モノノフ的ゲーム紹介

モノノフ的にいろいろなゲームを解釈して行きます

煉獄 PSP版 面白いゲームは 遊んでいるだけで幸せになれる そんな名作ディアブロライクRPG

キャラクターを強くする事だけに特化した 超が付くほどの名作ハクスラ

 

[ストーリーなんていらない  最強を目指して塔を登るだけ]

[煉獄   ハドソン  プレイステーションポータブル]

 

2005年発売   

ジャンル アクションRPG  

参考価格 この記事を書いた当時は350円  今は390円

記事のネタバレ度  高め

攻略に必要なプレイ時間  12時間

このゲームに対する世間の評価   コアなゲーマーには かなりの高評価

どんな人にお勧め キャラクターを鍛えまくる人には 最高のゲームです

 

 

とんでもなく面白いゲームって、

遊んでいるだけで幸せですよね。

 

そのゲームがあるというだけで、

毎日が最高に楽しくなっていきます。

 

 

しかし、マイナスポイントもあるんです。

 

それは、ゲームを遊びつくした瞬間に

「とてつもない絶望感」がおそってくるところです。

 

 

「ヤバい、レベルが延々と上がって行く…楽しい!!」からの

 

「あれ?上がらなくなった?」です。

 

そして

「ゲームの限界に到達してしまったんだな…」と分かって、

物凄く寂しくなります。

 

 

わかりやすい例で言いますと

モンスターハンターの武器でしょうか。

 

「この次はどんな強力な武器になるんだろう?」なんて感じで

どんどん武器を進化させていきます。

 

もう最高の幸せです。

 

しかし、やがては最後の段階に辿り着いてしまい、

「ああここで終わりなんだ…」と悲しくなる訳です。

 

 

物凄く楽しい時間だったからこそ

 

その時間を取り上げられると、最高に悲しくなる。

 

こんな繰り返しです。

(モンハンの場合は次の武器に取り掛かるので、あまりダメージはありませんが)

 

 

そんな体験を

今回のゲームでも味わったのでした。

 

 

そんな今回の もう一生終わらなければいいのになと思う

煉獄への5500文字のラブレターです。

 

 

 

煉獄とはどんなレトロゲーム

 

この煉獄ですが

2005年にハドソンから発売された

プレイステーションポータブル専用のアクションゲームでした。

 

 

そんなゲームの目的は

 

すべての記憶を失った青年となり

 

自分の記憶を取り戻すべく、不気味な塔を登って行く。

 

そんなシンプル過ぎる目的でした。

 

 

ゲームのシステムは

オーソドックスなアクションゲームで。

 

似たタイプのゲームで言いますと

アーマードコア」を人間にした感じでしょうか。

 

アーマードコアは、

さまざまなパーツを購入して

自分だけの最強ロボットを作成していくゲームでしたが。

 

この煉獄は、

自分自身にさまざまなパーツを装着して

最強の人間を作成していくという感じになっていました。

 

 

普通のRPGならば

武器を装備するのは当たり前なのですが。

 

このゲームでは

腕のみならず、頭や胴体にも武器を装着することができまして。

 

なかなかの危ないフォルムで進んで行くのも特徴でした。

 

 

基本的な流れもシンプルで

 

不気味な塔に放り込まれる

 

上に行くワープと

下に行くワープがある

 

上に行くワープを出現させるには

そのフロアの敵をすべて殲滅しなければならない

 

すべての敵を殲滅すると

上に行くワープが出現する

 

そのワープに入ると

フロアを仕切っているボスが登場する

 

無事にボスを倒すと

また違うフロアに行くことができる

 

その繰り返しで塔の最上階を目指す

 

果たして自分の記憶を取り戻すことはできるのだろうか?

 

こんな流れになっていました。

 

 

ゲームイベントなんてほぼ無く

 

ただただ、敵を殲滅していく事だけに特化した

爽快感抜群のアクションゲームになっていましたね。

 

 

イベントが無くてもゲームは楽しめる

 

そんな事を証明してくれた

絶対に遊んでほしいアクションRPGなのでした。

 

 

 

煉獄の感想でもあり レビューでもあり

 

[敵を倒して武器を強奪  そんな豪快さがたまらない]

 

このゲームの何がそんなに面白いのか?

