リアルタイムで遊んでいたら まず間違いなく数百時間は遊んでいたと思う
[倒産しそうなセガを救うために 色々なゲームを開発して トップを目指していこう]
2001年発売
ジャンル RPG シミュレーション
参考価格 5900円
記事のネタバレ度 普通
攻略に必要なプレイ時間 グットエンディングまでで12時間くらい
どんな人におすすめ 特殊なRPGが好きならば 絶対に買わなければいけない
最近は色々なゲームの感想を書いています
過去の記事も読んでもらえると嬉しいです
今回感想を書きたいなと思ったのが
どんな内容になっていて
どんな部分が面白かったのか?を書いていきたいと思いますので
購入する時の参考にしてみて下さい
そんな今回の
面白いとは聞いていたけど まさかこんなに面白いとは思わなかった
セガガガの感想です( `―´)ノ
このセガガガですが、
2001年にセガから発売された
ドリームキャスト専用のRPGでした。
そんなゲームの目的は
倒産しそうなセガを救うために
色々なダンジョンに出かけながら、
優秀な開発スタッフをスカウトしていき
最高のゲームを開発していく
こんな内容になっていました。
ゲームのシステムは
オーソドックスなRPGに、
経営シミュレーションゲームをプラスした、
なんとも特殊なRPGになっていまして。
遊んでいる感覚としては、
感じだったでしょうか。
今作のゲームの流れとしては
ダンジョンに行く
ダンジョンには
モンスター化したスタッフがいる
そのスタッフに勝つと交渉する権利を貰えて、
その交渉に成功すると開発スタッフとして雇うことができる
そうやって
ディレクター、デザイナー、プログラマーを集めていき
最高のゲームを開発するために頑張っていく
基本的な流れで言いますとこんな感じでしょうか。
ダンジョンパートは、
王道のコマンド選択式のRPGを楽しんで
シミュレーションパートは、
ザコンビニの様に、いろいろ考えながら楽しんで
倒産しそうなセガの危機を救っていく
軽く数百時間は遊べる
ドリームキャストを代表する超名作RPGなのでした
ネタバレしたくない人は こちらからお先にどうぞ
5900円
セガガガの感想でもあり レビューでもあり
[面白いシステムが上手く融合して とてつもない神ゲーになる]
今作の最大のセールスポイントを考えたときに
真っ先に思い浮かんだのが
「色々なシステムが面白すぎる」でしょうか。
私にとって、
このセガガガというゲームは
ずっと遊びたかった憧れの作品でした。
そんな作品を
ようやく遊ぶことができましたので、
どんな部分が面白かったのか?を書いていきたいと思いますので。
遊びたいなと思った要素があったのならば、
是非ともこのゲームをプレイしてほしいなと思います。
そんなセガガガの中で、
まず面白かったのが、
色々な開発スタッフを集めていく、
ダンジョンを歩いていると、
モンスター化したスタッフが襲ってきます。
そんなスタッフを倒しながら
優秀な開発スタッフを集めていくというのが
最初に痺れたシステムでした。
モンスターを倒すことで
そのまま仲間になる場合もあるのですが
基本的にはその後に交渉して、
できるだけ安い給料で来てもらうというのが目的でした。
仲間にしたことがある開発スタッフは、
低賃金を目指して頑張って交渉して
まだ仲間にしていなかったり、
優秀な開発スタッフは、是が非でも仲間にする
なんて感じで、
王道のRPGを通じて、
ゲーム開発のスタッフを集めていくという流れが最高でした。
なにせ、
ほぼ全ての敵が仲間になりますからね。
色々なダンジョンに行って、
レアな仲間を探すのが最高に楽しいシステムでした。
次に面白かったのが、
色々なゲームを開発する面白さでしょうか。
沢山の開発スタッフを集めました。
次に何をするのか?
ゲーム開発です。
ディレクターを一人
(どんなゲームを開発するのかはディレクターによって変わる)
デザイナー三人、プログラマー三人を選びまして、
いよいよゲーム開発です。
自分は何をするのか?
