モノノフ的ゲーム紹介

モノノフ的にいろいろなゲームを解釈して行きます

子供の頃に遊んだら 間違いなくトラウマになる そんな名作サウンドノベル  彼岸花

システム的な面で 結構な面倒くささを感じるが 物語は相当面白かった

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[新幹線で偶然出会った女子大学生3人組が 恐怖の京都旅行に出かけていく]

[彼岸花   アテナ  ゲームボーイアドバンス]

 

2002年発売  

ジャンル  サウンドノベル  ホラー

参考価格   ソフトのみ  1780円  完品状態  5000円

記事のネタバレ度   物語の結末は書かないが 結構高め

攻略に必要なプレイ時間  グットエンディングまでで4時間くらい?

どんな人におすすめ  濃厚なサウンドノベルが好きならば いますぐどうぞ

 

 

最近は色々なゲームの感想を書いています

 

 

retogenofu.hatenablog.com

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過去の記事も読んでもらえると嬉しいです

 

 

今回感想を書きたいなと思ったのが

彼岸花」というゲームボーイアドバンスサウンドノベルです


GBA『彼岸花』1回クリア-113本目【マルカツ!レトロゲーム】

 

どんな内容になっていて

 

どんな部分が面白かったのか?を書いていきたいと思いますので

 

購入する時の参考にしてみて下さい

 

 

そんな今回の

オカルトを真っ向から否定し続ける主人公が面白い

彼岸花の感想です( `―´)ノ

 

 

 

彼岸花とはどんなレトロゲーム

 

この彼岸花ですが

2002年にアテナから発売された

ゲームボーイアドバンス用のサウンドノベル

プレイステーションでも発売されています)

 

大人気サウンドノベル

弟切草」の続編にあたる作品だそうです。

(物語の繋がりはないです)

 

 

そんなゲームの目的は

 

何者かに新幹線のチケットを送られてきた

女子大学生の主人公

 

新幹線に乗ってみると

 

同い年の二人の女子大学生と意気投合

 

一緒に京都観光をすることに

 

ここから、

彼女たちの恐怖の物語が始まっていく…。

 

こんな内容になっていました。

 

 

ゲームのシステムは

オーソドックスなサウンドノベル

 

似たタイプのゲームで言いますと

かまいたちの夜」とか「ひぐらしのなく頃に」が似ていました。

 

高速スキップとか

 

フローチャートとか

 

快適なシステムが無いのが少し悲しいですが

 

ゲームをクリアすることで、

物語の途中から始められるようになりますので

 

そこら辺は、少しだけ優しかったのではないでしょうか。

 

 

今作ならではのシステムで言いますと、

いつでも好きなように写真を撮ることが出来まして。

 

写真を撮って、

図鑑を埋めていくというシステムは、

サウンドノベルの中では、かなり斬新だったのではないでしょうか。

 

 

オカルトを否定している主人公が

 

色々な怪異に悩まされ続けながら

 

殺人事件の謎に迫っていく

 

ゲームボーイアドバンス発売の作品とは思えないほどの

かなり大人向けの、名作サウンドノベルなのでした

 

 

 

ネタバレしたくない人は こちらからお先にどうぞ

 

 

1780円

 

 

 

彼岸花の感想でもあり レビューでもあり

 

[かなりハードな物語に グイグイ引き込まれていく]

 

今作の最大のセールスポイントを考えたときに

真っ先に思い浮かんだのが

「物語がかなりショッキング」でしょうか。

 

今作の

始まりとしては

 

主人公が京都に行こうとしたら

 

偶然同い年の女子大学生二人と出会い

 

一緒に京都観光ツアーに行く

 

こんな流れになっているのですが。

 

この3人組が、

まあ可愛いです。

 

かまいたちの夜で言いますと、

キャラクターはシルエットになっていますので、

こちらのイメージで進められるのですが。

 

今作の場合は、

恋愛シミュレーションなみに

可愛い登場人物になっていまして。

 

ここら辺でも結構な衝撃を受けます。

 

 

そして、

この三人組ですが

 

もれなく男運が悪いです。

 

過去に付き合っていた彼氏が、

それぞれ最悪な男になっていまして。

 

一緒に京都観光をしながら、

その傷を癒していくという流れになっていくのですが。

 

皆さんが想像している、

10倍ぐらい酷いです。

 

ゲームボーイアドバンスでよく発売できたな」というレベルで

最低最悪な彼氏ばかりになっていまして

 

文章を読めば読むほど、

どんどんこの世界に引き込まれていきました。

 

 

本来ならば、

主人公くらいは幸せな人生を送っていそうなものですが。

 

そんな優しさは一切ありませんからね。

 

酷い目にあった友達たちを

必死に癒してあげる主人公

 

ではなく

 

「自分もこんな酷いことをされたんだよ」と

告白していきますからね。

 

このガチさは、

ほかのサウンドノベルでは体験できない、

今作ならではの面白さだったのではないでしょうか。

 

 

更に追い打ちをかけるのが、

「キャラクターがめちゃくちゃ可愛い事」です。

 

これが、

キャラクターのシルエットだけで表現されているのであれば

ダメージが少なかったのかもしれませんが。

 

恋愛シミュレーションに出てきそうな

めちゃくちゃ可愛い子が、

もれなく酷い人生を歩んでいますからね。

 

この三人組を

「どうにか幸せにしてあげたい」と

自然と思わせてくれるというのも

今作の最高に楽しいポイントになっていましたね。

 

 

