モノノフ的ゲーム紹介

モノノフ的にいろいろなゲームを解釈して行きます

DSで遊べる ローグライクRPGの最高峰 降魔霊符伝イズナ DS版

出会えてよかったと思える 痺れるローグライクRPG

 

[クソゲーかな?からの これは神ゲーだ!!]

[降魔霊符伝イズナ   サクセス   ニンテンドーDS]

2006年発売  

ジャンル ローグライクRPG

参考価格 840円

 

記事のネタバレ度  ストーリーは書かないけど高め

攻略に必要なプレイ時間  15時間

このゲームに対する世間の評価  名作

どんな人におすすめ  トルネコシレン好きには絶対におすすめ

 

 

最近はずっとハック&スラッシュを遊んでいました

 

ここまで連続で遊んでいると、

どんどん新鮮さが無くなってしまいます。

 

だったら新しいジャンルを遊びましょう。

 

まあ、ひとくくりにすれば、

今回のゲームジャンルもハック&スラッシュなのですが…。

 

 

そんな今回の  絶対に遊んでほしい ローグライクRPG

降魔霊符伝イズナの感想です。

 

 

 

降魔霊符伝イズナとはどんなレトロゲーム

 

この降魔霊符伝イズナですが、

2006年にサクセスから発売された

ニンテンドーDS専用のローグライクRPGでした。

 

 

そんなゲームの目的は

 

見知らぬ村にやってきた、

くのいちの主人公「イズナ」

 

神社に飾ってる水晶に興味津々

 

そのあまりの綺麗さに水晶に触れてしまう

 

しかし、その水晶はその村にとって大事な物だった

 

水晶に触れられたことで、神様が怒りだし、

村中の人間に罰をあたえてしまう

 

そんな村人たちを救うために、

不思議なダンジョンへと冒険に出かけていく

 

果たして、無事に救い出すことはできるのであろうか…。

 

こんな、

主人公が100%悪い、中々の物語になっていました。

 

シリアスな要素がほとんど無く、

ギャグの要素満載で進んで行きますので。

 

頭を空っぽにして楽しめる物語でもありましたね。

 

 

ゲームのシステムは

オーソドックスなローグライクRPGで。

 

トルネコの大冒険」や「風来のシレン」などに代表される、

不思議のダンジョンのシステムだと思っていただければわかりやすいです。

 

自分が動けば相手も動く

 

入る度に変化するダンジョン

 

こんな基本ルールを元に、

不気味な魔物がうごめくダンジョンに冒険に出かける。

 

シンプルなローグライクRPGになっていました。

 

 

このゲームの特徴で言いますと

 

レベルが1に戻らない

 

装備品に「霊符」と呼ばれるお札を張り付けて、

装備品を強化できる

 

装備品には耐久力があり、

使い続けていると、いつか壊れてしまう

(完全に壊れる前ならばで修理する事は可能)

 

ダンジョンに入る度にオートセーブされるので、

他の作品よりも、ヒリヒリ感が半端ない

 

こんな所でしょうかね。

 

レベルが1に戻らないというシステムなので、

諦めなければいつかはクリア出来ますし。

 

装備品を強化する要素もありますので、

難易度としましては、それほどではありません。

 

オートセーブですので、

DSがバグった瞬間に全てを失うのはなかなかの恐怖でしたが。

 

レベルはそのままなので、

他の作品に比べますと、ダメージは少ないです。

(装備品は失いますが)

 

私は2回DSがバグりましたので、

結構なショックだったのですが。

 

私のDSが古いだけなので、

ちゃんとしたDSをお持ちの方は、安心してお遊びください。

 

 

ガンガンレベルが上がる

 

どんどん強力な装備品が手に入る

 

かと言って、ヌルゲーになっている訳ではない

 

そんな、ゲームとしての面白さも文句無しの

絶対に遊んでほしいローグライクRPGなのでした。

 

 

 

降魔霊符伝イズナの感想でもあり レビューでもあり

 

