倉庫番みたいな感じで 迷宮をどんどん進もう
[上海かと思ったら まさかの倉庫番だった]
1991年発売 ジャンル パズルゲーム 参考価格200円
記事のネタバレ度 普通
攻略に必要なプレイ時間 3時間?
このゲームに対する世間の評価 シンプルだけど面白い
どんな人におすすめ アクション系のパズルが好きなら最高です
バーチャルコンソールで配信なし
ゲームボーイって本当にいいですね
なにがいいのか?
プレイ時間が短くて助かります。
RPGでも15時間ほどで終りますからね。
一生ゲームボーイを遊んでいたい位です。
しかし、そんなプレイ時間だったとしても、
心から楽しませてくれるのですから。
さすがゲームボーイですよね。
そして、今回あそんだゲームも、
シンプルながらも、最高のゲームでした。
1991年のゲームを、2017年に感動する
それこそが、レトロゲーマーの幸せなのでした。
そんな今回の シンプルながらも奥深い
紫禁城の感想です。
この紫禁城ですが、
1991年に東映動画から発売された、
ゲームボーイ用のアクションパズルゲームでした。
(様々な機種で発売されています)
そんなゲームの目的は
画面一杯に配置された麻雀牌
そんな麻雀牌に閉じ込められた主人公
自分自身で活路を切り開き
ゴールの門を目指して進んで行く
シンプルな目的になっていました。
ゲームのシステムは
オーソドックスなパズルゲームで。
倉庫番の様に、
ブロックを押しながら、ゴールを目指す。
上海の様に、
同じ麻雀牌をくっつけて消す。
こんな二つのゲームを融合させたのが、
基本ルールはシンプルです。
麻雀牌を押すことができる
同じ麻雀牌が2個並ぶと消える
字牌は動かすことができない、ペナルティの牌
普通の麻雀牌を消そうと思っても、
ゴールの門は、麻雀牌で扉がされている
鍵となる、正解の麻雀牌を上手く移動させて、
無事にゴールまで進むことができるのか?
こんなゲームになっていました。
麻雀牌を押しながら、ゴールを目指すだけでは無く
字牌と言う厄介な存在を搭載することで、
奥深いパズルゲームを楽しむことができましたね。
「ここをこうやって、あそこをそうやって…クリアできるじゃん!!」からの、
字牌にぶつかって全てをダメにされる。
こんな心の隙をついてくるのが面白かったですね。
ゲームボーイでありながら、
全50面という中々のボリューム感で、
遊び応え抜群の作品になっていました。
普通にクリアしようと思うのならば、
軽く3時間はかかると思いますが。
そこは、大丈夫です。
面セレクトが標準装備されています。
しかも、いきなり最終面を遊ぶことができまして。
いきなりエンディングを見るなんて事も可能になっていました。
いつでも面セレクトができるという事は、
「ぶっ通しでプレイしないとエンディングを見られないか」のかと思いきや。
まさかの普通にエンディングを見せてくれる。
こんな優しさも、嬉しかったですね。
面セレクト自体が、
セーブ機能の代わりだったのかもしれません。
セーブもパスワードもない、
だけど面セレクトが標準装備されている。
そんな斬新さでした。
倉庫番と上海のいいところどり
そんな新時代のパズルゲームこそが、
紫禁城という、シンプルながらも奥深いパズルゲームなのでした。
ここからは、ゲームの感想に続いていきますので
このゲームの存在を知って
「新鮮な気持ちで遊びたい!!」と言う人は
閉じてもらっても構いません。
その場合は、ゲームを遊んでから
改めて、感想の部分を読んでもらえると幸いです。
こちらから購入できます
紫禁城の感想でもあり レビューでもあり
[王道のステージと 豪快なステージ どちらがお好き?]
このゲームですが、物凄くシンプルです
沢山の麻雀牌を消していきながら、
ゴールへの道を切り開いていく。
こんなゲームです。
数種類の麻雀牌を、考えながら消していく
王道のステージ
1種類の麻雀牌を、どんどん消していく
豪快なステージ
こんな2種類のステージに分けられると思いますが。
数種類の麻雀牌を消していくのならば、
ゴールにある、答えの麻雀牌をそこまで導く。
1種類の麻雀牌を消していくのであれば、
数が足りなくならないように、どんどん消していく。
こんな違った楽しみ方になっていました。
そして、どちらが好みだったかと言いますと、
後者の方です。
とりあえずガンガン消していき、
手詰まりになったら、考えればいい。
こんな爽快感が大すきでした。
そして、このステージの攻略方法で言いますと、
とにかく手数を増やしていけばいいんです。
手元には、
動かすことができる「五萬」がふたつ用意されています。
これを普通に使っては、絶対にクリア出来ません。
なので、大量の五萬に、
手持ちの五萬を上手く当てていきながら、
二つの五萬を、三つの五萬にしてください。
これさえできれば、
そのステージは貰ったようなもんです。
もっと言えば、
道を確保しながら、三つに出来れば
ほぼクリアできます。
本来ならば、減るはずの五萬が
道を進みつつも、三つに増えている
この快感ったらなかったですね。
数種類の麻雀牌があるステージは、
普通のパズルゲームです。
考えて、動かして、正解のルートを探していく。
王道のパズルゲームです。
1種類の麻雀牌のステージならば、
とにかく消しまくれます。
とにかく消して、手数を増やして、ゴールを目指す。
繊細さのかけらもありませんでした。
猪突猛進、こんな言葉が最高に似合います。
だからこそ、
クリア出来た時の快感が半端なかったのかもしれません。
決まった手順を踏むというのは、
どちらも同じです。
しかし、
考えながら進むのか、がむしゃらに進むのかで、
全く違うパズルゲームに変化する。
こんな部分が本当に上手いと思ったのでした。
繊細さのかけらもない
そんなパズルゲームが大好きです。
紫禁城のまとめ
なぜ遊んでほしいのか?
基本は倉庫番です。
なので、面白さは保証されています。
しかし、そこに上海の要素を加える事で、
新たなパズルゲームになっています。
なんなのか?
それが、紫禁城なんです。
なにがそんなに面白いのか?
いつでも、やり直せるというのは良かったです。
20分程遊んで、バグりました。
普通だったら、ここで心が折れます。
「また最初からか…」です。
しかし、いつでも面セレクトが出来るんです。
幾らバグっても、問題ありません。
ちょっとずつでいいんです。
なんだったら最終面からクリアしたって構いません。
それでも飽きられないと自信があったんです。
面白いゲームだからこそできたんです。
そんな、製作者の自信を体験してください。
今急いで買う理由ってあるの?
パッケージを見た瞬間に思いました。
「あ!また上海だ…」と。
ここの所、上海を遊びまくっていたので、
流石にヤバいなと思っていたのですが。
まさかの倉庫番でしたからね。
助かりました。
そんな気持ちで遊んでみると、
まあ面白かったです。
ぶっ通しで遊ぶには大変かもしれませんが、
ちょこちょこ遊ぶにはいい感じのゲームだと思います。
「最近頭を使ってないな」なんて人は、
この機会に遊んでみてはいかがでしょうか。
ファミコン版や
メガドライブ版も発売されていますので、
あなたのゲーム環境でどうぞ。
繊細さのかけらもない 豪快なパズルゲーム
そんなゲームが大好きです。
今日も
モノノフ的ゲーム紹介をお読みくださりありがとうございました
倉庫番に上海をプラスしたらどうなる? 超面白い!!
それこそが、今急いで200円で買う理由です
「この記事いい感じだったよ」とか
「このゲームを遊びたくなった」と少しでも思っていただけたら
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