モノノフ的ゲーム紹介

モノノフ的にいろいろなゲームを解釈して行きます

超最高の部分と超最悪の部分が存在する 超強烈なシミュレーションRPG 鋼仁戦記

前半1時間 後半5分 これなーんだ?

 鋼仁戦記(SLRPG)

[故郷を滅ぼされた主人公が 反乱軍に加入して この世界の危機を救っていく]

[鋼仁戦記  トンキンハウス  プレイステーション1]

 

1998年発売  

ジャンル  シミュレーションRPG

参考価格    1160円

記事のネタバレ度  普通

攻略に必要なプレイ時間  30時間くらい

どんな人におすすめ  

渋いシミュレーションRPGが好き

戦国系のゲームが好き

ベルセルクが好き

ロボットを色々といじくるのが好き

ぶっ飛んだゲームが好き

これらの条件に当てはまるのであれば 名作になること間違いなし?

 

 

最近は色々なゲームの感想を書いています

 

retogenofu.hatenablog.com

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retogenofu.hatenablog.com

retogenofu.hatenablog.com

 

 

過去の記事も読んでもらえると嬉しいです

 

 

今回感想を書きたいなと思ったのが

「鋼仁戦記」というシミュレーションRPGです。

 

 

どんな内容になっていて

 

どんな部分が面白かったのか?を書いていきたいと思いますので

 

購入する時の参考にしてみて下さい

 

 

そんな今回の、

色々と厳しい部分もあるが 超絶面白い部分もちゃんとある

鋼仁戦記の感想です( `―´)ノ

 

 

 

 

鋼仁戦記とはどんなレトロゲーム

 

この鋼仁戦記ですが、

1998年にトンキンハウスから発売された

プレイステーション1専用のシミュレーションRPGでした。

 

 

そんなゲームの目的は

 

故郷を強大な勢力に滅ぼされた主人公が

 

反乱軍に加入して

 

この世界の危機を救っていく

 

こんな始まりになっていました。

 

 

ゲームのシステムは

オーソドックスなシミュレーションRPGで

似たタイプのゲームで言いますと、

タクティクスオウガとかファイナルファンタジータクティクスが近かったでしょうか。

 

 

今作ならではのシステムで言いますと

 

生身の人間の他に、

鋼仁という戦闘用のロボットに乗り込むことができ、

色々なパーツを組み合わせながら、強敵と戦っていく

 

装備を改造することができるので、

お金を稼ぐのが楽しい

 

模擬戦闘というシステムで経験値を稼ぐことができるので、

詰むことがない

 

退却というシステムがあるので、

危なそうだったらマップから逃げ出すことができる

 

などが今作ならではのシステムだったでしょうか。

 

 

和風のシミュレーションRPGなだけで貴重なのに

 

そこにプラスして、

メダロットの様なカスタマイズの面白さも体験できて

 

更に、

嫌になるくらいのガチな物語で仕上げる

 

ダークなゲームが好きな人にはたまらない

知る人ぞ知る名作シミュレーションRPGなのでした

 

 

 

ネタバレしたくない人は こちらからお先にどうぞ

 

 

1160円

 

 

 

鋼仁戦記のいい所をガンガン書いていこう

 

ここからは、

このゲームの良かった所を書いていきますので、

「そこまでいうなら遊んでみようかな」と思ってもらえるように頑張ります。

 

RPGパートで面白かった所

 

私がシミュレーションRPGの中で、

特に重要視しているのが、

RPG的な面白さと物語のクオリティの高さなのですが。

 

まず紹介したいのが、

RPGパートで面白かった所です。

 

まず良かったのが、

ロボットをカスタマイズしていく、

メダロットの様な面白さでしょうか。

 

基本的には、

武士や将、術師など、生身の人間が戦っていく作品なのですが。

 

鋼仁という、

この世界の強力な兵器にも乗り込むことができまして。

 

このロボットのセッティングを考えていくのが楽しかったです。

 

戦闘に特化した、

パワータイプのセッティングでもいいですし。

 

ガチガチに防御力を上げて、壁の役割をする

ディフェンスタイプのセッティングでもいいですし

 

遠くから攻撃する

テクニカルなセッティングでもいいですし

 

自分だけの鋼仁を作製できるというのは、

今作ならではの面白さだったのかなと思います。

 

生身の人間は本当にもろいですからね。

 

前線に出ていくだけで、

かなりのリスクがあるのですが。

 

鋼仁で突撃することで、

イイ感じの殴り合いに発展していきますからね。

 

戦国時代にロボットが来たらこうなる、という

もしもの世界を体験してください。

 

 

次に良かったのが、

ガンガンレベルが上がっていく面白さでしょうか。

 

