クリアした後に もう一度遊びたくなる 推理アドベンチャーの鏡
[インターネットをテーマにした 新感覚の推理アドベンチャーゲーム]
1999年発売
ジャンル アドベンチャーゲーム
参考価格 1280円
記事のネタバレ度 物語の展開は書きません
どんな人におすすめ 推理系が好きならば 文句なし
最近は色々なゲームの感想を書いています
過去の記事も読んでもらえると嬉しいです
今回感想を書きたいなと思ったのが
「予知夢ヲ見ル猫」というドリームキャストのアドベンチャーゲームです
【DC】ウェブミステリー 予知夢ヲ見ル猫 初見プレイ Part1 ~これからあなたはあり得ない映像を目にすることになります 【スタートオンゲームズ2】【スタゲー2】【JAPAGE】
どんな内容になっていて
どんな部分が面白かったのか?を書いていきたいと思いますので
購入する時の参考にしてみて下さい
そんな今回の
あっさり目かなと思ったら 結構ショッキングだった
予知夢ヲ見ル猫の感想です( `―´)ノ
予知夢ヲ見ル猫とはどんなレトロゲーム?
この予知夢ヲ見ル猫ですが
1999年にメビウスから発売された
ドリームキャスト専用のアドベンチャーゲームでした
そんなゲームの始まりは
デザイナーをしている主人公
クライアントとの打ち合わせにバーを訪れる
しかし、依頼人はいつまでたっても来ない
じゃあという事で、
バーにあるパソコンでメールをチェックしてみると
不思議なサイトに誘導するメールが届いていた
そのサイトをクリックする主人公
すると不気味な動画が流れてきた
この動画はなんだろう…。
ここから、
主人公の人生を大きく変える壮絶な物語が始まっていく。
こんな始まりになっていました。
ゲームのシステムは
オーソドックスな推理系のアドベンチャーゲーム……とは違う、
かなり特殊なアドベンチャーゲームになっていました。
今までの推理アドベンチャーゲームで言いますと
犯行現場に行って証拠を集めたり
色々な人物に質問したり
犯人を予想したり
色々な行動をとって犯人を突き止めていくという
流れだったと思うのですが。
今作は少し特殊になっていまして、
基本的には、何もしなくていいです。
メールをチェックして、
事件のヒントを探したり
インターネットを利用して、
情報収集をするというシステムがあるにはあるのですが
プレイヤーの行動が
物語に直接影響を与えることはありません。
ですので、
「それってゲームなの?」と言われると。
「ゲームじゃないかな?」と思うのですが。
パソコンを駆使して
色々なヒントを探していく過程で
「この人が犯人なのかな?」と、
自分で推理する楽しさがありましたので
特殊なシステムではあるものの
アドベンチャーゲームとしては
ちゃんと成り立っていたのではないでしょうか。
感覚としては、
ゲームと映画のハイブリッド版という感じだったかもしれません。
「トリック」や「ケイゾク」のような、
不気味な物語が好きな人には是非とも遊んで欲しい
ドリームキャストを代表する
知る人ぞ知る名作アドベンチャーゲームなのでした
ネタバレしたくない人は こちらからお先にどうぞ
1280円
予知夢ヲ見ル猫の感想でもあり レビューでもあり
[不気味な物語に ハラハラドキドキできる嬉しさ]
今作の最大のセールスポイントを考えたときに
真っ先に思い浮かんだのが
「物語が面白い」でしょうか
推理系のアドベンチャーゲームですからね、
物語のクオリティが重要になってくると思うのですが。
そんな点では、
文句なしの面白さだったのではないでしょうか。
不思議なサイトを閲覧することで
「この先に起こるであろう事件」を見ることが出来るようになった主人公が
その映像を頼りに、
犯行を阻止しようとするという流れになっているのですが
全編実写で進んでいきますからね。
映画を見ているかのように
毎回ハラハラドキドキできるというのは、
素晴らしかったのではないでしょうか。
自分の行動が物語に影響しないというのは、
結構悲しいものがあるのですが。
想像する楽しみは味わえますからね。
どうしてこんな映像が流れてくるのかな?とか
この人物が怪しいな?とか
自分の中で
犯人を推理していく楽しみがあったのは良かったです。
