モノノフ的ゲーム紹介

モノノフ的にいろいろなゲームを解釈して行きます

ダーククラウド ドラクエ8 妖怪ウォッチの制作チームが贈る  素晴らしすぎるRPG

ソウルブレイダーの雰囲気が好きなら 絶対に好きになる

 

[ドラクエ8 妖怪ウォッチの制作チームが贈る 奇跡のアクションRPG]

[ダーククラウド  ソニー  プレイステーション2]

 

2000年発売  

ジャンル  アクションRPG  

参考価格  560円

 

記事のネタバレ度  高め

攻略に必要なプレイ時間  22時間

このゲームに対する世間の評価  あんまり聞いたことないな?

どんな人におすすめ プレイステーション2を持っているなら 絶対に遊んでほしいな

 

 

勝手にクソゲーだと思っていたゲームが

「面白いゲーム」だった時の感動って凄いです。

 

生きててよかった

 

こんな感動です。

 

だったら

勝手にクソゲーだと思っていたゲームが

「死ぬほど面白いゲーム」だったとしたらどうなるのでしょうか。

 

全ての人に遊んでほしくなります。

 

こんなに面白いゲームを

埋もれさせておくわけにはいかない

 

こんな衝動にかられます。

 

 

そんな今回の 面白いと胸を張って言えるRPG

ダーククラウドへの6000文字のラブレターです。

 

 

 

retogenofu.hatenablog.com

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ダーククラウドとはどんなレトロゲーム

 

このダーククラウドですが

2000年にソニーから発売された

プレイステーション2専用のアクションRPGでした。

 

発売はソニーなのですが

開発元はレベルファイブという会社で。

 

ドラゴンクエスト

ドラゴンクエスト

ダンボール戦記

妖怪ウォッチなどなど

誰もが知っているゲームを開発している

偉大なゲームメーカーの作品でした。

 

 

そんなゲームの目的は

 

長年の封印を解かれた魔神

 

主人公が住んでいる小さな村を発見する

 

一瞬で村を壊滅させてしまう

 

絶望する主人公

 

そんな世界を救う為に、大冒険に出かけて行く…。

 

こんな目的でした。

 

 

ゲームのシステムは

オーソドックスなアクションRPGで

ゲーム画面で言いますと

ゼルダの伝説 時のオカリナ」が近かったですね。

 

アクションRPGなのですが

キャラクターにレベルの概念がある訳では無く

 

ステータスアップのアイテムを使用して

キャラクターを強化して行きました。

 

ダンジョンと街の往復で

物語が進んで行く

 

なんともシンプルな展開なのですが

このシンプルさも最高でした。

 

 

ダンジョンは階層ごとに分かれていまして

 

モンスターが持っている鍵を探し出し

 

そのカギを使用して、次の階層に進んで行く

 

こんな感じでした。

 

クリアする事に

街に帰るか、そのまま進むかを選択できまして

 

行ったことのある階には、いつでも冒険に行けるなど

かなり優しいシステムでした。

チョコボの不思議なダンジョンみたいな感覚です)

 

 

ダンジョンには宝箱が落ちていまして

この宝箱を開けるのも最高でした。

 

小さな宝箱には

回復アイテム、攻撃アイテム、武器強化アタッチメントがあり

 

武器を強化するアタッチメントを探すために

何度もダンジョンに行くのが楽しかったです。

 

 

大きな宝箱には

キャラクターの武器が入っており

 

大きな宝箱を見つけた瞬間の感動は

とてつもないものがありました。

(大きな宝箱が出現するのは、本当に低確率でした)

 

 

最初は一人ぼっちだった主人公

 

ダンジョンをクリアして行くごとに

沢山の仲間が加わって行く

 

果たして、最強の魔神を倒すことができるのだろうか

 

そんな壮大すぎる、アクションRPGをお楽しみください。

 

 

 

 

ダーククラウドの感想でもあり レビューでもあり

 

[ジオラマRPGという 何とも不思議なシステム]

 

このゲームの始まりは

かなり衝撃的でした。

 

魔人がふわーっと飛んできまして

いきなり村を消し飛ばされます。

 

自分の思い出の地を、一発で消し飛ばされる

まさに絶望の始まりでした。

 

 

