ウィザードリィエクス２は５０００円 このゲームは２７０円 そんなお得さ
[ほぼウィザードリィエクス２だけど 値段は２０分の１で遊べます]
[剣と魔法と学園モノ アクワイア プレイステーションポータブル]
２００８年発売
ジャンル ダンジョンＲPG ウィザードリィライク
参考価格 ２７０円
記事のネタバレ度 普通
攻略に必要なプレイ時間 ４０時間
このゲームに対する世間の評価 ほぼウィザードリィエクス２
どんな人におすすめ 今まで敬遠していた人にこそ遊んでほしい
最近は色々なゲームの感想を書いています
過去の記事も読んでもらえると嬉しいです
今回感想を書きたいなと思ったのが
「剣と魔法と学園モノ」という作品です。
世界中の迷宮
この３シリーズは、
ウィザードリィが発売されなくなった時代に、
沢山の人々を救ってくれた作品だと思います。
そんなシリーズの中で、
エルミナージュシリーズには決着を付けました。
一言で言えば、
「もっと早く遊べばよかったな」です。
そのくらい、完成度が高い作品ばかりでした。
じゃあ、次にどのシリーズを攻めようかなとなった時に、
剣と魔法と学園モノを遊んでいこうと思いました。
世界樹の迷宮も、
剣と魔法と学園モノと一緒に全て買いましたので、
剣と魔法と学園モノの後に遊んでいきたいと思います。
そんな記念すべき１発目の、
どんな内容になっていて
どんな部分が面白かったのか？を書いていきますので
購入する時の参考にしてみて下さい
そんな今回の 悪い所もあるのだろうけど ４０時間ずっと幸せだった
剣と魔法と学園モノの感想です
この剣と魔法と学園モノですが、
２００８年にアクワイアから発売された
プレイステーションポータブル用のダンジョンＲPGでした。
過去に発売された、
ウィザードリィエクス２のデータを流用しながら、
この作品ならではの要素も取り入れていく。
不思議な作品でもありました。
そんなゲームの目的は
学園に入学した冒険者となり
様々なカリキュラムを受けながら、
立派な冒険者として成長して行き
モンスターやお宝が山ほど待っているダンジョンに挑んで行く
学園モノのウィザードリィライクという、
新たな面白さを楽しむことができました。
ゲームのシステムは
オーソドックスなダンジョンＲPGで
新時代のウィザードリィライクを楽しむことができました。
ウィザードリィエクス２のシステムをそのまま受け継いでいまして
お金で経験値を買える
募金箱のシステム
ダンジョンでがらくたを拾ってきて、
さまざまな素材と合成させて完成品を作り上げる
錬金術のシステム
「パーティースキル」という
必殺技みたいなものがあって、
使えば使うほど、どんどん仲間との絆が深まっていくシステム
ダンジョンに入る度に、
どのフロアが選択されるか分からない、
ランダムダンジョンのシステム等々
ベースはウィザードリィエクス２のシステムなのですが
年齢の要素が無くなってスタミナのシステムになった、とか
マジックカプセルという要素がプラスされた、とか
NPCとの触れ合いがなくなった、とか
剣と魔法と学園モノならではの、要素がプラスされていまして。
前作を遊んだプレイヤーにも楽しめるのは良かったと思います。
ウィザードリィエクス２を寝ながら遊びたいな
そんな夢を叶えてくれる
最高のウィザードリィライクをどうぞ
剣と魔法と学園モノの感想でもあり レビューでもあり
[ウィザードリィエクス２よりは 若干難易度が下がっているかな？]
このゲームを遊んで真っ先に思ったのが
「あれ簡単になってる？」でした。
ゲームの序盤は
「経験値が少ない」とか
「お金がぜんぜん貯まらない」とか
なかなかのスパルタな内容だったと思うのですが。
ゲームが進むたびに、
どんどん難易度が下がって行きまして。
本家のウィザードリィエクス２よりも、
かなりサクサク進んで行った印象でした。
そして、とあるクエストにたどり着いた時に、
