モノノフ的ゲーム紹介

モノノフ的にいろいろなゲームを解釈して行きます

スーパーファミコン版・ゴン 遊んでほしい とも思いました 別に遊ばなくても良いかも とも思いました

心に眠っていた 原始の記憶が蘇る

 

[遊んでほしい とも思いました 別に遊ばなくても良いかも とも思いました]

[ゴン   バンダイ  スーパーファミコン]

1994年発売  ジャンル オシャレなアクションゲーム  参考価格1500円

 

記事のネタバレ度 普通

攻略に必要なプレイ時間  2時間

このゲームに対する世間の評価  訳が分からないゲームの優等生

どんな人におすすめ?  テンションをマックスまで上げたい人におすすめ

バーチャルコンソールで配信無し

 

 

音楽って凄いですよね。

 

明るい場面では、明るい音楽が

 

暗い場面では、暗い音楽がながれるのが普通だと思います。

 

そして、この音楽を逆にするとどうなるのか?と言いますと

 

明るい場面なのに、暗い感じになりますし

 

暗い場面なのに、明るい感じになるなど

 

音楽によって、全てが支配されていると気づきます。

 

 

そんな今回の、 音楽を聴いただけで 遺伝子がざわつくアクションゲーム

ゴンの感想です。

 

 

 

ゴンとはどんなレトロゲーム

 

このゴンですが

1994年にバンダイから発売された

スーパーファミコン専用のアクションゲームでした。

 

ゴンという作品は

田中政志」さん原作の恐竜漫画で

モーニングで11年間連載していた、大人気漫画でした。

 

恐竜のゴンが

太古の時代を生きていくストーリなのですが

 

台詞が一切無い、イラストだけの漫画だったそうで

後にアニメ化もされた、芸術的な作品でした。

 

そんなゴンが、まさかのアクションゲームとして登場したのが

今作だった訳ですね。

 

 

ゲームの目的は

主人公のゴンとなりまして

太古の世界を生き抜くという、漫画そのままの目的でした。

 

最初は猿と喧嘩して

 

次に巨大な像と喧嘩して

 

サイと喧嘩して

 

インパラと喧嘩して

 

「自分が世界で一番だぞ」と示すゲーム、なのかどうかは分かりませんが。

 

沢山の場所を冒険しながら、進んで行くのが目的でしたね。

 

 

ゲームのシステムは

オーソドックスなアクションゲームで

似たタイプのゲームで言いますと

「PC原人」などが似ていた作品でした。

 

攻撃方法も

尻尾で薙ぎ払う

頭突きをかます

大きな顔でかみつく

といった、原始的な攻撃方法でしたので

シンプルなアクションゲームを楽しむことが出来ました。

 

全8ステージをクリアしながら

 

生きるとはどういう事なのか? 

 

大事な物とは一体なんなのか?

 

というか、このゲームなんだ? 

 

 

こんな、遺伝子の中に組み込まれている

太古の記憶を呼び起こすには、最高の作品なのでした。

 

 

 

ゴンの感想でもあり レビューでもあり

 

[開始3分でオシャレなゲームだと分かった]

 

このゲームですが、何も教えてくれません。

 

なにをするとステージをクリア出来るのか?

 

どうやったら敵を倒すことが出来るのか?

 

というかこのゲーム、本当になんだ?

 

こんな不思議なゲームでした。

 

 

普通のアクションゲームならば

 

「あの敵を倒してみよう!」とか

 

「サイはタフだから、5回くらい噛みつこう」とか

 

「全ての敵を倒せば、岩の扉が開くよ♪」とか、教えてくれますよね。

 

 

しかし、このゲームでは何も教えてくれません。

 

何故ならば、漫画の原作には台詞が一切無いからです。

 

その時に思いましたね

「やばい、このゲーム最高にオシャレなゲームだ」と。

 

