可愛らしい見た目とは裏腹に 物凄く濃厚な物語を楽しめる 衝撃的すぎる作品
[魔法学校に入学した主人公が 連れ去られた友達を助け出すために 大冒険していく]
２００１年発売
ジャンル コマンド選択式のＲＰＧ
参考価格 ソフトのみ １３８０円 完品状態 １７６０円
記事のネタバレ度 結構高め
攻略に必要なプレイ時間 ３０時間くらい
どんな人におすすめ 濃い物語が好きならば 今すぐ遊んで欲しい
最近は色々なゲームの感想を書いています
過去の記事も読んでもらえると嬉しいです
今回感想を書きたいなと思ったのが
「マジカルバケーション」という
ゲームボーイアドバンスのＲＰＧです
マジカルバケーションをとことん攻略するよ #1【ゆっくり実況】
どんな内容になっていて
どんな部分が面白かったのか？を書いていきたいと思いますので
購入する時の参考にしてみて下さい
そんな今回の
システムも面白くて 物語も完璧だった 今すぐ遊んで欲しいＲＰＧ
マジカルバケーションの感想です( ｀―´)ノ
マジカルバケーションとはどんなレトロゲーム？
このマジカルバケーションですが
２００１年に任天堂から発売された
ゲームボーイアドバンス専用のＲＰＧでした
（ＤＳでも続編が発売されています）
そんなゲームの目的は
魔法学校に入学した主人公
一流の魔法使いになるために
クラスメイトと共に臨海学校に出かける
そんな時、
海辺の洞窟から悪魔がどんどんやってきて
クラスメイト達を異世界へと連れ去ってしまう
ここから、
クラスメイトを助けるための
大冒険が始まっていく。
こんな内容になっていました。
ゲームのシステムは
オーソドックスなコマンド選択式のＲＰＧで
特殊なシステムなどは無い
昔ながらのＲＰＧを楽しむことが出来ました。
そんな中で、
マジカルバケーションならではのシステムで言いますと。
メインの攻撃方法が、
「全て魔法」という所でしょうか
魔法使いの見習いですからね。
肉弾戦ではなく、
色々な魔法を使用して戦っていくという
今作ならではのシステムになっていました。
更に面白いのが、
基本的なレベルの他に、
属性にもレベルが存在していまして。
経験値を貯めて、レベルをアップさせていくという、
王道の流れにプラスして。
魔法を何度も使用して、
属性のレベルを上げていくというのも楽しかったです。
これが他のＲＰＧならば、
魔法ごとにレベルがあるという感じなのでしょうが。
そうではなく、
火属性のレベル、とか
水属性のレベル、なんて感じで、
属性ごとにレベルが設定されていまして。
そのレベルを上げていくことで、
どんどん強力な魔法を覚えていくという
最高にワクワクできるシステムになっていました。
連れ去られたクラスメイトたちというのは
色々な属性を持っていまして。
火属性の魔法を使いたいのならば、
このクラスメイト
水属性の魔法を使いたいのならば、
あのクラスメイト
なんて感じで、
クラスメイトを助け出すたびに
新たな属性に出会えるというのも
最高に楽しかったです。
イベントが進むたびに
新しい仲間が続々と加入して
その新しい仲間は、
今まで使用できなかった、
いろいろな魔法を使用することが出来る
こんな最高のシステムに、
いつまでも遊んでいたいと思ってしまうのでした。
最高に面白いシステムを楽しめる
超名作ＲＰＧ
で終わりではなく
その最高のシステムが霞んでしまうほど
物語の内容が素晴らしすぎた
知る人ぞ知る超名作ＲＰＧなのでした
ネタバレしたくない人は こちらからお先にどうぞ
１３８０円
マジカルバケーションの感想でもあり レビューでもあり
[ＲＰＧとしても 異常に面白い 凄い作品]
今作の最大のセールスポイントを考えたときに
真っ先に思い浮かんだのが
「物語が素晴らしすぎる」になるのでしょうが。
まず紹介したいのは、
ＲＰＧとしてめちゃくちゃ面白いという事です。
物語が最高でも、
ゲームシステムがいまいちだったとしたら、
神ゲーと呼ばれることはないと思います。
逆に、
最高に面白いシステムを体験できるのならば、
物語が普通でも、神ゲーと呼ばれる可能性はあります。
代表的な例で言いますと、
「ウィザードリィ１」がそうですよね。
ほぼ物語がない作品なのにも関わらず、
未だに最高のゲームとして語り継がれていますからね。
ＲＰＧで重要なのは、
ゲームとしての面白さになると思います。
で、その肝心の
ゲームシステムは？と言いますと
最高の一言です。
私が大好きなゲームシステムとして、
レベル上げに「おまけ要素」をプラスしてくれる作品が
最高に好きです。
ウィザードリィで言いますと
「レアアイテム探し」をプラスしてくれますし
ドラゴンクエスト５で言いますと、