 

ハック&スラッシュの部分でしょうね。

 

 

敵を倒します

 

かなりの確率でアイテムを落とします

 

ハンマーとか

 

刀とか

 

マシンガンとか

 

グレネード砲とか

 

火炎放射器とか

 

物騒なアイテムをガンガン落としていきます。

 

 

その他にも、敵を倒すことで

「エリクシル」という経験値も同時に貰う事ができまして。

 

このエリクシリルを集めるためにも敵を狩りまくります。

 

経験値を集めつつ、

とてつもない量のアイテムを同時に持ち帰る。

 

まさに王道のハック&スラッシュでした。

 

そして、この持ち帰ったアイテムこそが

敵が装備していた武器だったわけです。

 

 

「なんだよ!あの武器は!!」なんて苦戦を強いられたとします。

 

そんな武器が、

次の瞬間には自分の武器になっている。

 

幸せしかありませんでした。

 

 

拾ってきたアイテムは

そのまま経験値に変化させる事もできまして。

 

敵の経験値は6

 

拾った武器を経験値にすると65

 

なんて感じで、

拾いまくっては、武器を経験値にしまくる

面白すぎるゲームシステムになっていました。

 

 

経験値を貯める事で

 

最大ライフをアップさせたり

 

防御力をアップさせたり

 

持てる武器のスロットを増設させたり

 

オーバーヒートしないように、数値を上げたり

 

キャラクターを強化する楽しみもありましたので。

 

最強武器を探しつつも

 

自分自身を最強のサイボーグに改造していく

 

RPGの部分も最高なのでした。

 

 

 

 

[敵を攻撃しまくると アイテムが沢山出る幸せ]

 

最初は不思議に思っていました。

「どうして、メーターが二つでるのだろうか?」と

 

敵をロックオンすると

相手の最大ライフがメーターで表示されます。

 

ここまでは理解できます。

 

ただ、敵を倒した後にも

メーターが表示されていました。

 

少しだけメーターが増えて、ぱっと消える

 

こんな意味不明なメーターでした。

 

「なんだろうな?」とずっと思ったのですが、

気にすることなくゲームを進めていきました。

 

 

それから10時間ほど経った後でしょうか。

 

何の気なしに、敵を撃ちまくってみたんです。

 

その時は「ガトリングキャノン」という武器を使用していまして

倒した敵を、ずっと撃ちまくってみた訳です。

 

そうするとどうなったのか?

 

あの意味不明なメーターが満タンまで貯まりました。

 

そして、アイテムを3つも落としたんです。

 

今までは1個しか落とさなかったアイテムを

まさかの3個もいっぺんに落とす。

 

そんな衝撃でした。

 

 

ただ、このメーターを貯めるのがかなり大変で。

 

基本は1対1のタイマンバトルなのですが、

ステージが進めば1対3とかになりまして。

 

とてつもない集中砲火を食らいます。

 

ですので、倒した敵を攻撃するよりも、

「周りの敵に攻撃しなければならない」という理由があった訳です。

 

武器の弾数も有限ですので

無駄撃ちするほど、その後の冒険が辛くなります。

 

弾数が無くなれば

スタート地点で回復しなければなりませんので

 

その点でも、メーターを貯めるのは大変だったのかもしれません。

 

 

苦労した分だけ

ご褒美をたくさんもらえる

 

そんな新時代のシステムをお楽しみください。

 

 

 

 

[ラスボスが強すぎて 2時間ほどレベル上げをする]

 

このゲームですが比較的短いです。

 

プレイ時間で言いますと

7時間ほどでしょうか。

 

ただ、この表記はゲームを遊んでいる時間でして。

 

それ以外の部分はプラスされていません。

 

ですので、本当のプレイ時間で言いますと

12時間ほどかかりました。

 

 

このゲームでは

フロアで死ぬと、装備している武器をすべて没収されるという

かなりのペナルティが搭載されていました。

 

ボス戦は大丈夫なのですが、

普通の雑魚敵にやられてしまうと

持っているパーツをすべて失ってしまいます。

 

演出としましては

その場所にパーツを落とすという

ディアブロ」や「ファンタシースターオンライン」みたいな感覚なので。

 

「あ!拾いに行かなければいけないんだ」なんて思っていたのですが。

 

まさかの完全に没収されるとは思いませんでした。

 

 

その結果が

「死んだら即リセット」という面倒くささに繋がりました。

(リセットすれば、アイテムは無事です)

 

後半のフロアほど

敵の攻撃がとんでもなくなってきまして

 

直ぐに死んでしまいます。

 

なので、そのぶんリセットして

時間が掛かってしまう訳です。

 

 

そんなスパルタなゲームですからね、

ラスボスの強さはとてつもないものがありました。

 

ラスボスと戦います

 

マシンガンを撃たれます

 

みるみるライフが減って行き

 

5秒で死にました。

 

今までのボスならば、

遠くにボスが居ますので

対処法を考えるのも楽しかったのですが。

 

ラスボスに関して言いますと

物凄く近くに居まして。

 

あっという間にロックオンされて

 

あっという間に蜂の巣にされました。

 

 

最後の最後ですからね

 

これ以上の装備も期待できないですし

 

パラメータも、かなり鍛えていますからね。

 

まあ辛かったです。

 

 

20戦ほど戦いまして

もうどうやっても倒せないと思いました。

 

なので、攻略法を調べる事にしました。

 

そして、「一切の情報がない」という絶望を味わいました。

 

 

こうなったら、やることは1つです。

 

シンプルにレベル上げです。

 

 

このゲームのいいところは

ドロップアイテムも経験値になるところです。

 

完璧なセッティングは決まりました。

 

もう装備はいりません。

 