親切が溢れていた

当時のゲームの世界を逆行するかの様に

「クリアしたいなら、自分で探し出せ」こんな感じですからね。

 

まさにオシャレなゲームでした。

 

自分の最大ライフが分かりませんので

いつ死んでしまうのか?も分かりませんし

 

画面外にある、高台に飛ばないとクリア出来ないとか

教えてくれませんし

 

ゴンが歩くたびに、「ドンドコ、ドンドコ、ドンドコ、」と

太鼓のリズムが奏でられますし

 

背景には流れ星が無数に流れていますし

 

こんなオシャレなゲームは、体験した事がありませんでしたね。

 

 

ゲームの出来で言いますと

相当なくせ者ですが

好きな人にはたまらない、ディープな作品だったと思います。

 

 

ただ、はっきり言えるのは

最初のステージだけでお腹いっぱいでした。

 

一応、エンディング画面を見るまで遊びましたが

一番好きなステージは、最初のステージでしたね…。

 

 

あの、ゴンが歩くたびに奏でられる

太古の時代の音色を聴きながら眠りたいと。

 

心から思った、素晴らしさがありました。

 

 

 

[サメの中から出るには  コントローラーをガチャガチャしよう]

 

このゲームで

最も詰まるポイントを考えたときに

真っ先に思い付いたのが

「サメの腹から脱出するのは、どうするの?」だと思います。

 

というか、私がそうでした。

 

このゲームでは、海のステージがあるのですが

そこにはサメが居ます。

 

このサメは、普通の雑魚敵なのですが。

 

主人公をパクリと食べてしまいまして、そのまま動きを封じてきます。

 

そして、このサメの腹の中から脱出する方法が

全く分かりません。

 

 

どうしてかって?

 

オシャレなゲームだから。

 

 

私は、このサメの中から脱出する方法が全く分からずに

このステージだけで、1時間以上詰まりました。

 

どのボタンを押しても動けませんし

 

ボタンを連打しても動きません

 

十字キーを押しても動けませんので

 

サメに食べられたら、リセットを押してパスワードを打ち込む

 

サメに食べられたら、リセットを押して、パスワードを打ち込む

 

こんな、地獄の様な繰り返しでした。

 

いくらなんでも理不尽だと思いましたので

後半は、コントローラーをガチャガチャしまくりました。

 

 

すると、初めて脱出する事が出来ました。

 

どうやら、十字キーをガチャガチャすると

「ヤバい、こいつは危ない奴だ!!」と思って、ペッと吐き出してくれます。

 

この方法に気付くのに、1時間以上かかりましたね。

 

ですので、サメからの脱出方法が分からない人は

とにかく、ガチャガチャしてみてはいかがでしょうか。

 

 

 

ゴンのまとめ

 

なぜ遊んでほしいのか?

 

最もアドレナリンが出る

ゲーム音楽をお楽しみください

 

 

なにがそんなに面白いのか?

 

セリフが一切無いという事は

全てをイメージしなければいけませんので

 

想像力が最高に溢れてきます

 

 

今急いで買う理由ってあるの?

 

いつもならば

「遊んでみてはいかがでしょうか」と言って締めます。

 

しかし、このゲームは

中途半端にプレミアが付いていますので

お気軽に遊ぶ事は出来ません。

 

ですが、ゴンが歩く足音に合わせて

太鼓が奏でる太古の音楽が流れてきますので

かなり覚醒できます。

 

「最近忙しすぎて、太古の記憶を忘れかけているな」と思っている人は

是非ともチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

 

きっとよく眠れると思います。

 

本気でサントラを発売して欲しいと思った

作品なのでした。

 

テンションをマックスにする為には急いで買うしかない

 

追記

今では5000円から1500円まで下がっていますので、チャンスです。

 

 

今日も

モノノフ的ゲーム紹介をお読みくださりありがとうございました

 

音楽を聴くだけで遺伝子がざわつく 魔性のアクションゲーム

ゴン

 

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