モノノフ的ゲーム紹介

モノノフ的にいろいろなゲームを解釈して行きます

スマッシュTVの感想 バカゲーかと思いきや···やっぱりバカゲー!!

バカゲーだと思っているそこのあなた  意外と面白いんですよ

 

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[人間の欲望を忠実に再現しているのに  何故かすがすがしい  不思議ですね]

[スマッシュTV  アスキー  スーパーファミコン]

1992年発売  ジャンル アクション  参考価格1000円

 

記事のネタバレ度  高め  

攻略に必要なプレイ時間  1時間

このゲームに対する世間の評価  人間って本当に怖い  そんな欲望ゲーム

どんな人におすすめ?  スカッと遊びたい人には 最高のゲームです

バーチャルコンソールで配信無し

 

 

人間の欲望の中でも、最も強い欲望というのは

叫びたい、暴れたという、本能的な欲望ではないでしょうか。

 

お酒を飲んで暴れる

街中で大声を叫んで喉がかれるまで叫び続けたい。

 

しかし、そんな事をしたら

即お縄をちょうだいしてしまいます。

 

ですので、お酒を大量に飲んで、カラオケボックスで暴れて叫んで

スッキリ、シャッキリして

次の日には「健康的に生きていこう···」と思うのかも知れませんね。

 

 

そんな今回の、人間の欲望をここまでストレートに表現するのは 逆にすがすがしい

スマッシュTVの感想です。

 

 

 

スマッシュTVとはどんなレトロゲーム

 

このスマッシュTVですが

1992年にアスキーから発売された

スーパーファミコン用のアクションゲーム作品でした。

 

元々はアメリカの作品だそうで

アーケードゲームからの移植だったそうです。

国内ではスーパーファミコン版とゲームギア版が存在しています。

 

 

私がスマッシュTVに出会ったのは

「超クソゲー」という本でスマッシュTVの記事を読んだからでした。

 

「こんなにも狂ったゲームをやってみたいな···」そんな出会いでしたね。

 

このスマッシュTVの目的は

海外の大人気テレビ番組

「スマッシュTV」の主演者に選ばれた主人公が

お金が欲しい、人気者になりたい、銃を持って暴れたい···という

人間の欲望を全てさらけ出して

ゲームをクリアしていくというのが目的でした。

 

ゲームのシステムは

オーソドックスなアクションゲームで

似たタイプのゲームで言いますと

ゲイングランド」や「コントラ」に似ていましたね。

 

小さなステージに閉じ込められまして

無数の敵をこれでもかと撃ちまくる

たったこれだけのシンプルな作品でした。

 

例えるならば

駅に入った瞬間に

駅の人達全員が自分を襲いに来る

「流石アメリカのゲーム、バイオレンス」なんて素敵なゲームでした。

 

アクションゲームですので

様々な特殊アイテムも有りました。

 

自分の武器が強化されるアイテムや

自分の周りにバリアが出てくるアイテムなど

アクションゲームお馴染みの、パワーアップアイテムがゲームを盛り上げてくれます。

 

その他にも

札束や金塊、ビデオデッキ等

アクションゲームとは全く関係ないアイテムも

山の様に出てくるんです。

 

そんなアイテムを

無視すれば良いだけの話なのですが

 

そこは欲深き人間ですから

死を覚悟して敵の中に突っ込んで行くのでした。

 

アイテムが目の前にあると

絶対に取ってしまうのが人間ですよね。

 

そんな自分の欲望に気付かされる

意外と深いアクションゲームでした。

 

中古福袋青年向けコミック 300冊セット

 

中古福袋じゃんく アニメDVD 20本セット

 

スマッシュTVの感想でもあり レビューでもあり

 

[どうやって自力でクリアするのだろか?]

 

このスマッシュTVですが

設定がちょっと狂っているだけで

アクションゲームとしては、かなり面白い部類のゲームだと思います。

 

基本的には、超クソゲーという本で知りましたので

クソゲーなのかな?」と思ってプレイしたのが正直な感想です。

 

そんな期待を良い意味で裏切ってくれまして

かなり熱中して遊んだのを覚えています。

 

相手は、プレイヤーにお金を取られまいと大軍で襲ってくる。

 

こちらとしては、お金持ちになりたいと思ってゲームに挑戦する。

 

こんな、やるかやられるかのバイオレンスな体験を

ライトな雰囲気で表現できる作品はあまりないと思いますね。

 

 

そんな、名作アクションゲームなのですが

とにかく難しいんです。

 

1面のボスに、平気で10機位は殺られます。

 

主人公がやられる度に

観客から大きな歓声が巻き起こるのですが。

 

この部分こそが、このゲームの

最もクレイジーな部分だったのではないでしょうか。

 

 

主人公は、基本的なマシンガンしか持っていませんので

大軍で押し寄せられた場合、どうやっても対処できないんです。

 

敵の大軍に囲まれたら即終了ですので

どんなに危険だとしても、特攻していくしかありません。

 

こちらから攻めた方が

逃げ回るよりも、何倍も安全だったわけですから

この部分に気付くことで、面白さが覚醒して行きましたね。

 

 

しかし、そんな数の暴力が

ステージを増すごとにどんどん凶悪になっていきますので。

 

「ゲームに慣れるまでは、最初のステージすらクリア出来ない」という

とんでもない激ムズゲームになったのかもしれません。

 

まあ、そんな激ムズの難易度が

良いところでも有り、本当に勘弁してよと思うところでも有りましたね。

 

 

ステージセレクトが裏技であるのですが

この裏技が無かったら、

絶対にスマッシュTVのエンディングを見られなかったでしょうね。

 

 

 

スマッシュTVのまとめ

 

こちらから購入できます

 

なぜ遊んでほしいのか?

 

最初はストレスが溜まると思います。

 

だって、激ムズだから。

 

しかし、ゲームの操作に慣れてくると

溜まっていたストレスが、どんどん消え去っていきますので。

 

「最近ストレスが半端ない」なんて人は遊んでください。

 

 

なにがそんなに面白いのか?

 

無数に襲ってくる人間を

マシンガンで排除していく

そんなバイオレンスな展開が、このゲーム最大の魅力でしょうね。

 

スーパーファミコンのゲームなのに

この展開は危ないけどね。

 

 

今急いで買う理由ってあるの?

 

このゲームですが、数年前までは結構見かけた作品でした。

 

それこそ、数百円で購入出来るお手軽なソフトでした。

 

しかし、超クソゲーで取り上げられてから

徐々にバカゲーマニアたちに認知されていき

結構なレアソフトになってしまったそうです。

 

そんな私も、超クソゲーに出合えたからこそ

こんな名作アクションを知ることが出来たのでした。

 

どう考えても、バーチャルコンソールで配信される事はありません。

だって危なすぎですから。

 

だったら、実機で遊ぶのが正解ですよね

 

それこそが、今急いで買う理由です!!

 

 

今日も

モノノフ的ゲーム紹介をお読みくださりありがとうございました

 

最初の印象はバカゲー 繰り返しプレイしてみると名作アクション

それこそが、今急いで1000円で買う理由です