モノノフ的ゲーム紹介

モノノフ的にいろいろなゲームを解釈して行きます

新世紀エヴァンゲリオン・鋼鉄のガールフレンド アドベンチャーでもあり 豪華なOVAでもある

40分何もできないって もはやアニメだよね

 

[こんなにも心を揺さぶられるのは  エヴァンゲリオンだからかな]

[新世紀エヴァンゲリオン鋼鉄のガールフレンド  

ガイナックス  プレイステーション]

 

1998年発売   

ジャンル アドベンチャー  

参考価格 この記事を書いた当時は200円  今は210円

 

記事のネタバレ度 高め

攻略に必要なプレイ時間 4時間

このゲームに対する世間の評価  シナリオが素晴らしい

どんな人にお勧め エヴァンゲリオンが好きなら満足できます

アーカイブス配信なし

 

 

昔、エヴァのアルバムを聞きながら

何十時間も「オブリビオン」というRPGを遊んでいました。

 

その結果、

エヴァンゲリオンの音楽を聴くたびに

 

人の畑に忍び込んで、

ひたすら果物を盗みまくっていたのを思い出します。

 

 

そのアルバムの中には

聞いたことも無い音楽も入っていまして

 

昔から疑問だったんです。

 

「この「予感」って曲は、なんのエヴァンゲリオンで流れていたんだろう?」と。

 

 

そんな疑問が

2017年にようやく解けたんです。

 

鋼鉄のガールフレンドのエンディングなんだ」と。

 

 

そんな今回の  アドベンチャーゲームというか 豪華なOVA

新世紀エヴァンゲリオン鋼鉄のガールフレンドの感想です。

 

 

 

鋼鉄のガールフレンドとはどんなレトロゲーム

 

この鋼鉄のガールフレンドですが

1998年にガイナックスから発売された

プレイステーション用のアドベンチャーゲームでした。

セガサターンでも発売されました)

 

今までは、

セガサターンでしか、

エヴァンゲリオンのゲームが発売されなかった為に。

 

「はやくプレイステーションで出せ!!」なんて

フラストレーションがたまっていたと思いますが。

 

ようやく発売されたのが

今作の鋼鉄のガールフレンドでした。

 

 

そんなゲームの目的は

 

主人公の「碇シンジ」になりまして

 

転校してきた美少女「霧島マナ」の隠された謎に迫って行く…。

 

こんな目的でした。

 

 

ゲームのシステムは

オーソドックスなコマンド選択式のアドベンチャーゲーム

 

移動、見る、考える、はなす

こんなコマンドを選びながら、ゲームのイベントを進めていく

 

シンプル過ぎるゲームになっていました。

 

 

巨大ロボットが現れたというニュースの次の日に、

突然美少女が転校してくる。

 

そんな美少女はシンジ君にひとめぼれ

 

そんな美少女にどんどん心を許していくシンジ君

 

そんな美少女の事を気に入らないアスカ

 

ほぼ喋らない綾波レイ

 

果たして、この美少女の正体とは?

 

こんな流れになっていました。

 

 

恋愛というものに初めて触れるシンジ君

 

そんな不安定な心の動きに翻弄される

ネルフ本部の大人たち

 

恋愛を応援してくれる人

 

恋愛を妨害しようとする人

 

この物語はどうやって終わるんだ?

 

 

そんな、エヴァンゲリオンの中で行われる

なんとも不思議なアドベンチャーゲームなのでした。

 

 

 

 

鋼鉄のガールフレンドの感想でもあり レビューでもあり

 

[アドベンチャーゲームという名の 豪華なOVA]

 

このゲームを購入した大半の人は

エヴァンゲリオンで、アドベンチャーゲームが遊べる」からだと思います。

 

色々なコマンドを選んで、

自分だけのオリジナルな世界を楽しむ。

 

こんな感じだったと思います。

 

 

そんなゲームだと思っていたのに、

蓋を開けてみると「ほとんど選択肢が無い」ですからね。

 

これは衝撃的でした。

 

 

ゲームの基本的な流れとしましては

 

イベントシーンが流れる

 

コマンドを選択して、目的の場所に移動する

 

イベントシーンが流れる

 

コマンドを選択して、目的の場所に移動する

 

イベントシーンが流れる…

 

こんな繰り返しで進んで行きました。

 

ここまでならば

他のアドベンチャーゲームもそうですよね。

 

 