しかし、こんなスタートだったからこそ

このゲームを最高に楽しめたのだと思います。

 

「あんな魔神に、本当に勝てるのだろうか…」こんな絶望が

最高に燃えさしてくれましたね。

 

 

村は一瞬で壊滅されました

ですので、何も残っていません。

 

まっさらな砂漠地帯です。

 

しかし、とある老人のおかげで、ある工夫がされていました。

 

これこそが、「ジオラマRPG」という

聞いたことも無いRPGの正体でした。

 

 

実は、魔人に破壊される前に

村自体が、魔法で保護されていまして

 

沢山の球体に、家などのパーツが封じ込められていました。

 

この球体を集めていく事で

「壊滅してしまった世界を元通りにしていこう」という流れでした。

 

 

どうしてダンジョンに行かなければいけないのか?

 

この球体を集めるためです。

 

階層ごとに球体の数が決まっていまして

その球体を集めながら、どんどん潜って行くという感じですね。

 

集めた球体には

自分の家

おかあさん

ラマ

小屋

ハシゴ

二階

アイテム屋さんなどが封印されており

 

この封印を解くことで

何も無かった更地が、どんどん復活していくという流れでした。

 

 

私は「ソウルブレイダー」というゲームが好きなのですが

そのソウルブレイダーのシステムもこんな感じでした。

 

ダンジョンに行く

 

魔物の巣を破壊する

 

そこに封じ込められていた、街の人を開放する

 

とてつもなく巨大な都市が完成していく

 

こんな壮大な流れなのですが

まさに、ソウルブレイダーPS2版といった感じでしたね。

 

 

ダンジョンでパーツを集めて

 

そのパーツを組み立てて、建物を復活させて

 

復活した建物のイベントが発生して

 

ステータスアップのアイテムを貰えたり、イベントアイテムを貰える

 

そのイベントアイテムを使用して

またダンジョンに潜って行く

 

また新たなパーツを発見する

 

一生遊んでいたい…

 

こんな素晴らしすぎる流れでした。

 

 

街の住人は悩み事をかかえていまして

「滝の近くに家を建てて欲しいな」とか

「風車のパワーを感じていたいのよね」とか

「朝日を見れる場所だと嬉しいな」とか

「あの人の近くには絶対に立てないでね」など

お悩み解決も楽しかったですね。

 

RPGでありながら

シムシティの様なシミュレーションも楽しめる

贅沢なシステムでした。

 

 

自分だけのオリジナルな街を

ジオラマの様に好き勝手に作ることができる

 

しかも、ソウルブレイダーの匂いもする

 

私にとって、最高の作品です。

 

 

 

[武器のレベルアップが 面白すぎて困る]

 

このゲームですが

キャラクターにはレベルの概念がありません。

 

エデンの果実を食べて ライフアップ

 

ひょうたんを飲んで 喉の渇きをアップ

 

クッキー、まんじゅう、パフェを食べて防御力アップ

 

こんな感じで

レベルでは無く、イベントの経過によって

ステータスが上がっていくシステムでした。

 

ですので、

キャラクターをパワーアップさせる為に、

街を復興させていくという意味合いもありましたね。

 

 

街を復興させていけば

行ける場所が増えていきます

 

その場所に、

ステータスアップのアイテムが落ちていますので

必死に街を作って行きました。

 

 

しかし、攻撃力を上げるアイテムというのはありません。

 

それは何故なのか?

 

武器自体がレベルアップするからです。

 

このゲームで、モンスターを倒す意味合いとしましては

 

鍵を探すため

 

お金を稼ぐため

 

アイテムを稼ぐためなんて感じなのですが

 

最も重要なのが

武器の経験値を稼ぐためだと思います。

 

 

最初は弱かった武器

 

何度も何度もモンスターを倒す

 

武器に経験値が蓄積されていく

 

その結果武器のレベルが上がっていく

 

超楽しい!!