「モンスターを仲間にする」をプラスしてくれますし
ファイナルファンタジー５で言いますと、
「アビリティを覚えていく面白さ」をプラスしてくれますし
ただレベルを上げているのも嫌いではないですが
そこにおまけ要素をプラスしてくれているだけで、
そのゲームの面白さは何倍になってしまいます。
じゃあ今作のおまけ要素は？というと
属性のレベルを上げることなんですね。
レベルを上げて新しい魔法を覚える、ではなく
属性のレベルを上げて新たな魔法を覚える、ですからね。
この面白さは、
どんなＲＰＧにも負けない、
最高に素晴らしいシステムだったのではないでしょうか。
レベルが上がるかも、にプラスして
魔法を覚えるかも、もプラスされますからね。
戦闘が終わるたびに、
ほぼ毎回何かしら起こるというのは、
ＲＰＧとして、完璧な展開だったと思います。
次に面白かったのが、
「精霊たちと仲良くする」でしょうか。
今作のもう一つの特徴として、
戦闘中に精霊を呼び出すことができます。
一体呼び出せば、ダメージが２倍に
二体呼べば、ダメージが４倍に
なんて感じで、
いかに精霊を呼び出して、大ダメージを与えていくのか？というのも、
今作の面白いシステムの一つでした。
一見すると、
物凄く強力なシステムなのですが。
実は、リスクも相当大きいシステムになっていまして、
このハラハラドキドキも良かったです。
精霊を呼びました
次の攻撃で大ダメージ確定です。
ここまではいいです。
しかし、
これは相手の攻撃にも反応してしまうんですね。
こちらが先に魔法を唱えられれば、
相手に大ダメージ
相手が先に魔法を唱えてしまえば、
こちらに大ダメージ
なんて感じで、
後半になればなるほど、
一瞬たりとも気の抜けないバトルが繰り広げられていきました。
こちらのＨＰが、１５０とかしかない時期に
普通に６００とか食らったりしますからね。
この精霊のシステムは、
かなり面白かったです。
そんな精霊ですが、
世界中の色々な所に隠れています。
最初は呼び出せなかった精霊も、
精霊を探し出すことで呼び出すことが可能になりまして。
宿屋などのわかりやすい場所に隠れていたりもすれば
フィールドの何気ない部分に隠れていたりもしますからね。
精霊を探し出すという、おまけ要素も、
今作の魅力の一つだったと思います。
最初は思います。
「別に、精霊を使わなくてもいけるんじゃない？」と。
そうではないんですね。
精霊のシステムを理解することで、
劇的に戦闘が楽になりますからね。
どうやってこちら側が一方的に大ダメージを与えられるのか？を
考えるのも、今作のだいご味だったのではないでしょうか。
装備を強化して戦っていくのではなく
魔法を強化して戦っていく
これぞマジカルバケーションというシステムをお楽しみください。
[物語の展開は書かないけど 好きな部分は書く]
そんな
ゲームシステムだけを見ても
文句なしの今作ですが。
最大のセールスポイントはというと、
物語の素晴らしさになると思います。
ですので、
そこを書いてしまうのは、絶対にダメです。
なので、
私が好きだった部分を
ネタバレしない程度に書いていきたいと思います。
まず良かったのが、
「めちゃくちゃ怖い」ですよね。
今作を遊ぶ前の印象ですと、
ほのぼの系のＲＰＧだとばかり思っていました。
箱にも、
「コミュニケーションＲＰＧ」なんて書いてありますからね。
どうぶつの森みたいなＲＰＧだと勝手に思っていました。
いましたが、
そんなのは開始１０分ほどで完全に破壊されます。
「臨海学校で遊びながら、勉強も楽しむぞ」かと思いきや、
急に悪魔がやってきて、
クラスメイトたちを連れ去ってしまいますからね。
小学生くらいで遊んでいたとしたら、
完全にトラウマになるレベルの恐怖になっていました。
こんな始まりだからこそ、
大人になっても楽しめるＲＰＧなのだと思います。
嫌な雰囲気しか漂っていませんからね。
「ここからどうなるんだろう」となっていくのは、
最高の始まりだったのかなと思います。
次に良かったのが、
「所々で笑える」でしょうか。
そんな最高に不気味な今作ですが。
所々で笑いを入れてくれまして。
この要素が、最高に癒されますし
より一層、不気味さを強調させてくれました。
さっきまではシリアスな展開だったのに、
急にコメディーが始まったり
コメディーが始まったかと思えば、
またシリアスな物語が始まったり
こちらの心をガンガン揺さぶってきますからね。
最高に笑えて
それでいて、最高に恐怖を感じられる物語だったと思います。
次に良かったのが、
「キャラクターの素晴らしさ」でしょうか。
沢山の仲間が登場する今作ですが。
全員最高です。
