モノノフ的ゲーム紹介

モノノフ的にいろいろなゲームを解釈して行きます

ナイトゥルース・闇の扉 伝説のアドベンチャー  バカゲーが好きなら 絶対におすすめ

前半はマジで面白そう  後半は全く意味が分からない

 

[リアルなホラーアドベンチャーかと思いきや  まさかのぶっ飛んだ世界]

[ナイトゥルース・闇の扉  ソネット  プレイステーション]

 

1996年発売  

ジャンル ホラー アドベンチャー  

参考価格 この記事を書いた当時は400円 今は600円

記事のネタバレ度  高め

攻略に必要なプレイ時間  2時間

このゲームに対する世間の評価  ぶっ飛んだアドベンチャー

どんな人におすすめ  バカゲーが好きなら 最高…なのかな

アーカイブスで配信なし

 

 

めちゃくちゃ面白いゲームというのは

遊んだ瞬間に、周りに勧めたくなります。

 

その逆で

めちゃくちゃ狂っているゲームも

遊んだ瞬間に、周りに勧めたくなります。

 

 

そんな今回の 今すぐ遊んでほしい そしてツッコミを入れて欲しい

ナイトゥルース・闇の扉の感想です。

 

 

 

ナイトゥルース・闇の扉とはどんなレトロゲーム

 

このナイトゥルース・闇の扉ですが

1996年にソネットから発売された

プレイステーション用のアドベンチャーゲームでした。

 

元はセガサターンでの発売で

 

プレイステーションでも楽しんで欲しい」と

思ったかどうかは分かりませんが。

 

プレイステーションにも移植された

豪華すぎるアドベンチャーゲームでした。

 

エヴァンゲリオンの声優陣を

これでもかと詰め込んだ

豪華さ

 

声優さんの素顔を見ることができる

おまけのファンディスク

 

主題歌をそのままCDにして

ゲームの3枚目のディスクとして封入する

一石二鳥

 

そんな、「どんだけお金をかけたんですか!!」という

豪華さがナイトゥルース伝説の始まりでしたね。

 

 

そんなゲームの目的は

 

夜の学園に少女がひとり

 

ぼんやりとたたずむ、その顔は青白い

 

その瞬間、突如として炎に包まれる

 

いったい少女に何が起こったのだろう?

 

この事件をきっかけに

謎の死がどんどん学園内に巻き起こって行く

 

その謎を解くのは

 

そう、貴方しかいない…。

 

こんな、心がワクワクする

最高の始まりになっていました。

 

 

ゲームのシステムは

オーソドックスなアドベンチャーゲーム

 

主人公の

十六夜慎哉(いざよいしんや)」を操りまして

 

学園生活を体験しながら

 

その時に選んだ選択肢によって

その後の展開が変わって行く

 

サウンドノベルの様なシステムになっていました。

 

大まかに4つの物語に分かれていまして

 

人体発火の謎を追い求めていく

王道のストーリー

 

いじめられっ子を

助け出すために奔走していたら

そのまま、オカルトチックな事件へと発展していく

二つのストーリー

 

通学途中に、可愛らしい犬を拾っていったら

とんでもない事件に発展していくストーリー

 

こんな4つの物語に分かれていまして

 

色々なアドベンチャーを体験できるというのは

良かったのではないでしょうか。

 

 

綾波レイ碇ゲンドウ、加持さん、赤城博士

こんな4人をプラスしたら

 

そのまま

エヴァンゲリオンのゲームできるのではという

声優陣の豪華さ

 

出てくるキャラクターも

みんなイケメンで、みんな可愛らしい

素晴らしさ

 

人体発火の謎を追う

ドキドキするミステリー

 

 

こんな、ワクワクできること間違いなし?の

ホラー系アドベンチャーなのでした。

 

 

 

こちらから購入できます

 

 

600円

 

 

 

 

ナイトゥルース・闇の扉の感想でもあり レビューでもあり

 

[選択肢を一切選ばなくても良いという  新時代のアドベンチャー]

 

このゲームですが、

主人公の高校生が「人体発火の謎」を解くために

夜中の学校を大冒険するという流れなのですが。

 

選んだ選択肢によって

その後の展開が大きく変わって行きます。

 

人体発火の謎を追うのか

 

犬を拾って、学園に連れて行くのか

 

学校の地下にある

怪しげな洞窟を進んで行くのか

 

なんて感じで

 

スタートは同じなのに

物語の結末は、大幅に変わるという

ボリューム満点の作品に仕上がっていました。

 

 

ただ、ここからが

このナイトゥルース・闇の扉の凄い所です。

 

普通のアドベンチャーゲームならば、

選択肢によってルートが変わります。

 

あの時に、カラスを助けたから

「最後の最後で、カラスが助けに来てくれる」とか

 

あの時に、扉の前の車を押したから

「違う主人公では、その扉を通ることができる」とか

 

正解の選択肢をあらかじめ選んでいく事で

最後の最後に幸せが訪れる

 

そんな楽しさだと思います。

 

 

ですので、

「完璧な推理で、人体発火の謎を解くぞ!!」と頑張るわけです。

 

前半の選択肢は

 

ヒロインに無理やり抱き着くとか

 

女の子をおんぶするとか

 

廊下を全力で走るとか

 

まさに、学園ラブコメの様な

ほのぼのとした選択肢ばかりです。

 