 

となります。

 

レベルが上がるごとに

パラメータがどんどん上がっていきまして

今までの武器とは比べ物にならない程、強力になっていきます。

 

 

これだけでも楽しいのに

自分なりの育成方針を決められるというのも最高でした。

 

 

武器には、さまざまな数値が設定されています。

 

獣系に強い武器

アンデットに強い武器

水系に強い武器

火属性

水属性

雷属性

なんて感じで、沢山の数値があります。

 

こんな数値を、自分自身で無理やり変えていきます。

 

アタッチメントという

数値を上げるアイテムがありまして

攻撃力プラス3とか

速さプラス3とか

魔力プラス2とか

稲妻属性とか

ミミックに強いとか

沢山のアタッチメントを、どんどん武器に吸収させていきます。

 

武器レベルが上がることで

アタッチメントを吸収できまして

この繰り返しで最強武器を目指していきました。

 

 

武器ごとに数値のマックスが決まっていますので

「最弱装備を鍛えまくるぜ!!」とはならないのですが。

 

実は、この部分にも、最高のシステムが用意されていましたね。

 

 

 

[鍛え上げた武器を 次の武器に継承していく そんな感動]

 

思う訳です

「せっかく鍛え上げたのに、新しい武器の方が強いんだな…」なんて。

 

限界が決まっていますので

どうしても新しい武器の方が強くなってしまいます。

 

数値を上げまくったとしても

攻撃力自体が弱いので、どうしても使えなくなってくる訳ですね。

 

 

しかし、大丈夫なんです。

 

この武器自身を

アタッチメントに変化させる事ができます。

 

鍛え上げた武器を、そのままアタッチメントにするという

豪快すぎるシステムのおかげで

このゲームの楽しさが100倍くらいになっていました。

 

 

武器をそのままアタッチメントにするのではなく

 

一旦武器を破壊します

 

そしてアタッチメントに生まれ変わらせて

 

装着するという流れでした。

 

攻撃力30の武器をアタッチメントにすると

攻撃力18のアタッチメントに変身します。

(武器の60%を引き継ぐという、ヤバさでした)

 

そして、攻撃力30の武器に装着する事で

攻撃力48の武器に一瞬で進化する訳です。

 

このままレベルを上げれば

このアタッチメントを吸収して、どんどん強くなって行くのですが

あえて、アタッチメントを吸収させないのもありでした。

 

 

このゲームでは

キャラクターごとに武器が違います。

 

ですので、育成するのが面倒になってきます。

 

しかし、強力なアタッチメントを残すことで

いつでも、最強状態で進めるという利点がありました。

 

主人公の武器で作ったアタッチメントでも

他のキャラクターの武器にも装着できますので

この部分では、本当に助かりました。

 

そのキャラクターでしか進めない

「特殊な階層」というのが数多くありまして

 

この時に、アタッチメントを残して置けば

かなり役に立つわけです。

 

私は、この事を知ったのが

10時間くらい遊んだあとだったので、随分苦労しました。

 

 

もしも、

最弱武器でも無限に鍛えられるというシステムだったとしたら

とんでもないやりこみゲームになっていたとおもいますが

 

ゲームバランスは

めちゃくちゃになっていたとも思いますので

 

結果的には良かったのかも知れません。

 

 

ゼルダの伝説

武器強化のシステムをプラスする

 

最高です。

 

 

 

[強いキャラ 弱いキャラ この差が激しすぎるのが勿体ないよね]

 

このゲームでは

 

近距離攻撃のキャラクター

 

遠距離攻撃のキャラクター

 

こんな2種類のキャラクターに分けられます。

 

戦闘システムは

まんま、ゼルダの伝説時のオカリナですので

アクション要素がかなり強いです。

 

 

そんなゲームですので

近距離攻撃と遠距離攻撃どちらが強いのか?は

一発で分かると思います。

 

 

圧倒的に遠距離攻撃が強いです。

 

というか、強すぎました。

 

 

最初は主人公しか使用できませんので

必死に敵の攻撃を予測して

おそるおそる戦っていました。

 

なにせ、雑魚敵すら強いゲームでしたので

まあ辛かったです。

 

しかし、30分ほどした時でしょうか

「シャオ」というネコの仲間が加わりまして

世界が一変しました。

 

 

このキャラクターの武器は

「パチンコ」なのですが

遠くから敵を攻撃できました。

 

ダメージは弱いのですが

遠くから素早く攻撃できましたので

一切近寄らなくてすみます。

 

今までは、

とてつもないダメージに恐れていたのに

 