[あれ?クソゲーなのかな? からの上がり方が半端ない]

 

この作品ですが、

事前情報を一切入れないで買った作品でした。

 

と言いますか、

先にこの作品の2を買いました。

 

ローグライクRPGは見かけたら即買い!!」こんな私ですので、

迷わず購入しました。

 

ただ、2を買ったはいいものの、

「やっぱり1から遊んだ方がいいよね?」となりましたので。

 

直ぐに1を注文しました。

 

 

そんな作品の印象で言いますと、

「あれ?たいしたことないかな?」でした。

 

アイテムの性能も普通ですし

 

魔物の強さも普通ですし

 

ボスもそれほど強くはありませんし

 

ダンジョンも長くはありません。

 

「あれ?大丈夫?」です。

 

 

しかし、大丈夫だったんですね。

 

どんどんアイテムの種類が増えていきますし

 

魔物もどんどん嫌な攻撃を仕掛けてきますし

 

ボスも強くなりますし

 

ダンジョンがとんでもなく長くなっていきますし

 

どんどん、面白さが上がって行きます。

 

 

早く次のダンジョンを遊びたい!

 

早く次のダンジョンをください!!

 

こんな幸せになっていました。

 

 

普通の人ならば、

「序盤でこんなもんだったら、もう辞めようかな?」なんて思いがちですが。

 

進めば進むほど、

面白さと難易度が上がって行きますので。

 

是非とも、最後まで遊んでください。

 

 

 

[装備品を鍛えるという 最高の幸せ]

 

このゲーム最大の特徴こが、

装備品に霊符を張り付けていく作業です。

 

トルネコシレンで言いますと、

巻き物を読んだり、合成の壺で装備品を強くしていきます。

 

 

そのシステムが、

このイズナでは、霊符を張り付けるという作業になっていました。

 

霊符が何なのかと言いますと、

簡単に言えば巻き物です。

 

使えば、

周りの魔物にダメージを与える

「イオの巻き物」的な役割なのだけど。

 

装備品に張り付けると、攻撃力が上がる

バイキルトの巻き物」でもある。

 

こんな独自のシステムになっています。

 

使えばピンチを脱出できるけど、

使わなければ、装備品の強化に使える。

 

どっちにしようかな?

 

こんな楽しさがありました。

 

普通ならば、

「合成に必要なアイテム(壺など)」があるのですが、

イズナは直で貼り付けることができます。

 

拾った瞬間に、張り付ける、

こんなお手軽さが、イズナの魅力でもありました。

 

 

お手軽さでした……が、

ここからが大変な苦労の始まりです。

 

装備品には、

張り付けられる枚数が決まっています。

 

刀ならば、3枚

 

爪ならば、8枚

 

篭手ならば、8枚

 

こんな枚数になっていました。

 

刀と篭手は同時に装備できますが、

爪は篭手と同時に装備ができませんので。

 

どちらを鍛えるのか?というのも迷いどころではありました。

 

 

そんな少ない枚数をどうやって補うのか?

 

霊符を装備品に焼き付けるんです。

 

霊符の能力をそのまま装備品に焼き付ける事で、

どんどん能力を鍛える事ができました。

 

 

ただ、そう簡単に装備を鍛えることが出来ないのも、

このゲームの面白さでした。

 

装備品には霊力という、

その装備の限界値みたいなものがあります。

 

100の霊力ならば、

100までの霊符しか張り付ける事が出来ません。

 

そして、霊符を焼き付ける事で、

その霊力は霊符の分だけ減ります。

 

100の霊符を張り付けて焼き付けてしまうと、

0になってしまいます。

 

つまり、他の霊符を張れなくなるんですね。

 

そんな時の為に、

霊力を上げる霊符も用意されていますので。

 

霊力が無くなる

 

霊力を上げる霊符を探しに行く

 

充分な霊力が溜まる

 

基本能力を上げる霊符を焼き付ける

 

また霊力を上げる作業に戻る

 

