このゲームは本家のテトリスを超えたかもしれない
[このゲームを知らなかった事を 絶対に後悔する]
1991年発売 ジャンル パズル 参考価格680円
記事のネタバレ度 普通
攻略に必要なプレイ時間 20時間
このゲームに対する世間の評価 前作のクソゲーから 超名作へと進化していた
どんな人におすすめ? 面白すぎるパズルゲームが好きならおすすめ
バーチャルコンソールで配信なし
そんなテトリスの続編が
ファミコンで出ていたとは驚きですよね。
ゲームの流れで言いますと
ゲームボーイ版が発売されて、名作ゲームとして名を轟かさて
ファミコン版の2が発売されて、超名作ゲームへと進化した
こんな感じです。
1991年にBPSから発売された
ゲームの操作性も、
前作のとんでもない操作性から
ゲームボーイ版の最高の操作性へと進化していまして。
大画面でテトリスを楽しめるだけでなく
電池の残量を気にしなくても楽しめる
お財布にも優しい、素晴らしい作品でした。
ゲームの目的は
最初から、ある程度ブロックが並べられているステージを
綺麗に消し去る
パズルモードがメインでしたね。
ゲームのシステムは
純粋なテトリスを楽しむモードと
ボンブリスという、
今まで聞いた事が無い
特殊なゲームのモードが用意されていました。
このボンブリスというモードは
普通のテトリスに、「爆弾」という要素がプラスされた
摩訶不思議なモードでした。
今までは、綺麗にラインを並べる事で
ラインを消し去ることが出来た、テトリスのルールが
「赤いブロックを含まないと、ラインを消すことが出来ない」という
特殊ルールに変更されていまして
初めてプレイした時は、
完全に頭がこんがらがってしまいましたね。
「え!ラインが消えないで残ったんですけど!!」こんな感じでした。
赤いブロックというのは、言わば爆弾で
その赤いブロックに火をつけるのが、
ラインを綺麗に消すという行為なんですね。
赤いブロックには
小さなブロックと大きなブロックに分けられていまして
大きなブロックが大爆発を起こすと
連鎖的に小さなブロックにも引火して
さっきまではブロックで山積みだったのが
一瞬にして全てが消え去る
まさに快感の一言でしたね。
ボンバーマンの要素が加わったことで
本家のテトリスをも超えた
素晴らしいパズルゲームへと進化したのでした。
テトリス2の感想でもあり レビューでもあり
このゲームはテトリスです。
今までのテトリスは、戦略性という物が皆無でした。
綺麗にブロックを並べていき、最後に長い棒を端っこに落とす。
こんなシンプルさが受けました。
しかし、このゲームが発売された1991年という時代は
まさにパズルゲームの黄金期でした。
パズルゲームにひと手間加えて
「さらに楽しんでもらいましょう」という時代でした。
そんな時代に発売されたのですから
テトリスだってひと手間加えた訳です。
このゲームは
ボンバーマンの、
「爆弾でブロックを吹き飛ばす快感」の他に
「ぷよぷよの連鎖」の様な要素も入っていました。
テトリスの快感と言えば
最後に長い棒を突き刺して、一気にブロックを消し去ることだと思います。
そんな快感が
このゲームでは戦略的に重要になっていました。
と言いますのも
このゲームではラインを同時に消した分だけ
「爆弾の爆発が派手になる」システムでした。
1ラインを消しただけでは、
横にちょびっとだけ爆発します。
しかし、2ライン同時に消すと
爆風がすこしだけ派手になります。
3ラインになるとかなりの爆風になります。
そして4ラインになった瞬間に
今までとは比べ物にならない程の、大きな爆風になるんですね。
しかも、この爆風に触れた赤いブロックも
同じ大きさで爆発しますので
至る所で大爆発が巻き起こっていきます。
その結果どうなるのかと言いますと
綺麗さっぱりブロックが消し飛びまして
得も言われぬ快感を味わえるという事です。
こんな快感を味わってしまうと
普通に1ラインを消すのが勿体なくなってきまして
どんどん高くブロックを積み上げて行きたくなるんですよね。
そんな欲望の結末は、大抵ゲームオーバーなのですが。
それでも必死に積み上げていくのでした。
ぷよぷよというゲームも
苦労した方が何倍も報われるシステムだったので
何時間でも熱中出来た訳です。
そんな流れが、今作には有った様な気がしますね。
そんな、ファミコン最強の快感を味わえる
中毒性の高すぎるパズルゲーム作品なのでした。
[新入生に全然なじめない]
このボンブリスですが
今までのテトリスの常識を破壊していました。
それは新入生の存在です。
今回のテトリスも、
そんなお馴染のメンバーで遊ぶことが出来ると思っていました。
しかし蓋を開けてみてビックリ
今までのお馴染のブロックの他にも
沢山のバリエーションのブロックが降ってくるんです。
テトリスの長い棒と言えば
4つのブロックが縦長に繋がっている棒なのですが
この長い棒が、
2つのブロックだったり
3つのブロックだったり
5つのブロックだったりします。
つまり、5ライン同時に消すことも今回は可能でした。
他にも、今まで見たことが無いブロックのオンパレードで
全くなじめませんでしたね。
おそらく、このゲームからテトリスにハマった人にとっては
この新入生たちが当たり前だったのでしょうね。
そんな、異常なブロックの数々が堪能できる
独特な作品でもありました。
なぜ遊んでほしいのか?
これだけで、とんでもない進化を遂げるのですから
パズルゲームって凄いなと思いますね。
なにがそんなに面白いのか?
最初は小さな爆風が
どんどん大きな爆風になって行く
こんな幸せをお楽しみください。
今急いで買う理由ってあるの?
このゲームをプレイする前は
ボンブリスという名前すら知らなかったのですが。
まさか、あんなに面白いゲームだとは思いませんでしたね。
そこにテトリスの面白さが加わる
まさに、ファミコン史上
最高のパズルゲームだったのではないでしょうか。
なので、今すぐ遊んでください
今日も
モノノフ的ゲーム紹介をお読みくださりありがとうございました
前作は超絶なクソゲー
今作は最高のパズルゲーム よく頑張った
それこそが、今急いで680円で買う理由です!!
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