推理アドベンチャー

すの字も感じさせることは有りません。

 

しかし、ルートが決まることで

どんどん不気味な世界になって行きますので。

 

「ここからは、マジな選択肢のオンパレードだぞ!!」なんて思う訳ですね。

 

 

と思っていたのに

そこからの40分程は、一切の選択肢がでませんでした。

 

未だかつてあったでしょうか

 

ルートが決まった瞬間に

ボタンを連打しているだけでクリアできる

アドベンチャーゲームが。

 

 

前半の、なんでもない学園生活には

沢山の選択肢を用意しておいて

 

後半の、猟奇的なミステリーパートには

一切の選択肢を出さない

 

こんな、バカなアドベンチャーゲーム

ナイトゥルースしかなかったのかもしれません。

 

 

「謎を解くのは、あなたです」なんて

説明書であおっておきながら

 

ゲームの主人公が

勝手に謎を解いてくれる

 

そんな凄さがありましたね。

 

 

この部分が

マイナスポイントなのかと言われれば

 

好みが分かれるかもしれませんが。

 

ほんの少しでいいから

ミステリーを楽しみたかったなというのが

率直な感想です。

 

「人体発火の謎を解きたい!!」と思って購入した人が

大半でしょうから

 

その部分だけでも、解いてみたかったなと思います。

 

 

 

[このゲームの変な部分を 考えてみよう]

 

このゲームですが

選択肢がないというのも、だいぶ問題なのですが。

 

その他の部分でも

かなり狂っていまして。

 

そんなところを探すのも

楽しみの一つだったのではないでしょうか。

 

 

まずは声優さんの問題についてです。

 

このゲームですが

開始数分で違和感に気づかされます。

 

主人公が喋っています

 

ヒロインが喋っています

 

主人公が喋っています

 

ヒロインがお風呂場で喋っています?

 

こんな酷さがありました。

 

 

今までは、そこに居るかのような

クリアな声でしゃべっているのに

 

声優さんのスケジュールが合わなかったのでしょうね

別のスタジオで取ったであろう

「こもった音声」になっていました。

 

これが、序盤のシーンだけならば

それほど違和感がなかったのでしょうが。

 

ゲームの所々で

このこもった音声が登場しまして

かなりガックリ来たのを覚えています。

 

「どうして、同じ教室に居るのに?」なんて

ミステリーがありましたね。

 

その他にも

先生と女子生徒の声が同じで

 

先生が居て

 

主人公が眠っていて

 

先生の声で起こされたと思ったら

 

同じ声の、違う女子生徒に起こされる

 

なんて感じで

「いや、そこは違う声優さんで良くないですか?」という

パニック具合もありました。

 

同じ声優さんを使うのは

何の問題もありませんが

 

「そのシーンで被らせる必要はないでしょ」という感じでした。

 

 

その他の部分では

文章の書き方も、かなり独特で。

 

読んでいるだけで

他のアドベンチャーゲームの3倍は疲れるという

忍耐のゲームでもありました。

 

「この人は夜中のテンションで文章を書いたのかな?」なんて程の

凄さですので。

 

未だに「伝説のクソゲー」と呼ばれているのかも知れません。

 

 

声優さんのスケジュール管理をちゃんとしていて

 

同じ声優さんのキャラクターを

バランスよく配置して

 

文章の誤字脱字を、完璧に直して

 

物語をちゃんと終わらせる

 

そんなゲームだったとしたら

ナイトゥルース7くらいまでは発売されていても

おかしくはなかった

 

ゲームの素質は最高

 

その素質をめちゃくちゃに破壊するのは最低

 

だけど不思議と憎めない

 

ナイトゥルースの感想を終わらせていただきます。

 

 

 

 

ナイトゥルース・闇の扉のまとめ

 

なぜ遊んでほしいのか?

 

このゲームですが

伝説のクソゲーという事もあり

 

意外とファンの人が多いそうです。

 

ぶっ飛んだ世界感が

意外と心地よく

 

ゲーム内容と反して結構楽しめると思います

 

ですので、

ツッコミながら楽しんでください。

 

 

なにがそんなに面白いのか?

 

一見すると

怖そうな雰囲気を醸し出しているのですが。

 

遊んでみると、全くそんなことは無く。

 

学園ラブコメのような

ほのぼの感も有りますので。

 

安心してプレイして欲しいなと思います。

 

 

今急いで買う理由ってあるの?

 

このゲームですが

セガサターンでは3まで発売されています。

 

ですので、それなりにヒットはしたと思います。

 

しかし、プレイステーション版は

1作しか発売されていません。

 

ですので、謎解きとしましては

かなりいい加減に終ってしまいました。

 

3まで遊べば

ちゃんとしたアドベンチャーゲームとして

終われたのかもしれませんが。

 

「どうせ続編を出すのだから、いいや」なんて

ぶん投げて終ってしまいましたので。

 

「ナイトゥルース恐るべし!!」となった様な気がします。

 

エンディングを見た瞬間に

「嘘でしょ?ここで終わらないよね?」なんて衝撃ですからね。

 

是が非でも遊んでほしいなと思います。

 

そして、また誰かに勧めて下さい。

 

 

「素晴らしいアドベンチャーゲームがあるよ」なんて…。

 

 

今日も

モノノフ的ゲーム紹介をお読みくださりありがとうございました

 

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