「あ！意図的に難易度を下げてるんだ！！」と納得できました。
そのとあるクエストですが、
本家のウィザードリィエクス２では、かなり面倒くさいクエストでした。
「ダンジョンの、そのまた地下のダンジョンを冒険する」という
クエストなのですが、
ダンジョンごとに意地悪な仕掛けが満載でして。
このクエストをクリアすることで、
「ウィザードリィってこんなに苦しいんだな」と
プレイヤー自身のレベルをアップさせてくれた。
面倒くさくもあり、とても重要なクエストだったと思います。
そんなクエストが、
今作ではかなり簡略化されていまして。
意地悪なダンジョンを探索することなく、
直ぐにボスと戦えるようなっていました。
このクエストだけで、かなりの時間を取られましたからね。
「ああ、簡単なゲームになったんだな…」と少し寂しくもありました。
ただ、これで良かったと思います。
めちゃくちゃ大変なクエストでしたので、
新規のプレイヤーには辛すぎたと思います。
「だったら丸ごとカットしましょう」で良かったのかもしれません。
それこそが、
新時代のウィザードリィライクの役目だったのかもしれません。
ウィザードリィエクス２では辛かった部分を
あえて、丸ごとカットする
そんな優しさをどうぞ
[本家が面白ければ 分家も文句無しで面白い]
このゲームを一言で表すならば
「ウィザードリィエクス２の移植作品」だと思います。
システムやクエスト内容が変更されましたので、
完璧な移植作品ではないのですが、
９９％はウィザードリィエクス２です。
だったら、どうなるかはもうお分かりですよね。
もうとてつもなく面白いです。
だってあのウィザードリィエクス２なんですもん。
未だに５０００円以上する、
沢山の人が魅力されたあのウィザードリィエクス２なんですもん。
面白くない訳がないんです。
最初は思います。
「操作性がちょっと悪くなったかな」とか
「アイテム名が分かりづらいかな」とか
でも、そんなのは
このゲームの面白さに比べたら、
ほんの些細な事です。
だってウィザードリィエクス２なんですもの。
ちなみにですが、
エンディングまで４０時間かかりました。
最後のクエストを受けたのが２０時間位だったと思います。
そして、ラスボスを倒したのが４０時間くらいです。
つまり、延々と２０時間レベル上げしていた訳です。
普通だったら、暴れると思います。
細かなクエストを受けながら２０時間ならば、
なんとなく我慢できると思いますが。
延々と２０時間レベル上げですからね。
普通だったらぶん投げるレベルです。
なのに、それなのに、
全く苦にならないんです。
これが、名作ウィザードリィライクの凄さなんです。
どうしてそんなに苦労したのか？
攻撃が全く当らないからです
自然回復の量が異常だからです
相手の攻撃で、一瞬で全滅するからです
そのくらい圧倒的に強いラスボスでした。
だからこそ、最高に燃えるんですね。
５時間レベル上げして、
ようやく新しいがらくたを一個手に入れる。
ただ、がらくたなので、
そのままでは装備ができない。
そして、このがらくたを完成品にするには、
また５時間ほど素材を集めなければならない。
こんなスパルタな内容なのですが、
これだけで最高にワクワク出来る訳です。
「もしかしたら、この装備品ならばラスボスを倒せるかも」と思える。
これだけで、
「５時間の素材集め」は幸せの時間になっていました。
私は
ウィザードリィエクス２こそが
一番面白いウィザードリィライクだと思っています。
そんな偉大な作品の移植作品ですからね、
面白さは保証されていたのかもしれません。
まだ遊んだことがない方は、
この機会に遊んでみて下さい。
剣と魔法と学園モノ１がどうしてこんなにも安く買えるのか？
ウィザードリィエクス２が５０００円です
剣と魔法と学園モノ１が２７０円です
どうして同じ内容なのに、こんなにも値段に差があるのか？
こう思ったことは有りませんか。