大人が遊んでも嫌な気持ちになるゲームを

 

普通にゲームボーイアドバンスで発売する

 

そんな展開も込みで、最高にショッキングなのでした

 

 

 

 

[オカルト要素がかなり強い かなりぶっ飛んだ作品]

 

今作のもう一つの面白さで言いますと、

「オカルト要素がかなり強い」という所でしょうか。

 

ジャンルとしては、

殺人事件の謎に迫っていく

ミステリー系のサウンドノベルだとは思うのですが。

 

そこに、

オカルト要素が結構絡んできます。

 

「着物を着た老婆が、新幹線に乗っている!!」と騒いだり

 

「舞妓さんの幽霊が出た!!」と、騒いだり

 

主人公以外の二人組が、

いろいろな場面で「幽霊が出た!!」と騒ぎ出すのですが。

 

このオカルト要素を

 

「それは光の反射です」とか

 

「それはどこかに抜け道があるからです」とか

 

真っ向から否定しながら

事件の謎に迫っていくというのが

今作のもう一つの面白さでした。

 

いつもは最高に優しい

癒し系の主人公なのに

 

オカルトの話になった瞬間に、

最高に怒り狂いますからね。

 

このアンバランスな面白さは良かったです。

 

 

そして、

そんな作品なのに、

「心霊写真を集める」というおまけを用意しているのも、

今作の最高にクレイジーな所ですよね。

 

物語では、

オカルトを否定しながら事件の謎に迫っていくのに

 

「幽霊が出た!!」といっているシーンを写真に撮ると、

「ちゃんと幽霊が写っている」ですからね。

 

ここら辺が最高にぶっ飛んでいるのも、

今作を大好きになった理由だったのかもしれません。

 

 

かまいたちの夜ほどリアルではなく

 

学校であった怖い話ほどバリバリのオカルトではない

 

そんな

彼岸花ならではの、絶妙なバランスを楽しんでください。

 

 

 

このゲームを買おうか悩んでいるあなたへの 最後のプレゼン

 

遊ぶ時間がないと思っているのであれば

 

選択肢の場面以外ではセーブができるので、

ちょっとした時間でも遊べるのは良かったと思います。

 

ただ、

一度このゲームを始めてしまうと

 

その物語のショッキングさも相まって

やめられなくなりますからね。

 

できれば、

長時間遊べるときにプレイしてほしいなと思います。

 

 

ゲームボーイアドバンスを持っていないのであれば

 

今ならば

 

画面が明るくて

 

充電もできる

 

ゲームボーイアドバンスSPか

ニンテンドーDSをお勧めします

 

大画面で遊びたい方は、

ゲームキューブゲームボーイプレイヤーもどうぞ

 

 

安くなってから買おうというのであれば

 

1780円ですからね。

 

かなりお高い商品ではあります。

 

完品状態でも5000円ですからね。

 

まあまあのレアソフトだと思います。

 

ただ、

ショッキングな物語が好きな人にとっては

こんなにも面白い作品もありませんからね。

 

1780円ならば

お値段以上の価値はあるのではないでしょうか。

 

 

クリアできるのか不安というのであれば

 

最初にグットエンディングを目指すのは、

結構難しいかと思います。

 

ただ、

ゲームをクリアすることで、

物語の途中から始められるようになりますので

 

何度もクリアしていけば、

いつかはグットエンディングにたどり着けると思います。

 

グットエンディング以外の物語も面白いですからね。

 

グットエンディングで涙して

 

それ以外で衝撃を受けて下さい

 

 

このゲームを買わない理由で言いますとこんな感じでしょうか。

 

私が思う理由で言いますと

「このゲームの存在を知らなかった」でしょうか。

 

まさか

弟切草の続編が発売されているとは思いませんからね。

 

彼岸花という

タイトルを聞いたことがあっても、

まさか弟切草の続編だとは思いませんでした。

 

これが

チュンソフト」が発売してくれているのであれば

 

弟切草の続編出たんだ」と

買う人も多かったと思うのですが。

 

そうではないですからね。

 

ここら辺が、

今作が有名になれなかった理由の一つだったかもしれません。

 

 

ただ、逆にいいです。

 

有名になれなかったからこそ、

今という時代に出会えたんです。

 

当時リアルタイムで遊んでいたら、

間違いなくトラウマになっているレベルですからね。

 

逆に良かったです。

 

高速スキップや、

フローチャートがないので

 

今のサウンドノベルに慣れている人にとっては

かなり大変な作品ではありますが。

 

物語が素晴らしいのは間違いないので

 

この彼岸花という

素晴らしい世界に勇気を持って飛び込んでみてください(/・ω・)/

 

 

 

彼岸花のまとめ

 

この彼岸花ですが、

プレイステーション2版も同時に発売されています。

 

こちらの方は、

主人公を切り替えることが出来たり

 

エンディングの数も増えているそうなので

 

プレイステーション2を持っているのであれば

こちらもお勧めです。

 

ただ、

キャラクターは

ゲームボーイアドバンスの方が

100倍くらい可愛いので。

 

「可愛い子を助けたい」という方は、

ゲームボーイアドバンスをどうぞ( `―´)ノ

 

 

今日も

モノノフ的ゲーム紹介をお読みくださりありがとうございました

 

子供の頃に遊んだら 間違いなくトラウマになる そんな名作サウンドノベル

それこそが、今急いで1780円で買う理由です

 

 

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ソフトのみ   1780円

 

 

 

完品状態    5000円

 

 

 

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