村正は一本しか入手出来ません
[遊びやすいウィザードリィ系のゲームをあなたに]
2013年発売
ジャンル 3DダンジョンRPG
参考価格 700円
記事のネタバレ度 高め
攻略に必要なプレイ時間 30時間
このゲームに対する世間の評価 ウィザードリィに萌えも有りですね
どんな人におすすめ? ウィザードリィのファンにも満足できる作品です
データ配信あり
友達にウィザードリィ系のゲームを勧めると
「ウィザードリィ怖い」
「ウィザードリィめんどくさい」
「ウィザードリィ男臭い」そんな返事が返ってきます。
そんな敬遠されがちな
ガラリと変えてくれた作品があったんです。
そんな今回の ウィザードリィに萌え要素をプラスしたらどうなる?
デモンゲイズの感想です
このデモンゲイズですが
2013年に角川ゲームスから発売された
プレイステーションヴィータ専用の、ダンジョンRPG作品でした。
なんでも、
ゲームの製作者の意向で
「めぞん一刻」の様な
ラブコメの世界観のゲームにしたかったようです。
最初は、コメディー路線の
ほのぼのとしたRPGで進んで行きますが。
ゲームの後半では
シリアスな展開も待ち受けているなど、
萌だけでは終わらない、かなり奥深い作品に仕上がっていました。
ゲームの目的は
各地にあるダンジョンへと冒険に出かけて行き
暴れている「デモン」という
神様の様な存在を封印していきながら大冒険していく
こんな王道の目的でした。
ゲームのシステムは
オーソドックスな3DダンジョンRPGのシステムで
似たタイプのゲームで言いますと
ウィザードリィの様に
3Dのダンジョンを、冒険していくのですが
オートマッピング機能が付いていますので
方眼紙を用意する事も無くお手軽に遊べますし。
オートラン機能という
今まで探索した範囲内で、その場所まで自動で移動してくれるシステムも、
かなり斬新でした。
(そのぶん、ルーラやマロール的な移動呪文は有りませんでした)
ボスとして現れていたデモンを倒して
自分の仲間として連れていくというシステムも面白く
攻撃力が大幅に上がったり
見えない扉が見える様になったり
地形ダメージ食らわなくなったり
冒険がどんどん楽になっていくのが最高でした。
「次のデモンは、どんな特殊能力が使えるようになるのかな?」
こんなデモンゲイズならではの楽しみがあったのも良かったです。
その他の特徴としましては
他の職業の特技を
「神器」と呼ばれるアイテムを装備する事で、
使用できるところでしょうか。
最強の侍が、
最高クラスの攻撃魔法を使用できる様になったり
最強のウィザードが、
最高クラスの回復魔法を使用できる様になったり
自分なりのセッティングを考えるのも楽しかったですし。
レベルが上がるごとにポイントを貰えて
そのポイントをステータスに振り分けるシステムも楽しかったです。
攻撃力だけに特化した
攻撃力は最高の貧弱なファイター
防御力だけに特化した
みんなを守り抜くパラディン
こんな感じで、
自分好みの最強キャラクターを目指すのも良かったです。
今までは、
死とカビの匂いしかしなかった、薄暗いダンジョンRPGの世界に
ラブストーリーと
沢山のやりこみ要素をプラスして
萌えウィザードリィライクとして覚醒する
無限に遊べる、
名作ダンジョンRPGをお楽しみください。
デモンゲイズの感想でもあり レビューでもあり
[アイテム集めこそがデモンゲイズの華]
このデモンゲイズは
かなり庶民的なウィザードリィライクです。
武器や道具屋が併設されている、
アパートみたいな場所に住み込んで
ダンジョンに通いながら大冒険していくという作品なのですが。
それと同時に
「住んでいるアパートの家賃を払わなければいけない」という
現実的なシステムが搭載されていました。
レベル上げと同時に、
生活費も稼がなければならない
大きなポイントだったかもしれません。
ダンジョンには
夢とロマンがあると共に、
それ以上に、お宝がザクザクしていますからね。
「そのお宝を売って生活費に充てましょう」という訳です。
しかし、今までのダンジョンRPGとは違い
敵モンスターは、お宝は持っていません。
ではいったいどうやってお宝を稼ぐのか?