1999年のゲームという事もあり、
結構ショッキングなシーンもあるのですが
そんな部分も、
今のゲームでは体験できない面白さでしょうからね。
大人が遊んでも楽しめる作品というだけで、
今作を遊ぶ価値はあったのかもしれません。
先の読めない展開に
最高にハラハラドキドキできる
不気味なゲームが好きならば、
絶対に遊んで欲しい作品なのでした
[クリア後にもう一度遊びたくなる アドベンチャーゲームのお手本のような作品]
そんな
最高の物語を楽しめる今作ですが。
一度クリアしたから終わり、ではなく
「クリア後にもう一度遊んでみたくなる」というのも、
今作の魅力の一つだったのではないでしょうか。
これが平凡な推理アドベンチャーゲームですと
もう一度遊びたい( `―´)ノ
とはならないのですが。
今作の場合は
犯人を知った状態で遊んでも、
もう一度楽しめるように作られていまして。
そこら辺の凄さも、
今作を大好きになった理由の一つでした。
特に素晴らしいのが、
終盤の犯人のとある台詞になっていまして。
その台詞を聞くことで、
「ヤバい、もう一度遊びたい」と自然と思わせてくれたのは
最高に感動しました。
更に嬉しいのが
「一度見たシーンは。いつでも好きな時に見られる」という
システムになっていますので。
時間がない人でも、
答え合わせをしやすいようになっているのも良かったです。
ただ、
ムービーとムービーの間の、
「登場人物の会話」も読みたくなるので、
もう一度初めから遊ぶのが正解なのでしょうが。
過去のシーンを振り返るだけでも最高に楽しいでしょうからね。
ただのおまけかと思っていたら、
実は最高のシステムだったという事に、
もう一度感動してしまうのでした。
あのシーンって、たしかああだったよね
あの時に、あの人はああ言ってたよね
そんな、犯人を知っている状態でも、もう一度楽しめる
推理アドベンチャーのお手本のような作品でした
このゲームを買おうか悩んでいるあなたへの 最後のプレゼン
遊ぶ時間がないと思っているのであれば
かなりの頻度でセーブができますので、
ちょっとした時間でも楽しむことができます。
昔のアドベンチャーゲームとなりますと、
その日の最後にしかセーブができないという
作品もありましたからね。
好きなタイミングで止められるというのは、
時間がない人にとっては最高の作品なのではないでしょうか。
ドリームキャストを持っていないのであれば
今ならば数千円で買えますからね。
ドリームキャストでしか楽しめない
他の名作アドベンチャーを遊ぶ為にも、
今作とセットで購入してみてください。
安くなってから買おうというのであれば
1999年のゲームですからね、
ここら辺が最安値なのではないでしょうか。
急激に下がる確率よりも、
急激に上がる確率の方が高いでしょうからね。
500円下がって、お得にゲットできるのを願うのか
500円上がって、後悔するのか
お好きな方を選んでください
クリアできるのか不安というのであれば
アドベンチャーゲームには珍しく
まず間違いなくクリアできます
インターネットを駆使して
ヒントを探さなければいけないというシステムではあるのですが。
物凄く簡単に探せますからね。
ほぼ100%の人がエンディングまでいけるのではないでしょうか。
このゲームを買わない理由で言いますとこんな感じでしょうか。
私が思う理由で言いますと
「そもそもこの作品を知らなかった」だと思いますので
この記事をきっかけに、
予知夢ヲ見ル猫という
不気味で魅力的な世界に飛び込んでみてください(/・ω・)/
予知夢ヲ見ル猫のまとめ
この時代のアドベンチャーゲームは本当にいいですよね。
子供が遊ぶゲームなのに、
結構えぐい展開が多いですからね。
これからも、
この時代のアドベンチャーゲームを
ガンガン攻めていこうかなと思います(*´▽`*)
今日も
モノノフ的ゲーム紹介をお読みくださりありがとうございました
自分で操作することはほぼないが 推理している感は文句なしだった
それこそが、今急いで1280円で買う理由です
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