モノノフ的ゲーム紹介

モノノフ的にいろいろなゲームを解釈して行きます

THE・呪いのゲーム サウンドノベルと実写ムービー そんな新時代のホラーゲーム

リングはビデオテープ  呪いのゲームはテレビゲーム

 

[最初は本当に怖かったのですが  後半はゲゲゲの鬼太郎の様な 熱さがある]

[THE・呪いのゲーム  ディースリーパブリッシャー  プレイステーション2]

 

2005年発売   

ジャンル ホラーアドベンチャー  

参考価格 この記事を書いた当時は450円 今は650円

記事のネタバレ度  高め

攻略に必要なプレイ時間  4時間

このゲームに対する世間の評価  ホラー系のサウンドノベルで言えば 相当な名作

どんな人にお勧め  かまいたちの夜や、学校であった怖い話が好きなら 最高です

 

 

少年漫画の王道で言えば

バトル漫画ですよね。

 

最初はギャグ漫画だったのに

後半はガチのバトル漫画

 

最初はホラー系のマンガだったのに

後半はガチのバトル漫画

 

そんなあるあるです。

 

 

そんな今回の 最初はガチホラー 後半は何故か妖怪とのバトル?

THE・呪いのゲームの感想です。

 

 

 

THE・呪いのゲームとはどんなレトロゲーム

 

このTHE・呪いのゲームですが

2005年にディースリーパブリッシャーから発売された

プレイステーション2専用のアドベンチャーゲームでした。

 

シンプル2000シリーズという

「2000円でも名作ゲームを楽しめる」

なかなかの画期的なシリーズがありまして。

 

そんなシリーズの

第92弾目の作品になっていまして。

 

有りそうでなかった

「恐怖だけに特化したサウンドノベル」になっていました。

 

 

そんなゲームの目的は

 

OLの主人公「さゆり」となり

 

呪いのゲームをクリアするために

 

どうやったら呪いを解くことができるのか?を

もう一人のパートナーと探しだしていく

 

ホラー映画

「リング」の様な展開になっていました。

 

 

基本的なゲームの流れとしましては

 

OLをしている、主人公のさゆり

 

最近引っ越した友人の家に遊びに行く

 

その友人は

ゲーム雑誌を作る会社に勤めている

 

その会社には

雑誌を作るための、サンプルゲームが沢山送られてくる

 

サンプルのゲームを遊ぶことも仕事なので

引っ越しの片づけそっちのけで

ゲームを遊んでいる

 

そのゲームは

「呪いのゲーム」というアドベンチャーゲームなのだが

バグって動かなくなっている

 

そんなゲームを何の気なしに

プレイする主人公のさゆり

 

ここから悪夢が始まっていく…。

 

こんな流れになっていました。

 

 

ゲームのシステムは

オーソドックスなアドベンチャーゲーム

 

文字を読んで進めていく

サウンドノベルタイプのアドベンチャーゲームになっていました。

 

似たタイプのゲームで言いますと

かまいたちの夜」や「学校であった怖い話」など

ホラー系の作品になっていました。

 

選んだ選択肢によって

その後の展開が大きく変わる…というほどは変わりませんが。

 

それでも

選んだ選択肢によってバットエンドに直行する等

サウンドノベルの良い部分も体験することができました。

 

 

ゲームの画面は実写で表現されていまして。

 

かまいたちの夜

学校であった怖い話というよりは

 

「街」や「428」などに似ていたかもしれません。

 

怖いシーンでは「ムービーシーン」が流れまして

映画の様な怖さを感じる事ができました。

 

 

サウンドノベルでありながら

ホラー映画の様なムービーも見ることができる

 

そんな新時代のサウンドノベルをお楽しみください。

 

 

 

こちらから購入できます

 

 

650円

 

 

 

 

THE・呪いのゲームの感想でもあり レビューでもあり

 

[リングの展開を テレビゲームに置き換える そんな潔さ]

 

このゲームはどんなゲームなのか?