サークルと呼ばれる場所に
「ジェム」というエサみたいなのを仕掛けるんです。
剣が欲しければ剣のジェムを
刀が欲しければ刀のジェムを
帽子が欲しければ帽子のジェムを…なんて感じで
自分のパーティーに必要な
装備のジェムを、
ダンジョンのサークルに仕掛けるという、斬新なシステムになっていました。
今までの
「強い刀を手に入れたけど、仲間にサムライが居ない」とか
「魔法使いの防具が貧弱なのを、どうにかしたい」とか
「図鑑の最後の部分がどうやっても埋まらない」とか
宝箱の中身がランダムだった頃の
あの胃の痛くなる思い出とは、もうおさらばです。
しかし、利点ばかりなのか?と言いますと
罠が待ち受けていました。
ジェムというアイテムは
最初から沢山ショップに並んでいます。
そんな時に思います
「これなら沢山使いまくっても大丈夫だろうな」と。
ですので、
自分の相棒であるサムライの為に
刀のジェムをたくさん使用して進んで行きます。
「お、新しいダンジョンに着いたぞ」
「よし、このダンジョンで出てくる最高の刀を入手するまで粘ろう」
なんて感じで、刀のジェムを大盤振る舞いでした。
そんなつけが
アイテムコンプリートを目指している
最後の最後で回ってきます。
あんなに刀のジェムが沢山あったのに
最強の刀を集めようとしている時には
「刀のジェムがもうほとんど無い」
そんな悲惨な状況が回ってきました。
ランダムで出てくるモンスターを倒すことで
様々な種類のジェムを集める事が出来るのですが。
刀のジェムだけを落とすのか?と言われれば
そんな事は無く。
他のジェムもまんべんなく落とすので
刀のジェムを集める為に必死に頑張って
そこから刀のジェムを使用して、本来の最強の刀を目指す
こんな二度手間を味わうことになりました。
一応、「無名のジェム」というアイテムを使用することで
ランダムで装備を落としくれるので、
絶対に集まらないという事は有りませんでした。
ですので、初めて遊ぶ時は
ジェムの使用は計画的にお願いします。
欲しいアイテムだけを狙ってゲットできる
ありそうで無かったシステムこそが
デモンゲイズの最高に面白いところなのでした。
[ゲームの音楽が最高]
このデモンゲイズの好きな理由は、音楽が最高なところです。
作曲者の「神保直明」さんは
この作品以外にも、「アストロノーカ」のメイン作曲者でもありまして。
私の心を掴んで、いつまでも離さなかったのでした。
[可愛い顔とは裏腹な、硬派な難易度]
私にとっては、この硬派な難易度こそが
素晴らしい難易度だと今でも思います。
しかし、めぞん一刻みたいな
ほのぼのした雰囲気ですからね
それ目的で買った人にとっては、
全く想像出来ない難しさだったかもしれません。
特に、最後のダンジョンや
隠しダンジョンの難易度はぶっ壊れていまして。
ダンジョンをクリアする為に
必死にゲームの戦略を考えなければいけない
なかなかの異常さになっていましたね。
友達にデモンゲイズを勧めたときには
「難しすぎてゲームが全く進めない…」なんて言われましたからね。
可愛い顔で近づいてきて
実はめちゃくちゃ難しいというのが
ダンジョンRPG初心者の人たちには、すこし残念なところでしたね。
デモンゲイズのまとめ
なぜ遊んでほしいのか?
ウィザードリィ風のゲームシステムでありながら
コミカルな展開も多い
まさに新時代のウィザードリィライクなのでした
なにがそんなに面白いのか?
なんといってもアイテム集めでしょうね
こんなにもアイテム集めが楽しい作品は
本家のウィザードリィにも負けなかったかもしれません。
今急いで買う理由ってあるの?
このデモンゲイズですが
あまりにも面白くて、2週間毎日遊んでいました。
大好き過ぎて
アイテムをコンプリートするまで熱中してしまいました。
ウィザードリィシリーズお馴染の最強の名刀
「村正」も登場しまして。
「やっぱり村正は最高だな」と改めて思いましたね。
ただ、村正はゲーム1回で1本しか取れない
「ユニークアイテム」ですので
何度も引継ぎプレイを繰り返して
みんなに二刀流させてあげて下さい。
ウィザードリィ系ってどうなの?とか
萌えって苦手なんだよね?とか
そんな、いらない先入観をブチ壊す
今日も
モノノフ的ゲーム紹介をお読みくださりありがとうございました
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