そんな疑問を、
私なりに解釈してみたいと思います。
まずひとつは、
「売り上げの差」だと思います。
ウィザードリィエクス２はそれほど売れませんでした。
それほど売れなかったのに、
ゲームの面白さは伝説になっている。
プレミアソフトになるのは当たり前ですよね。
逆に、
剣と魔法と学園モノはかなり売れたと思います。
パッケージ版が沢山売れたのはもちろんですが。
ダウンロード版もかなり売れたと思います。
定期的にセールを開催していまして、
わりと頻繁に５００円で売っていました。
パッケージ版が１５００円とかで売っている時代に
セールで５００円で買える訳ですからね。
お試しで買った人も多かったのではないでしょうか。
（私は３をダウンロードで２０００円で買いました）
沢山売れたから、その分値段も安くなる。
そんな当たり前だと思います。
次に思うのが、
「ときどきフリーズする」ということでしょうか。
４０時間遊んでいて、
７回ほどフリーズしました。
ウィザードリィライクですので、
それほど頻繁にセーブするゲームではないと思います。
街に帰ったらセーブをする、
こんなゲームだと思います。
そんなゲームなのに、
時々フリーズしてしまいますからね。
ここら辺は不満でした。
ただ、人間は学習しますからね。
「金の宝箱をゲットしたらセーブ」を心がけていました。
レアなアイテムをゲットしたらセーブする
それ以外だったら、フリーズしてもいいかなと思う
こうすることで、
精神的なダメージはかなり軽減されました。
皆さんも、自分なりのフリーズ対策方法を考えて楽しんでください。
最後に、最も重要なポイントがあります。
このポイントがあったからこそ、
値段の差が２０倍になっているのだと思います。
そのポイントとは？
「ウィザードリィでは無い」という事です。
「え？それだけ？」と思うかもしれません。
おそらくですが、
このウィザードリィでは無いという要素が
値段で言うと４７００円の価値になるのだと思います。
「グレーターデーモン」などに代表される
ウィザードリィならではの魅力的なモンスター
「カシナートの剣」などに代表される
ウィザードリィならではの魅力的なアイテム
たったこれだけなのに、
ウィザードリィが好きな人にとったら
４７００円多めに出してでも欲しい訳です。
ですので、
ウィザードリィに重点を置いていない人にとっては、
こんなにもお得な作品はないと思ったんです。
おそらくですが、
２７０円という値段なので
「クソゲーなのかな」と勝手に思っているかもしれません。
そんな事は全くありません。
だって４０時間ずっと幸せでしたから。
こんなにも面白いゲームが、
たったの２７０円で買えるんですから。
元となった、
本家のウィザードリィエクス２に感謝すると共に
「よくぞPSPに移植してくれた」と、
アクワイアに感謝して、
このゲームの感想を終わらせていただきます。
剣と魔法と学園モノ１のまとめ
ようやく１が終わりました。
剣と魔法と学園モノ１ですが、
言ってしまえば２からが本番だと思っています。
２からは、
オリジナルなゲームが楽しめると思いますので
最高にワクワクしています。
３に関して言えば、
１００時間ほど遊びまくったので、
完全な初見プレイではないのですが、
面白いと分かっていますからね。
「ファイナル」や「新剣と魔法と学園モノ」と一緒に
どんどん剣と魔法と学園モノを遊んでいきたいと思います。
まだ遊んだことがない人は、
私と一緒に
過去に遊んだ事がある人は、
久しぶりに遊びなおしてみて下さい。
値段は２７０円だけど
面白さは５０００円クラスだった
最高のウィザードリィライクをどうぞ
今日も
モノノフ的ゲーム紹介をお読みくださりありがとうございました
遊んでいない人は 最高に損していると思う
それこそが、今急いで２７０円で買う理由です
こちらから購入できます
完品状態 ２７０円
その他の関連商品