 

まんま、ホラー映画の「リング」です

 

リングという作品は

呪いにかかった息子を助け出すために

別れた夫婦が必死に頑張って行く。

 

ホラー映画でありながら

家族愛を表現した作品でもありました。

 

そんな展開を

このゲームでも体験できました。

 

 

リングでは

見ると呪われるビデオテープ

 

呪いのゲームでは

遊ぶと呪われるテレビゲーム

 

リングでは

ビデオを見てしまった息子の為に

元夫婦が必死に頑張る

 

呪いのゲームでは

ゲームを遊んでしまった友達を助けるために

 

友達が恋心を寄せていた会社の先輩と

主人公が必死に頑張る

 

「これってリングだよね?」なんて程の潔さがありました。

 

ですので

「リングの世界感が好きです」なんてかたは

この機会に遊んでみてはいかがでしょうか。

 

 

 

[最初はガチで怖い  後半は全く怖くない  そんなアンバランス]

 

このゲームですが

序盤はマジで怖かったです。

 

サウンドノベルでありながら

時折ムービーシーンが流れる。

 

こんな新感覚の体験に

「ヤバい、当たりのゲームを見つけてしまった」と思いました。

 

本来ならば

実写のホラーゲームは怖くないことが多いのですが

 

ムービーシーンが流れるというのは

もはや反則級の怖さですからね。

 

序盤はマジで怖かったです。

 

 

序盤はね…。

 

 

物語の後半になるとですね

 

今までの「嫌な恐怖」が全く無くなります。

 

物語の前半は

リングの様なガチホラーだったのに

 

物語の後半は

ゲゲゲの鬼太郎の様な妖怪との戦い

 

「あれ?嘘でしょ?」こんな衝撃でした。

 

しかも

後半は、ほとんどムービーシーンが流れませんので

普通のサウンドノベルの様になっていましたからね。

 

「あれ?このゲームの売りはどこに行ったの?」でした。

 

 

ただ、つまらないゲームなのかと言いますと

全くそんなことは無く。

 

「これはこれでありかな」とも思えます。

 

その部分は良かったです。

 

 

仮に、前半の恐怖を100%にしていたら

伝説のホラーゲームになれたかもしれません。

 

仮に、後半の展開を100%にしていたら

「ヒーロー物のホラーゲーム」という斬新な作品になれたかもしれません。

 

そんな二つの要素を

ごちゃ混ぜにしてしまった為に

 

あまり話題にならない作品のまま

終わってしまったのかもしれません。

 

ただ、ストーリーは本当に良いので

この機会に遊んでほしいなと思います。

 

 

あの「もう、遊びたくない!!」という

前半の恐怖

 

あの「あれ?ゲゲゲの鬼太郎みたいになったぞ」という

後半の拍子抜け

 

そんな冷静と情熱の間をお楽しみください。

 

 

 

THE・呪いのゲームのまとめ

 

なぜ遊んでほしいのか?

 

このゲームですが

まったく存在を知りませんでした。

 

ホラーゲームの情報は

結構詳しく調べていたつもりなのですが

 

このゲームの情報は

すっぽりと抜け落ちていました。

 

事前情報がないという事は

その分、恐怖を感じる事ができますので

 

その点では正解でした。

 

今回の記事では

重要な部分にはほとんど触れていませんので

 

この機会に遊んでほしいなと思います。

 

 

なにがそんなに面白いのか?

 

前半パートと後半パートの

あのギャップ

 

これに、全てが集約されている様な気がします。

 

リングの世界感で始まり

ゲゲゲの鬼太郎の様な世界感で終わる

 

そんな伝説を体験してください。

 

 

今急いで買う理由ってあるの?

 

このゲームですが

めちゃくちゃ安いです。

 

ただ、それほどヒットしていませんので

数で言いますと少ないと思います。

 

ですので、格安の内に購入するのが正解だと思います。

 

ホラーゲームというのは

ちょっとしたきっかけで、とんでもなくレアなソフトになる

困った存在ですからね。

 

そうなる前に

急いで購入して欲しいなと思います。

 

 

面白さは保証します。

 

 

今日も

モノノフ的ゲーム紹介をお読みくださりありがとうございました

 

リングで始まり ゲゲゲの鬼太郎で終わる

それこそが、今急いで650円で買う理由です

 

 

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650円

 

 

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