基本的には見ているだけです。
見ているだけで時間が経過しますので、
後はゲームが開発されるまで待っています。
ただ、
結構な確率で、
色々な細かなイベントが発生するようになっていまして
そのイベントにどうやって対応するのか?というのも
主人公の重要な仕事でした。
イベントの結果によっては、
やる気が下がったり、一定期間行方不明になったり、
結構な大ダメージを食らう場合が多いですからね。
イベントが起こるたびに
「この選択肢で本当にいいのか?」なんてハラハラドキドキでした。
その他にも、
時間が経つことによって、
スタッフの体力や、やる気が自然に減っていきますからね。
体力がないスタッフには、
栄養ドリンクをがぶ飲みさせて
やる気が無くなったスタッフには、
美少女フィギュアをプレゼントして
なんて感じで、
その場その場の状況に応じながら
ゲームの開発状況と期待度を上げていきまして
無事に開発状況が100%になると
ゲームを発売することができるという流れになっていました。
「もうちょっとで発売できるぞ」となった時に、
そのまま開発費用が足りなくなってゲームオーバーになるなど
常に緊張感をもってプレイしなければいけませんからね。
ゲームを無事に発売できた時のあの喜びは、
何物にも代えがたい素晴らしさがありました。
そして、
そのゲームの出来によって、
どのくらいセガのシェアが増えたのか、
どのくらい売れたのか、が発表されまして。
その繰り返しで、
セガをトップに導いていくという感じでした。
更に面白いのが、
この発売されるゲームが、架空のゲームではなく。
過去にセガが発売してきた
名作ゲームたちというのもレトロゲーマには最高でした。
ディレクターによって
作れるゲームが変わりますからね。
このディレクターはアウトランが好き、とか
このディレクターはアレックスキッドが好き、とか
このディレクターはハウスオブザデッドが好き、とか
新しいディレクターを仲間にするたびに、
「このディレクターはどんな名作を生み出すのだろう」と楽しかったです。
これが架空のゲームならば、
業界シェアと開発資金を増やすためだけの
シンプルな作業になっていたかもしれませんが。
名作ゲームを集めていくという
ウィザードリィの様な面白さがありましたからね。
名作ゲームたちを開発できるというだけでも、
今作を遊ぶ価値があったのではないでしょうか。
次に面白かったのが、
お金を稼ぐのが面白すぎるでしょうか。
今作には
二種類のお金が用意されています。
まず一つは、
RPGパートのお金です。
スタッフを倒すことで、
経験値とお金を貰うことができまして
そのお金を貯めて
自分の武器と防具を強化していく、
王道のRPGを楽しむことができました。
次にシミュレーションパートのお金ですが、
こちらはゲームを開発するための資金になっていまして。
このお金が無くなることで、
問答無用でゲームオーバーになります。
イベントを進めて
イベントを進めて
資金難で詰む
こんな恐ろしさがありますからね。
なるべく多くのデータを残しておくことをお勧めします。
そんなリアルすぎるゲームですので、
いかにシミュレーションパートの資金をやりくりするのか?というのが
序盤の課題になっていました。
優秀なスタッフは
優秀だけどその分給料が高いし
面白いゲームほど、
開発期間も資金もかかるし
かといって、
面白くないゲームを発売してもそれほど売れないし
どのバランスで行けばいいのか?というのが
結構難しかったですからね。
数ある経営シミュレーションの中でも、
特に資金面でも苦労する作品になっていました。
ただ、
資金が貯まってきた時のあの喜びは凄かったです。
優秀なスタッフを沢山雇えますし
設備を最高にできますし
広告宣伝を打ちまくって、
強制的に期待度をアップさせることもできますし
あの無敵感を味わうために、
必死にお金を貯めていくという感じでしたね。
序盤は、
資金難にびくびくしながら進めていき
後半は、
70億使う勢いで豪快にいく
こんな面白さが、最高でした。
そんな二種類のお金ですが、
実はRPGパートのお金も、かなり重要になってきます。
なぜか?
