミカルに描かれているんですから、
今でも隠れた人気を誇る、まさに名作ギャグ漫画なんです。
あのぶっ飛んだ世界観が、今でも私の脳裏に焼き付いて離れません。
そんなパッパラ隊のゲームが、
まさかゲームボーイで出ていたなんて、私自身も知らなかったんです!
「これは、きっとものすごくヤバいゲームに違いない……」と、
値段の安さに誘われて、ついつい買ってしまったんです。
今回は、そんな出会いから始まった、
皆さんにお話しさせていただきます。
『突撃パッパラ隊』って、どんなゲームだったの?
笑いと個性がはじけるミニゲームの宝箱
この『突撃パッパラ隊』というゲームは、
2000年にJウイングさんから発売された、
ゲームボーイ専用のアクションゲームなんです。
「突撃パッパラ隊」は、
松沢夏樹さんが描かれた、大人気のギャグ漫画で、
アニメにもなったほどの、本当に愛されている作品でした。
そんな大人気作が、まさかゲームになっていたとは、本当に驚きでした。
ゲームの目的は、
パッパラ隊の主人公である水島くん、
漫画のヒロインであるランコちゃん、
そして漫画の途中から登場して、あっという間に人気者になった
しっとマスクという、個性豊かな三人の中から、
好きな主人公を選んで、物語を進めていくことなんですよ。
ゲームのシステムは、
たくさんのゲームジャンルを楽しめる、とってもお得な作りになっていました。
ゲームの流れとしては、
短い物語を読んで、ミニゲームをクリアして、
また短い物語を読んで、次のミニゲームをクリアする……。
そんな繰り返しで進んでいくんです。
原作ファンの皆さんにとっては、
嬉しくて涙が出ちゃうような、そんなミニゲームコレクションでした。
まさかの「シューティングゲーム大百科」!? 潔すぎるパクリ技に脱帽!
このゲーム、正直に申し上げて、
本当にびっくりするくらい、他のゲームを真似しまくっているんです!
最初のステージからいきなり、
「インベーダーゲーム」を完全に真似したゲームですし。
ステージを進んでいくと、
「ゼビウス」を完全に真似したゲームが出てきて、
最後のステージでは、
どう見ても「グラディウス」を完全に真似したゲームですからね。
基本的なシューティングゲームを、
一つのゲームソフトで全て楽しめるなんて、
この『突撃パッパラ隊』くらいしか存在しないのではないでしょうか?
例えば、「ツインビー」の場合は、
縦スクロールと横スクロールが融合していますが、
インベーダーゲームは入っていませんよね。
「ギャラガ」の場合は、
インベーダーゲームと縦スクロールは融合していますけれど、
横スクロールは入っていません。
そう考えると、
「シューティングゲームを全て網羅している」という広い意味では、
この『突撃パッパラ隊』こそが、実は一番優秀なゲームだったのかもしれません!
原作のクレイジーさはちょっぴり控えめ? 短いけれど愛おしい物語
仕方のないことなのかもしれませんが、
ゲームボーイという、お子様も遊ぶことの多いゲーム機の性質上、
ストーリーがものすごくおとなしい雰囲気になっているのは残念でした。
もし、原作通りのストーリーだったら、
もう3倍はクレイジーで、
ちょっぴりグロテスクだったでしょうからね。
ここはもっと思い切っても良かったのかなと思います。
そして、ゲームのストーリーも、ものすごく短いんですよね。
主人公が三人いるので、
「さぞかしたくさんのゲームを遊べるんだろうな」って期待していたら、
なんと90分で終わってしまって、びっくりしました。
確かに、ストーリーはおまけみたいなもので、
ミニゲーム自体がメインなのですが、
「もう少し長く遊びたかったな……」という気持ちも、ちょっぴりありましたね。
『突撃パッパラ隊』のまとめ。今こそ、あの衝撃を体験しよう!
なぜ、今このゲームを遊んでほしいのか?
『突撃パッパラ隊』という、
クレイジーな作品が大好きだった人には、少し物足りなさを感じるかもしれません。
でも、それでもゲームとして楽しめるんですから、
原作ファンの皆さんは、ぜひ一度遊んでみてはいかがでしょうか?
なにがそんなに面白いのか?
基本的なシューティングゲームを、一本のソフトで全て楽しめるなんて、
なかなかないですからね。
豪快すぎる「パクリ方」が、
パッパラ隊という作品らしい潔さだったのかもしれませんね。
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