モノノフ的ゲーム紹介

モノノフ的にいろいろなゲームを解釈して行きます

タスマニア物語 王道のアクションゲーム二本を 豪快に合体させる

王道のアクションゲーム二本を 豪快に合体させる

 

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[映画が原作のゲームだそうですが  全く関係ありません]

[タスマニア物語  ポニーキャニオン  ゲームボーイ]

1990年発売  ジャンル アクションパズルゲーム 参考価格350円

 

記事のネタバレ度 普通

攻略に必要なプレイ時間  15分

このゲームに対する世間の評価  こんなにもパクっているのは潔い

どんな人におすすめ マッピーが好きなら プロモードもクリアできるかもね

バーチャルコンソールで配信無し

 

 

昔のゲームの凄い所は

原作があるゲームなのに

「タイトルだけを借りてプレイヤーを騙す」という所でした。

 

その王様が「タッチ」なのではないでしょうか。

 

球漫画のタッチを

意味不明なアクションゲームにする

しかも、ほぼクリア不可能。

 

こんな伝説でした。

 

 

そんな今回の 映画が原作なのに ほぼ関係ない

タスマニア物語の感想です。

 

 

 

タスマニア物語とはどんなレトロゲーム

 

このタスマニア物語ですが

1990年にポニーキャニオンから発売された

ゲームボーイ専用のアクションゲームでした。

 

タスマニア物語という

田中邦衛さん主演の映画のゲーム化作品でした。

(映画の音楽は久石譲さんだそうです)

 

 

ゲームの目的は

ステージ内に隠された5種類の動物を集めて行くのが目的でした。

 

ゲームのシステムは

アクションゲームとパズルをプラスした作品で。

 

マッピーの様なトランポリンのアクション

パックマンの様に画面のアイテムを食べていくアクション

こんな二つのゲームを楽しむことができました。

 

ステージにはトランポリンが用意されていまして

「三回踏んでしまうと壊れる」というルールがいい味を出していましたね。

 

敵が襲ってくるのですが

上の段から落下して踏む

爆弾を設置して、撃退する

こんな方法で倒しながら進んで行きます。

 

敵を一定数踏むことによって

隠しアイテムとして動物が出てきまして

その動物を集める事が目標でした。

 

どうやって敵から逃れるのか

どうやって敵を撃退していくのか

こんな昔ながらのアクションゲームなのでした。

 

 

 

タスマニア物語の感想でもあり レビューでもあり

 

[映画の原作は ほぼ関係ない]

 

このゲームを買った人の大半が

タスマニア物語の映画が好きだから」だったと思います。

 

しかし、そんな心を

開始数分で踏みにじってくれます。

 

主人公が、

どう考えても田中邦衛さんには見えませんし

 

襲ってくる敵も、ただただ気持ち悪いです。

 

ストーリーもほぼありません。

 

最初に5秒くらいの

ちょっとしたオープニングが流れるくらいです。

 

あとは、完全に関係ないゲームの始まりです。

 

と言いますのも

このゲームは、1984年に発売された

「フルーツパニック」というゲームのリメイク作品だそうで。

 

フルーツパニックを

タスマニア物語風味で味付けしただけだった訳です。

 

ですので、評判としては最悪だったそうです。

 

 

しかし、そこは往年のアクションゲームを

2本もパクっているだけの事は有ります

 

めちゃくちゃ楽しいです。

 

あのハラハラドキドキ感は

本系のマッピーにも負けないくらいの凄さがありました。

 

 

まあ、映画の名前を借りたのは駄目だけどね…。

 

 

 

[上級者向けのモードの 圧倒的な難しさ]

 

このタスマニア物語には

スローモードと

ファストモードの二種類が用意されていました。

 

スローモードと言いながら

基本はこのモードを遊ぶ事になります。

 

何故ならば、ファストモードの難易度が異常だからでした。

 

ファストモードという名前の通りに

敵の動きがおかしいんです。

 

今までの3倍くらいの速さで襲ってきます。

 

スローモードでは考える余裕があったのに

ファストモードでは、考えた瞬間に死んでいます。

 

それくらい、激しいアクションゲームに変わっていました。

 

 

なんでも、ファストモードをクリアした時に

キーワードが表示される様で

 

そのキーワードを贈ることでプレゼントが貰えたそうです。

 

プレゼントが貰えるのですから

それはもう頑張った子供が多かったのでしょう。

 

しかし、ほとんどのプレイヤーをはじき返す

圧倒的な難易度が待っていたのでした。

 

 

私も1時間ほど遊びましたが

ステージ3くらいまでしか行けませんでしたね。

 

ここから、動物を集めるために

ノルマを達成していく訳ですから

 

いかに厳しいのかを、まざまざと見せつけられたのでした。

 

もうちょっと簡単でも良かったかもね。

 

 

 

タスマニア物語のまとめ

 

なぜ遊んでほしいのか?

 

マッピーが好きなら最高

 

パックマンが好きなら最高

 

タスマニア物語が好きなら 詐欺でしょうね

 

 

なにがそんなに面白いのか?

 

難しいゲームほど燃え上がりますが

このファストモードの難しさにはビビりましたね。

 

このゲームの基本として

敵が腕を回すと当たり判定が出るというシステムで。

 

腕を回すまでは

すり抜けられるのは優しさだったのかも知れません。

 

それでも、異常なのですから

やっぱり凄かったですね。

 

敵の動きが早いのがこんなにも辛いのかと、

このゲームに教えられました。

 

 

今急いで買う理由ってあるの?

 

映画が原作だと思って買う 

 

そして騙される 

 

でも意外と中毒性はある 

 

 

今日も

モノノフ的ゲーム紹介をお読みくださりありがとうございました

 

基本的には15分で終わる シンプルなアクションゲーム

タスマニア物語

 

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