シャオが仲間になった瞬間から

ほぼノーダメージで進めるゲームに変わりました。

 

 

どのくらいヤバいのかと言いますと

 

22時間でエンディングまで行ったのですが

15時間くらいはシャオしか使いませんでしたね。

(主人公でしか球体を開けられないので、その部分は主人公でした)

 

 

ディアブロでもそうでした

 

モンスターハンターセカンドGでもそうでした

 

アクションRPGの世界では

遠距離攻撃こそが、やっぱり最強なのかもしれません。

 

 

正直言いまして

遠距離攻撃を制限したとしたら

50時間は掛かっていたと思います。

 

それくらい、キャラクターの強さがはっきりしているゲームでしたね。

 

 

 

[このゲームの数少ない不満点]

 

このゲームですが

もうすっかり虜になってしまいました。

 

続編のダーククロニクルも売っていましたので

おそらく買いに行くと思います。

 

 

そんな大好きなゲームなのですが

1つだけ不満点がありました。

 

 

それは、武器が壊れるというシステムでした。

 

武器には使用回数みたいなシステムがありまして

この回数が無くなると武器が壊れてしまいます。

 

どんな最強の装備だろうと

80回とか、使用回数が決まっているわけです。

 

そんな回数を回復させるアイテムがありますので

 

壊れるという事はめったにないのですが

 

それでも、ひやひやものでした。

 

 

モンスターと白熱のバトルを繰り広げています。

 

すると

「武器が壊れそうです」なんて感じで

メッセージが表示されます。

 

せっかく緊張感あふれるバトルなのに

「あ、回数を回復させなきゃ」なんて中断されるのは少し残念でした。

 

 

遠距離攻撃ならば

モンスターの種類が関係なく、一定の回数が減っていくのですが。

 

近距離攻撃の場合は少し違いまして

コウモリならば2とか

ミミックならば3とか

ドラゴンならば5とか

モンスターの種類によってまちまちでして。

 

この数値が怖くて、早めに回復していました。

「4残ってるから、攻撃してもいいかな」で、壊れるなんて嫌ですからね。

 

 

武器のレベルが上がれば

使用回数もどんどん増えていきますので

強力な武器程壊れにくいという利点もあるのですが

 

この武器破壊のシステムに関して言えば

無くても良かったかななんて感じでしたね。

 

 

回復アイテムを使用した数が

100個だったら

 

武器回復のアイテムを使用した数は

多分10000個くらい

 

それほど頻繁に使用するシステムなのでした。

 

 

8回切ったら壊れる武器って…ダメでしょ。

 

 

 

 

ダーククラウドのまとめ

 

なぜ遊んでほしいのか?

 

ソウルブレイダーという名作ゲーム

 

そんなソウルブレイダーの遺伝子を継いだといっても過言では無い

 

そんな超が付くほどの名作ゲームなのでした。

 

 

なにがそんなに面白いのか?

 

ダンジョンを潜る素晴らしさ

 

街を復興させていくワクワク感

 

武器を極限まで鍛えるやりこみ要素

 

もう最高過ぎでしょ!!

 

 

今急いで買う理由ってあるの?

 

正直言いますと

プレイする前は完全にクソゲーだと思っていました。

 

ダーククラウドという

名前も聞いた事がありませんでしたし

 

値段も格安でした。

 

しかも「ジオラマRPG」なんて意味不明な響きですからね

「システムだけが斬新な、クソゲーなんだろうな」なんて感じでした。

 

しかし、遊んでビックリ

 

面白すぎましたね。

 

一週間まるまる遊んだのですが

その間は、他のゲームを一切遊びませんでした。

 

時間が空いたらダーククラウド

 

寝る間を惜しんでダーククラウド

 

休日はダーククラウド三昧

 

こんな熱中度でした。

 

 

レベルファイブという

実力派のゲームメーカーだったので

面白いゲームなのは当たりまえだったのかも知れませんが。

 

こんなにも素晴らしいとは思いませんでした。

 

ゲームは値段じゃないんだな

そんな大事なことを、このゲームに教えられた様な気がします。

 

 

死ぬ前に一度は遊んでほしい

 

そんな偉大な作品をどうぞ

 

 

今日も

モノノフ的ゲーム紹介をお読みくださりありがとうございました

 

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