シミュレーションRPGと言いますと、

あまりレベルが上がらない作品と、

ガンガンレベルが上がっていく作品の

二種類があると思うのですが。

 

今作に関して言いますと、

まあまあのスピードでレベルが上がっていく作品になっていました。

 

と言いますのも、

自分に回復の術を使っても

結構な経験値が入るシステムになっていまして。

 

前線で戦っている人間よりも、

後方で支援している人間の方がレベルが上がっていくというのが、

今作を遊んでいて最高に楽しかった所です。

 

更に凄かったのが、

模擬戦闘という、自分と同じくらいの敵と戦える

レベル上げのシステムも用意されていまして。

 

模擬戦闘を戦っているだけで、

無尽蔵にレベルが上がっていくのも、

今作の魅力の一つだったと思います。

 

敵のレベルが20とかなのに、

こちらのレベルが30とかだったりする場合も多くなっていますからね。

 

「圧倒的な武力で進みたい( `―´)ノ」なんて方には、

こんなにも楽しい作業はなかったのではないでしょうか。

 

 

次に紹介したいのが、

お金を稼ぐのがめちゃくちゃ楽しいです。

 

今作の素晴らしい所の一つに、

装備を改造できるというのがあります。

 

刀や槍、術を使うための勾玉、鋼仁の色々なパーツなどなど、

沢山の装備を改造できる様になっていまして。

 

改造費用を必死に稼いでいくというのも、

今作の面白さを大幅にアップさせていったと思います。

 

スーパーロボット大戦などもそうなのですが、

お金に価値のあるシミュレーションRPGというのは、

遊んでいても最高に楽しくなりますからね。

 

「早く、あの装備をマックスまで改造したい(*´▽`*)」と思えるだけでも、

今作の勝ちだったのではないでしょうか。

 

 

次に物語に関してですが、

ここはシリアスな作品が好きな人にとっては、

かなり突き刺さる内容だったと思います。

 

前回遊んだ、西遊記の場合でいますと、

笑いあり、涙あり、シリアスありで、

連続ドラマの様な面白さを体験することができましたが。

 

今作は?と言いますと、

ずっと重い雰囲気で進んでいく、ダークな作品になっていました。

 

最初の展開で言いますと、

故郷を滅ぼした強大な勢力に色々な仲間と共に立ち向かっていく

王道の流れになるのですが。

 

物語の終盤になりますと、

流れががらりと変わっていきまして、

より深く、よりダークになっていくのも、今作の魅力だったと思います。

ベルセルク好きにはたまらない感じ?)

 

和風のシミュレーションRPGというだけでも、

かなり貴重な存在なのに。

 

そこにプラスして、

SFやホラーの様な世界観も楽しむことができますからね。

 

「シミュレーションRPGは、断然暗い方が好き」なんて方には、

最高の物語になれるのかなと思います。

 

 

ここがこうだったら 最高のゲームになれた

 

そんな、

渋い世界観が売りの

かなり大人向けのシミュレーションRPGなのですが。

 

重大な欠点があったからこそ、

「私は好きだったけどね…」という評価で終わってしまったと思います。

 

そんな、

「どうしてこうなったの」という部分を書いていきたいと思います。

 

 

まず困ったのが、

テンポがめちゃくちゃ遅いです。

 

1998年の作品ですからね、

スピード感あふれるシミュレーションRPGも

だいぶ多くなってきたと思うのですが。

 

まあ遅かったです。

 

これがスーパーロボット大戦だったとしたら、

1・5倍くらいの速さで進んでいたと思いますからね。

 

遊んでいるだけで、結構なストレスが貯まるというのは、

まあまあ辛かったです。

 

 

次に困ったのが、

1シナリオがかなり長いです、

 

テンポが遅いがゆえに、

一つのマップをクリアするのに

1時間とか平気でかかってしまいまして。

 

「ようやくクリアできた…」という疲労感がヤバかったです。

 

更に困ったのが、

連戦という連続でシナリオをクリアしなければいけない

厄介すぎるマップもありまして。

 

100人中100人が「え?嘘だよね?」と絶望したと思います。

 

これが半分くらいの時間でクリアできていたとしたら、

今作の評価もだいぶ変わったでしょうからね。

 

ここの部分も、もう少し頑張って欲しかったです。

 

 

そして、最後にして、最高に困ったのが、

途中でセーブができない所です。

 

正直言いまして、

このシステムがあるだけで、何も文句はなかったです。

 

テンポが遅かろうが

 

マップが異常に長かろうが

 

90%の確率を平気で外しまくろうが

 

嫌なタイミングで増援を呼んでこようが

 

途中セーブの機能さえあれば、

笑って許せるレベルだったと思います。

 

確かに、途中セーブができることによって、

難易度が大幅に下がってしまうのは理解するのですが。

 

このシステムさえあれば、

「今日はここで止めようかな」と、もっと気軽に遊べたでしょうからね。

 

テンポが良くなって

 

途中セーブができる

 

こんなゲームだったとしたら、

「鋼仁戦記が最も好きなゲームです!!」という人が、

もう100倍くらいは増えたのかなと思ってしまうのでした。

 

 

鋼仁戦記というタイトルを 自分自身で破壊する

 

そんな困ったシミュレーションRPGなのですが、

後半からの圧倒的爽快感は、

是非とも体験して欲しいレベルで良かったです。

 

いったい、後半から何が起こったのか?