この繰り返しで、

最強装備を目指して行くという流れになっていました。

 

 

特殊な能力は上げる事が出来ないのですが、

攻撃力と防御力をアップさせることができますので。

 

ダンジョンに行く

 

霊符を拾いまくる

 

張り付けて強化する

 

この繰り返しを何時間でも楽しめるのは素晴らしかったですね。

 

 

村には、霊符を打っているお店もありまして。

 

1回の冒険で必ず2枚の霊符を集めることができるのは、

このゲームの優しさでもありましたね。

 

ゲームが進むと、

嬉しい要素がどんどん解禁されていくシステムなので。

 

早く次のダンジョンに行きたくなるのでした。

 

 

何度でもダンジョンに潜りたくなる

 

ローグライクRPGになくてはならない、

最高のやりこみ要素をお楽しみください。

 

 

 

[ラストダンジョンがきつすぎて レベルが99になる]

 

そんな楽しい作品にも、

終わりは来てしまいます。

 

そんな最高の作品を締めくくるのが、

長すぎるラストダンジョンです。

 

 

このラストダンジョンですが、

まあ難しかったです。

 

たどり着いたのが、

60レベルくらいだったと思います。

 

「意外と簡単にクリアできるかな」です。

 

 

しかし、ここからが本当の地獄でした。

 

このラストダンジョンですが、

まあ嫌な魔物のオンパレードです。

 

こちらのレベルを下げてくる、嫌すぎる魔物

 

こちらの霊符を燃やしてくる、顔も見たくない魔物

 

そこかしこにある、とんでもない罠の数々

 

そして、長すぎるラストダンジョン

 

まあ凄かったです。

 

初代のトルネコシレンの凄さが、

最後の最後で待ち受けていました。

 

 

最初は思っていました、

「まあレベルを上げれば何とかなるでしょ?」と。

 

違うんです。

 

レベルには限界があるんです。

 

「99まで上げられるもんね!!」じゃないんです。

 

「99までしか上げられないんだ…」です。

 

だからこそ、真剣に向き合えたのかもしれません。

 

「意地でもクリアしてやる」こんな忘れていた情熱が

メラメラ燃えてくるのでした。

 

 

レベルが99でも

 

装備品をどんなに強化しても

 

1つのミスで、地獄にまっさかさま

 

これが、私が求めているローグライクRPGなんです。

 

そんな感動をあなたも味わってください。

 

 

面白さは保証します。

 

 

 

降魔霊符伝イズナのまとめ

 

なぜ遊んでほしいのか

 

物凄いサクサク感です。

 

主人公がニンジャなだけあります。

 

ゲームのスピード感で言えば、

ローグライクRPGの中でもトップだと思います。

 

遅いローグライクRPGが嫌な方は、

この作品をお勧めします。

 

 

なにがそんなに面白いのか

 

全てでしょうね。

 

この作品を作った人は、

本当にローグライクRPGが大好きだったと思います。

 

と言いますか、

初代のトルネコシレンを尊敬していると思います。

 

あの最高の雰囲気が、

このゲームを遊んでいて蘇ってきましたからね。

 

ヒリヒリするローグライクRPGが好きな方は、

このイズナを絶対に遊んでください。

 

 

今急いで買う理由とは?

 

知名度としましては、かなり低いと思います。

 

DSのローグライクRPGと言えば、

風来のシレンしか出てこないですからね。

 

この作品のことなんて、

誰も知らないと思います。

 

ただ面白いです。

 

文句無しです。

 

この作品を遊んだ人ならば、

「好きなローグライクRPG」のランキングに入れると思います。

 

そんな作品が、

今ならば840円で買えます。

 

値上がりする前に、急いでゲットしてください。

 

 

それでは、次のイズナ2の感想でお会いしましょう。

 

 

今日も

モノノフ的ゲーム紹介をお読みくださりありがとうございました

 

出会えてよかったと本当に思える 最高のローグライクRPG

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完品状態  840円

 

 

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