日用品を買うのが、
このRPGパートのお金だからです。
売店には
体力を回復させる栄養ドリンク
やる気をアップさせる美少女フィギュア
全ての能力を回復させる、
ラストエリクサーみたいなアイテムなどなど
色々なアイテムが売っていまして。
このアイテムを買うために、
とんでもないお金が必要になってくるわけです。
本来ならば、
RPGパート様に最強装備を購入したい所ですが、
ゲーム開発用のアイテムの為に
資金を残しておかなければいけませんからね。
RPGパートでもお金を稼ぐ必要がありました。
ただ、逆を言えば、
お金さえあれば、
とんでもない成果を上げることも可能になっているわけです。
優秀なデザイナーが体力のピンチ
能力は落ちるけど、他のスタッフと交代して休養させる
これが普通の行動ですが
栄養ドリンクさえあれば、がぶ飲みさせて終わりです。
「さあ働こう!!」、です。
このハチャメチャさこそが、
セガガガなんです。
お金さえあれば、
どんな無茶でも可能です。
だからこそ、
RPGパートのお金を稼ぐのが
楽しいんです、楽しすぎるんです。
他のRPGならば、
ある程度のレベルになったら次のダンジョンに行くと思いますが。
今作の場合は、
お金を貯めれば貯めるほど、
シミュレーションパートでも役立つわけですからね。
「あと2万円だけ稼いでいこう」なんて、
いつまでもお金を稼いでいたくなる面白さがあったからこそ
今作は神ゲーになったのかなと思います。
なんて感じで、
やることは物凄くシンプルです。
ダンジョンに行く
優秀な開発スタッフを集める
その開発スタッフで最高のゲームを完成させる
やることはたったこれだけなのですが。
本当に素晴らしいです。
いつまでもプレイできます。
このゲームの素晴らしさを、
何万文字でも書くことができます。
ただ、それは止めておきます。
そのくらい、
大事な作品だと思います。
「ドリームキャストなんて持ってないよ」なんて方が
たくさんいるのも分かっています。
ただ、そんな人にこそ、
今作を遊んで欲しいなと思います。
RPGが好きな人は勿論の事
経営シミュレーションが大好きな人にもお勧めしたいですからね。
今の時代にこそ
いや、今という時代だからこそ
ドリームキャストを代表する超名作RPG
セガガガを遊んでみてください( `―´)ノ
[あまりにも面白すぎるので 今回は強制的にやめます]
そんな
あの当時に買っていたとしたら
数百時間は余裕で遊んでいるであろう今作ですが。
今回は、
あえて15時間でやめます。
一応グットエンディングを見る所までは遊んだのですが。
クリア後のおまけとして
色々な制限が無くなった、最強のモードを遊べるようになりますからね。
このままだと
セガガガに一生を捧げてしまいそうなので、
ここは一旦休止します。
めちゃくちゃ、
長く遊べる作品でしょうからね。
これからは、
自分へのご褒美として遊んでいこうかなと思います。
このゲームを買おうか悩んでいるあなたへの 最後のプレゼン
遊ぶ時間がないと思っているのであれば
ダンジョンに行くことで、
30分とか40分かかりますからね。
ダンジョンでセーブできないという部分は、
時間がない人にとっては、少し大変なのかもしれませんが。
シミュレーションパートでは
いつでもセーブができますので。
時間があるときにRPGパートを遊んで
時間がない時はシミュレーションパートを遊ぶのが
お勧めの遊び方かもしれません。
ドリームキャストを持っていないのであれば
セガガガを遊ぶために買ってください。
その他にも
最高のディアブロライクである
ロードス島戦記もありますし
最高のローグライクRPGである
アスカ見参もありますからね。
この3本を遊べるというだけでも、
ドリームキャストを買う価値はあると思いますので。
是非とも
本体とセットで遊んでください。
安くなってから買おうというのであれば
5900円ですからね。
値段としては、
20年間据え置きという感じです。
憧れていたときからこの値段ですからね。
今すぐ買って遊ぶのが正解です。
クリアできるのか不安というのであれば
第3話が一番難しいですからね。
序盤で心を折られないように頑張ってほしいなと思います。
エピソードごとにセーブデータを作っておくことで、
詰む状態を回避できますので。
細かくセーブしながら遊んでみてください。
このゲームを買わない理由で言いますとこんな感じでしょうか。
セガガガを知らない
そもそもドリームキャストを持っていない
こんな人たちが買わないのは分かりますが。
私の様に、
高くて買わなかったという人も数多くいると思います。
ただ、
お値段以上の面白さは絶対にありますので。
値段で迷っているのであれば、
絶対に遊んでください。
セガガガのまとめ
それでは最後に
当ブログの大人気コーナー
「今後このゲームは、プレミアソフトになるのか分析」をして
このゲームの感想を終わりたいと思います。
このゲームは面白い?
