モノノフ的ゲーム紹介

モノノフ的にいろいろなゲームを解釈して行きます

シンプル1500 THEダンジョンRPGの感想 これぞローグライク!!

シンプルシリーズの中では トップクラスに遊べる名作

 

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[トルネコと シレンと アザアザに飽きた あなたに贈る…シンプルシリーズ] 

[THEダンジョンRPG   D3パブリッシャーズ  プレイステーション]

2000年発売  ジャンル  ダンジョンRPG  参考価格250円

 

記事のネタバレ度  高め  

攻略に必要なプレイ時間 15時間

このゲームに対する世間の評価  シンプルシリーズ? クソゲーなんじゃないの?

どんな人におすすめ? ローグライク好きは遊んでほしいな

ゲームアーカイブス配信あり

 

 

皆さんはおこずかいって、幾らぐらい貰っていましたか。

 

私の場合は、お手伝いしたら貰えるという

出来高払いのシステムだったのですが

 

それでも月に2000-3000円位でしたね。

 

なので、アルバイトが出来るようになった時は

それはもう、暴れる程ゲームを買ったのを覚えています。

 

 

そんな、全然お金が無くて

 

まったくゲームを買う事が出来なかった

 

暗黒時代に現れた

 

貧乏学生の救世主こそが、「シンプルシリーズ」というヒーローでした。

 

本来は7000円くらい必要なゲームが

 

わずか1500円で遊ぶことが出来る

 

ゲーム業界に革命を起こしたシリーズでした。

 

値段を安くした分

ゲーム性をシンプルにして、開発費を安く抑える

 

こんな、逆転の発想で大成功した

まさにシンプルなゲームシリーズでした。

 

 

そんな今回の、シンプルシリーズの中でも、かなり遊べる名作

THEダンジョンRPGの感想です。

 

 

 

THEダンジョンRPGとはどんなレトロゲーム

 

このダンジョンRPGですが

2000年に、D3パブリッシャーから発売された

プレイステーション専用のRPG作品でした。

 

ゲームの目的は

 

主人公剣士を操りまして

 

ドラゴンから宝玉を取り戻しに行く

 

王道のシンプルストーリーでした。

 

ゲームのシステムは

トルネコの不思議なダンジョン、風来のシレンなどでお馴染の

ローグライク系RPG」で

 

自分が動けば、相手も動く

 

入る度にフロアの構成が変わる

 

ダンジョンに入る度に、レベルが1に戻される

 

そんな基本ルールを元に

ドキドキワクワクの大冒険を楽しんで行く

 

シンプルなゲームシステムでした。

 

「こんなに長く遊べるゲームが、1500円ぽっきりで遊べるなんて凄すぎる!!」

 

こんな、シンプルシリーズの虜になってしまうほどの

ハイクオリティの作品なのでした。

 

 

 

THEダンジョンRPGの感想でもあり レビューでもあり

 

[基本的なシステムは揃っている]

 

このゲームですが

基本的なローグライクのシステムは備わっていました。

 

アイテムが識別されていない

 

空腹度の概念

 

アイテムの図鑑システム

 

武器の強化

 

こんな感じで、基本的なシステムはバッチリ抑えられていました。

 

逆にいうと

あまり複雑なシステムを持ち込まない

シンプルなゲーム性だからこそ

 

「少し空いた時間に、遊ぼうか」なんて

楽しみ方が出来たのかも知れません。

 

ダンジョンは基本的に真っ暗なので

「ランタン」や「キャンドル」などの照明器具を持っていかないと

探索に困るのですが。

 

あえて言うのなら

この真っ暗闇を進んで行くのが

このゲーム特有のシステムだったかも知れませんね。

 

ローグライクを純粋に楽しみたい

そんな人には、この位のシンプルさが良かったのかも知れませんね。

 

 

 

[アイテムの図鑑を埋めていくという中毒性]

 

このゲームでは、アイテム図鑑が用意されています。

 

この図鑑を埋めていくのが

本当に楽しかったですね。

 

全然出て来ない、アイテムの多さときたらもう

意地でも全部集めたくなります。

 

そんな、シンプルなゲームの中にも

やりこみ要素が搭載されていたゲームなのでした。

 

 

 

[ゲームの難易度でいうとかなり難しい]

 

このゲームですが、トルネコで例えるなら

エンディング後に解禁される、激ムズのおまけダンジョンが

いきなり来る感じです。

 

なにせ、「全てのアイテムが識別されていない」という

凶悪なゲーム性でしたからね。

 

「おこずかいが無いから、このゲームを買おう」なんて感じで

初めてのダンジョンRPGを体験した子供にとっては

 

どん底に突き落とすくらいの、破壊力を秘めていました。

 

 

しかし、プラスのポイントも有りまして。

 

上級者にとっては最高の難易度でした。

 

ダンジョンRPGは、難しい方が燃えますからね。

 

なんだったら

「もっと難しいダンジョンを下さいと」いった感じです。

 

あくまでも

 

ローグライクを遊びまくった

長年の経験からなので

 

いきなりこのゲームを目の前に出されて

 

ゲームをクリア出来るのか?というと

 

なかなか難しいゲームでしたね。

 

 

私にとっては、とてつもないセールスポイントでありながら

ゲーム初心者には、少し難しいゲームでしたね。

 

 

 

THEダンジョンRPGとの出会い

 

このゲームを購入した時は

完全にウィザードリィ系のRPGだとばかり思っていました。

 

しかし、プレイしてみるとトルネコ系でした。

 

今まで、ダンジョンRPGというのを勘違いしていましたね。

 

どうやら、ウィザードリィ系は

「3DダンジョンRPG」というのだそうです。

 

大まかにまとめると

ダンジョンRPGなのでしょうが

 

今では、ローグライク系の事を「ダンジョンRPG」

 

ウィザードリィ系を、「3DダンジョンRPG」というのだそうですね。

 

そんな、このゲームから学んだことなのでした。

 

 

 

THEダンジョンRPGのまとめ

 

なぜ遊んでほしいのか?

 

シンプルシリーズという

ハズレが90%のゲームシリーズの中でも

 

自信を持ってお勧めできる

 

数少ない作品でした。

 

 

なにがそんなに面白いのか?

 

シンプルなゲームなのに面白い

 

というか、シンプルな方が面白いんじゃないの?

 

それこそがローグライクなのでしょうね。

 

 

今急いで買う理由ってあるの?

 

このゲームでは

ラスボスを倒した時に落とす

目的のアイテムを拾うと、エンディング画面に移行します。

 

 

実は、そのままアイテムを拾わないで進むと

 

もっと深くダンジョンを潜れる

 

隠し要素が用意されていました。

 

そして、私がこの事に気づいたのは

物凄く最近の事でした。

 

購入したのは、今から10年以上前なので

10年間、まったくこの存在に気づきませんでしたね。

 

 

どうりで図鑑がまったく埋まらない訳です。

 

 

エンディングを無視する事で

 

おまけが楽しめる 

 

分かる訳ないよね

 

 

今日も

モノノフ的ゲーム紹介をお読みくださりありがとうございました

 

今遊んでも 充分に盛り上がれる名作ゲーム

THEダンジョンRPG

 

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