全てのキャラクターが魅力にあふれています。
全員最高ですし、全員好きです。
これが、
キャラクターが中途半端な作品になってしまうと、
ただの駒になってしまうと思うのですが。
ちゃんと感情移入できますからね。
今作を最高のゲームにしていた理由の一つは
キャラクターの素晴らしさにあったのかもしれません。
ネタバレしない程度で言えば、こんな感じでしょうか。
物語の展開に関しても、
書きたいことは山ほどあるんですけどね。
そこは、今作の大トロの部分ですからね。
新鮮な気持ちで、楽しんでほしいなと思います。
[ラスボスを倒せなくて ちょっと心が折れる]
そんな最高に面白い今作ですが
沢山の人が心を折られたのが、
「ラスボスの異常な強さ」でしょうか。
なにせ、ラスボスの攻略法が
レベルを上げろ
ですからね。
これにはまいりました。
ラスボスですからね。
「絶対に倒すぞ！！」と最高に燃えるのですが。
そこから
２０レベルも上げましたからね。
数あるＲＰＧの中で、
トップクラスに強いラスボスであったのは間違いありません。
これが、
「ラスボスを倒せるくらいのレベル」で
ラストダンジョンに到達するのであれば、
それほど印象には残らないのでしょうが。
まず勝てないレベルでたどり着いちゃいますからね。
沢山の人が、
あのラスボスに恐怖を植え付けられたのではないでしょうか。
更に面白いのが、
ラストダンジョンの展開も
めちゃくちゃ上手いです。
苦労して、苦労して、ようやくたどり着いたのに
回復アイテムがなかったり
このメンバーでは絶対に勝てないな、とか
気づかされますからね。
そこから、
一旦街に戻らなければいけないというのも相まって
「ラスボスがめちゃくちゃ強かったな」と印象に残るのかもしれません。
直ぐにでもエンディングが見たいのに
５時間くらいお預けを食らってしまう
そんな苦労も込みで、
マジカルバケーションは神ゲーになったのでした。
このゲームを買おうか悩んでいるあなたへの 最後のプレゼン
遊ぶ時間がないと思っているのであれば
いつでもセーブが出来ますので
ちょっとした合間にも楽しめる
お手軽な作品だと思います。
レベル上げも楽しいので、
気長に遊んでみてください。
ゲームボーイアドバンスを持っていないのであれば
画面が明るくて
充電もできる
ゲームボーイアドバンスＳＰか
ニンテンドーＤＳをお勧めします
大画面で遊びたい方は
ゲームキューブのゲームボーイプレイヤーもお勧めです
安くなってから買おうというのであれば
１３８０円ですからね
流石マジカルバケーションです
ただ、
完品状態でも１７６０円ですからね。
完品状態が売切れる前に、早めのキープをどうぞ
（私は完品状態を買いました）
クリアできるのか不安というのであれば
レベルさえ上げれば
いつかはクリアできる難易度だと思います。
ただ、そのレベル上げは結構時間がかかります。
レベル上げの最中に
お金がカンストしましたからね。
とにかくひたすらレベルを上げる作品ではありました。
それなのに、
まったく嫌にならないですからね。
今作が神ゲーと呼ばれる理由を
自分自身で理解することができて良かったです。
このゲームを買わない理由で言いますとこんな感じでしょうか。
私が思う理由で言いますと
「このゲームの存在を知らなかった」でしょうか。
２００１年の発売ですからね。
私はノーマークでした。
ただ、逆にいいです。
今という時代に、
こんなにも素晴らしいゲームを体験できましたからね。
当時買わなかった自分を最高に褒めたいです。
まだ遊んだことがない方は、
当時リアルタイムで買わなかった自分を最高に褒めて、
この素晴らしい世界に飛び込んでください(/・ω・)/
マジカルバケーションのまとめ
ニンテンドーＤＳ版はもう買いました。
ただ、
直ぐに遊ぶのか？と言われると、
少し間をあけると思います。
今ならば、
かなり格安で買えますので。
私と一緒に楽しんでいきましょう( ｀―´)ノ
今日も
お読みくださりありがとうございました
開始１０分で 心を鷲掴みにされた 物語が素晴らしすぎる奇跡のＲＰＧ
それこそが、今急いで１３８０円で買う理由です
この記事を読んで、
「おもしろかったな」と少しでも思っていただけたのならば、
ブックマークやツイートをして貰えると嬉しいです。
あなたがブックマークやツイートをしてくれたら、
他の誰かに読んでもらえる確率が上がります。
沢山の人に読んでもらえると、
ゲームの感想を書くやる気に繋がりますので、
もっと沢山読みたいという方は、率先してお願いします( ｀―´)ノ
こちらから購入できます
ソフトのみ １３８０円
完品状態 １７６０円
その他の関連商品