面白いです。
とてつもなく面白いです。
なので、
大幅なプラスです。
これ以外でも遊べる?
ダウンロード配信もされていませんし
リメイク版も発売されていませんからね
ここも大幅なプラスです。
プレイ動画ってある?
あります。
プレイ動画で満足できる?
イベントがかなり濃厚ですからね。
動画だけで満足できると思うので、
大幅なマイナスなのですが。
それはかなり勿体ないです。
是非とも、
どんなゲームなのかわからない
まっさらな状態で遊んでください。
ゲームメーカーはどう?
セガです
大手メーカーです。
ただ、
数多くのプレミアソフトを発売していますからね。
ここは、少しマイナスでしょうか。
売れた?
正確な本数は分かりませんが、
まあまあ売れたでしょうからね。
ここは少しマイナスでしょうか。
総合評価
そんな状況を色々と判断した結果
このゲームが今後プレミアソフトになる確率は
100%です。
もうプレミアソフトです。
ただ、
それでも遊んで欲しいです。
プレミアソフトですが、
とてつもないプレミアソフトまでは行っていませんからね。
今の内に早めのキープをしてください。
セガガガが好きな人にお勧めしたい二つのRPG
そんな、
これからも一生好きだと思うセガガガですが、
それに似たRPGを最後に紹介して終わりたいと思います。
今の私ならば、
セガガガっぽいゲームがあったとしたら
まず間違いなく買うでしょうからね。
今まで遊んできたゲームの中で、
最もセガガガに近い2作品を選んでみましたので。
「未だにセガガガぽいゲームを探している」という方は、
参考にしてみてください。
まず紹介したいのが、
俺に働けって言われても乙です。
引きこもりの主人公が、
宿屋から追い出されないために、
冒険者を雇ってお金を稼いでいくという作品なのですが。
ウィザードリィとサカつくを融合させたような作品になっていまして、
セガガガが好きな人ならば、
ハマって貰えるのかなと思っています。
「ヴィータなんて持っていないよ」という人も多いかもしれませんが、
PSPでもダウンロード配信していますので、
どちらかのゲーム機を持っているのであれば是非ともどうぞ。
次に紹介したいのは、
ニンテンドーDSのダンダムという作品です。
モンスターに連れ去られた父親を助け出すために
ダンジョンに冒険者を派遣しつつ
街に襲来するモンスターを蹴散らしていく
かなり特殊なシミュレーションRPGなのですが。
この作品も
セガガガが好きならば絶対に楽しんで貰えると思いますので、
DSか3DSを持っている方は、是非とも遊んでください( `―´)ノ
今日も
モノノフ的ゲーム紹介をお読みくださりありがとうございました
一生をかけて遊ぶ価値がある ドリームキャストを代表する神ゲー
それこそが、今急いで5900円で買う理由です
この記事を読んで、
「おもしろかったな」と少しでも思っていただけたのならば、
ツイートをして貰えると嬉しいです。
あなたがツイートをしてくれたら、
他の誰かに読んでもらえる確率が上がります。
沢山の人に読んでもらえると、
ゲームの感想を書くやる気に繋がりますので、
もっと沢山読みたいという方は、率先してお願いします( `―´)ノ
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完品状態 5900円
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