この鋼鉄のガールフレンドでは、

イベントシーンが凄いんです。

 

普通のイベントシーンならば

せいぜい30秒とかだと思います。

 

長くても1分ほどでしょうか。

 

そんなイベントシーンが多い中

 

今作の鋼鉄のガールフレンドでは、

「最長40分以上」という、とてつもない長さになっていました。

 

 

イベントシーンが始まります

 

その間は何の操作も受け付けません

 

ただ、ひたすらにイベントシーンを鑑賞します

 

普通だったら

メッセージスキップなどが用意されているものですが。

(リメイク版ではカット可能になっています)

 

まさかのノンストップで40分ですからね。

 

もはやOVAといっても過言では無い

ボリューム感の凄さでした。

 

 

最初は3分とか5分とかの

イベントシーンだったと思うのですが

 

物語が盛り上がって行くにつれて

どんどんイベントシーンが長くなって行き

 

まさかの

40分クラスのイベントシーンを見る事になる

 

完全なるアニメでしたね。

 

 

ただ、長く感じる事が一切無く

あっという間の40分なのですから

 

エヴァンゲリオンって本当に凄いな」と再認識するのでした。

 

 

アドベンチャーを遊んでいる時間が10%

 

イベントシーンを見ているのが90%

 

そんな、アドベンチャーゲームの常識を覆した

異次元のゲームなのでした。

 

 

 

[ほのぼのからの シリアス  それがエヴァンゲリオンですよね]

 

このゲームですが

前半は本当にほのぼのしています。

 

美少女が転校して来て

 

いきなりシンジ君に恋をして

 

アスカが嫉妬する

 

こんな青春ラブコメの様な展開でした。

 

 

そんな展開で

最後の最後まで進んでくれればよかったのに。

 

エヴァンゲリオンですからね。

 

嫌な方向へどんどんと転がって行きます。

 

 

この、ほのぼのからのシリアスという流れが最高でした。

 

ネルフ本部を取るのか

 

初めてできた彼女を取るのか

 

こんな二択を迫られるからこそ

どんどん嫌な方向へと進んで行く訳ですね。

 

重大な場面になると選択肢が出現しまして、

その部分で物語が分岐をしていたのかも知れませんが。

 

分岐点ではセーブが出来ませんので

やり直すには辛かったです。

 

 

ですので、真剣に答えを出してください。

 

セーブポイントからやり直すにしても

20分以上は掛かりますので。

 

ガチで悩んでください。

 

 

タイトルを見て思う訳です、

鋼鉄のガールフレンドって事は、サイボーグなのかな?」とか。

 

「どうせ使徒なんじゃないの?」とか。

 

そんな疑いを、

あえて、ゲームの序盤から植え付けておく。

 

流石です。

 

そんな理由もあって、

最後の最後まで気が抜けない作品に仕上がっていたのでした。

 

 

ほのぼのからのシリアス

 

シリアスなのにクスッと笑えるコメディー要素もある

 

こんな展開が

延々と3時間続くわけですから

 

購入したその日に

エンディングまで遊んでしまうのでした。

 

 

この後どうなるんだろう?

 

こう思わせるだけで、このゲームの勝ちなのでした。

 

 

 

鋼鉄のガールフレンドのまとめ

 

なぜ遊んでほしいのか?

 

プレイステーション初のエヴァンゲリオン

 

その正体は3時間以上のOVA

 

凄いね

 

 

なにがそんなに面白いのか?

 

どうせこういう展開になるんでしょ?

 

そんな展開を裏切って行く

製作者のいじわるさ

 

これこそがエヴァンゲリオンですよね。

 

是非とも遊んでください。

 

 

今急いで買う理由ってあるの?

 

このゲームですが

プレイステーション2で特別篇が発売されています。

 

そして、もう既に購入しています。

 

先にプレイステーション版を購入して

特別編が発売されている事に気づきまして。

 

そのまま通販で購入しました。

 

ですので、どんなゲームなのかは全く分からないのですが

パワーアップ版だと思いますので。

 

プレイステーション2を持っている人なら

いきなり特別編にチャレンジしても良いと思います。

 

プレイステーション版を遊んで

どこがパワーアップしたのか?を発見していくのも

逆に良いかもしれません。

 

PSPにも移植されていますので

PSPを持っている方はそちらもどうぞ。

 

 

今日も

モノノフ的ゲーム紹介をお読みくださりありがとうございました

 

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完品状態  210円

 

 

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