「バカゲー」と侮るなかれ!欲望剥き出しのバイオレンスアクション『スマッシュTV』

「バカゲー」だと思っていませんか?
1992年にスーパーファミコンで発売された『スマッシュTV』は、
確かに狂った設定のゲームです。
しかし、その根底には、人間の最も根源的な欲望を忠実に再現した、
意外にも奥深いゲームデザインが隠されています。
欲望を剥き出しにするテレビ番組
『スマッシュTV』は、
海外のバイオレンスなテレビ番組「スマッシュTV」の出演者となり、
賞金と名声を求めて戦うという設定です。
ゲームのシステムは非常にシンプルです。
プレイヤーは小さなステージに閉じ込められ、
襲い来る無数の敵をマシンガンで撃ちまくります。
例えるなら、駅に入った瞬間に、
そこにいる全員がプレイヤーに襲いかかってくるような、
徹底したバイオレンスアクションです。
このゲームのユニークな点は、
敵を倒すことで出現するアイテムにあります。
自分の武器を強化するアイテムやバリアといった定番のパワーアップアイテムに加えて、札束や金塊、ビデオデッキといった、
ゲームの本筋とは関係ないアイテムが大量に落ちています。
プレイヤーは、
これらのアイテムを無視すれば安全に進めるにもかかわらず、
欲に目がくらみ、危険を顧みず敵の群れの中に突っ込んでしまいます。
この行動は、人間の「欲」というものをストレートに表現しており、
プレイヤーは自分の欲望に気付かされることになります。
激ムズ難易度と、ストレス解消の快感
『スマッシュTV』は、
アクションゲームとして非常に完成度が高い一方で、その難易度は非常に高いです。
最初のステージのボスですら、平気で10機以上やられることもあります。
プレイヤーがやられるたびに観客から大きな歓声が上がるという、
クレイジーな演出も相まって、ゲームは常に緊迫した状況で進行します。
主人公は基本的なマシンガンしか持っておらず、
大軍に囲まれると対処が難しいため、
危険を顧みず攻め続ける「特攻」が勝利への鍵となります。
慣れるまでは最初のステージすらクリアできないほどの難易度ですが、
操作に慣れてくると、無数に襲ってくる敵をマシンガンでなぎ倒す快感が味わえます。
日頃のストレスを解消したい人には、最高のゲーム体験となるでしょう。
幻の名作アクション
『スマッシュTV』は、
そのバイオレンスな内容ゆえに、
ダウンロード配信されることはないでしょう。
かつては数百円で購入できる安価なソフトでしたが、
現在ではそのバカゲー的な魅力が再評価され、まあまあのレアソフトとなっています。
一見すると「バカゲー」ですが、
繰り返しプレイすることで、その奥深さと中毒性に気付かされる、
まさに名作アクションです。
ストレス解消にもなるこのゲームを、ぜひ体験してみてはいかがでしょうか。
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