 

 

術の大幅な強化です。

 

今作の面白いシステムとして、

装備する勾玉によって

回復ができたり、状態異常にできたり、攻撃ができる、

かなり面白いシステムだったのですが。

 

前半までは、

「回復か援護系かな?」という印象だったので

攻撃系はあまり使わなかったのですが。

 

レベル35になった瞬間に、

「ヤバい攻撃の勾玉が最強だ!!」となりまして。

 

ここからが本当に凄かったです。

 

では35レベルになったらどうなるのか?

 

 

全体攻撃が解禁されます。

 

今までは、

敵に近づいて攻撃をしていたのに。

 

ここからは、

その場にいるだけで、

全ての敵を攻撃することができるようになります。

 

しかも、

全体攻撃だからダメージを抑えられているのかというと、

そうではなく。

 

かなりのダメージを叩き出すことができます。

 

しかも、

沢山の敵にダメージを与えることができるので、

経験値も沢山貰うことができます。

 

その結果、どうなるのか?

 

術を使えるキャラクターだけがどんどん成長していき、

ありえないスピードでマップをクリアする事が出来るようになる。

 

これが、

後半からの怒涛の展開になっていました。

 

今までは、

「敵が多すぎるよ( ;∀;)」と泣いていたのに。

 

そこからは、

「ああ、お金が沢山いる(*´▽`*)」ですからね。

 

鋼仁戦記というタイトルなはずなのに

 

後半は鋼仁をほぼほぼ使わなくなってしまう

 

今までの大変さが全て報われる

 

圧倒的な爽快感を楽しんでください( `―´)ノ

 

 

 

このゲームを買おうか悩んでいるあなたへの 最後のプレゼン

 

遊ぶ時間がないと思っているのであれば

 

最初は大変です。

 

レベル上げをしないで行こうとすると、

かなりの時間がかかってしまいますからね。

 

できるだけレベル上げをして、

一気に攻略してみてください。

 

 

プレイステーションを持っていないのであれば

 

今の時代に遊ぶのならば、

プレイステーション3が最も楽に遊べるのかなと思います。

 

最新のテレビになりますと、

レトロゲーム特有の3本のケーブルが差せない場合がほとんどですからね。

 

最新のテレビでもプレイステーション1を楽しめる、

プレイステーション3でお楽しみください。

 

 

クリアできるのか不安というのであれば

 

後半になればなるほど、

一気に難易度が下がっていく作品ですからね。

 

前半を乗り切れば、あとは一気に行けると思います。

 

 

 

鋼仁戦記のまとめ

 

それでは最後に

当ブログの大人気コーナー

「今後このゲームは、プレミアソフトになるのか分析」をして

このゲームの感想を終わりたいと思います。

 

 

このゲームは面白い?

 

面白いです

 

ただ、癖がありすぎますからね。

 

ここは、少しマイナスです。

 

 

これ以外でも遊べる?

 

リメイク版は発売されていませんが、

ベスト版が発売されていますので。

 

ここは、まあまあマイナスです。

 

 

プレイ動画ってある?

 

ちゃんとありました

 

プレイ動画で満足できる?

 

動画を見ることで、

どんなゲームなのかを理解することが出来ますからね。

 

ここは少しプラスです。

 

 

売れた?

 

正確な本数は分かりませんが、

ベスト版を合わせても、ほんのり売れたくらいでしょうからね。

 

ここはまあまあプラスです。

 

 

総合評価

 

そんな状況を色々と判断した結果

 

このゲームが3年以内にプレミアソフトになる確率は

 

 

 

20%です。

 

プレイステーション1の

シミュレーションRPGですので、

それほどプレミアソフトがあるジャンルではないのですが。

 

じわりじわりと着実に来ていますからね。

 

「このゲームは渋そうだな」という作品があるのであれば

今作とセットで早めのキープをお勧めします( `―´)ノ

 

 

 

今日も

モノノフ的ゲーム紹介をお読みくださりありがとうございました

 

超最高の部分と超最悪の部分が存在する 超強烈なシミュレーションRPG

それこそが、今急いで1160円で買う理由です

 

 

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完品状態    1160円

 

 

 

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