そうなったら気が楽です。

 

拾ったアイテムをドンドン経験値に変化させる事ができます。

 

このアイテムはいらない

 

このアイテムもいらない

 

というか、いつでも拾えるんだから

全部経験値にしても良いな

 

そんなこんなで、2時間ほどレベル上げをしまして

 

経験値を20万ポイントほど貯めました。

 

 

ここで考えました。

「圧倒的な攻撃力」の前に何も出来なかった訳ですから。

 

防御力にすべて割り振ろうと。

 

このゲームには「2種類の防御力」が設定されています。

 

物理的な攻撃に強くなる防御力と

電子的な攻撃に強くなる防御力に分かれていました。

 

そして電子的な防御力を

ほとんど上げないで進んで行きました。

 

「意味あるの?」的な感じでしたので。

 

そして、ラスボスの攻撃方法こそが

バリバリの電子的な攻撃だったんですね。

 

その結果が「5秒で死ぬ」という悲劇につながった訳です。

 

「だったら、電子的な防御力をマックスにしてやろう」と

思いました。

 

 

そんなこんなで

電子的な防御力をマックスまで上げまして

最終決戦に挑みました。

 

 

あっという間に倒せました。

 

 

楽勝という感じでは無いのですが、

ダメージが相当抑えられましたので。

 

ライフが自然回復するパーツを付けて、

延々と撃ちまくって倒しました。

 

 

本来ならば

 

強烈な攻撃を避けまくり

 

やるかやられるかの緊張感を味わうラスボス戦だったのでしょうが。

 

こちらは防御力をマックスにしていますからね。

 

避けることなどせず

 

ガチの撃ち合いという

なかなかのシンプルな戦いになっていました。

 

 

ですので、

「ラスボスがどうやっても倒せない」と言う人は

電子攻撃の防御力をマックスにして挑んでみてはいかがでしょうか。

 

 

拍子抜けするくらい、楽勝で倒せると思います。

 

 

スパルタなゲームに対抗するには

 

シンプルにレベル上げをするしかない

 

こんなシンプルさが、

レトロゲーマーには逆に嬉しい。

 

 

 

このゲームを遊んでいて、伝説のゲームを思い出す

 

このゲームを遊んでいて

本当に心地よかったです。

 

「こんな素晴らしいゲームを知らないなんて、奥が深いな」と思いました。

 

どうしてこんなにも

このゲームを大好きになれたのか

 

それは、私が大好きだった

ゲームの匂いがしたからです。

 

 

そのゲームは

「エルファリア」というゲームで

 

 

retogenofu.hatenablog.com

 

世間の評価は超絶クソゲー

 

ゲームのシステムを理解できた人には

超絶神ゲー

 

こんな、二つの評価を受けた

伝説的な作品になっていました。

 

このゲームの素晴らしい所は

モンスターを倒すと、ほぼ間違いなくアイテムをドロップして。

 

その99%のアイテムを全身に装備できるという、

とてつもないゲームシステムにありました。

 

敵を倒して

 

アイテムを拾って

 

そのアイテムを装備して

 

コツコツとパラメータを上げていく

 

そんなハック&スラッシュ

お手本のような作品になっていまして。

 

システムを理解した瞬間に虜になってしまいました。

 

 

そんなシステムが

まさかの煉獄でも体験できるとは思いませんでしたね。

 

「これって、エルファリアじゃん」なんて

最高に興奮しました。

 

煉獄はアクションRPGで

エルファリアはコマンド選択式のRPGですので、

完全に一緒ではないのですが。

 

ゲームに流れる匂いは、完全に同じですので

 

エルファリアが好きな人は

この煉獄を最高にお勧めしたいです。

 

 

発売されたメーカーも

同じハドソンですので

ほんの少しだけ、リスペクトしていたのかも知れません。

 

 

そんな、エルファリア好きにこそ遊んでほしい

超名作ゲームなのでした。

 

 

 

 

煉獄のまとめ

 

なぜ遊んでほしいのか?

 

ハック&スラッシュ

「強敵との戦い」という事だけに特化する。

 

たったこれだけなのに

 

幸せになるくらい楽しい

 

これだけで、遊んでほしいなと思います。

 

 

なにがそんなに面白いのか?

 

敵を倒す

 

アイテムをガンガン落とす

 

そのアイテムを全身につけまくる

 

そのアイテムを駆使して、また敵を倒す

 

また、アイテムをガンガン拾う…。

 

もうこれだけで幸せです。

 

倒せなかった強敵を

ゴミの様に蹴散らす快感

 

ああ楽しい。

 

 

今急いで買う理由ってあるの?

 

面白いか分からない

最新のゲームを購入するよりも

 

絶対に面白いと分かる

この煉獄を購入する

 

これだけで、幸せな気持ちになりますので。

 

この記事を読んだ瞬間に

急いで購入して欲しいなと思います。

 

そして、エルファリアも

スーパーファミコンとセットで購入してください。

 

きっと

「エルファリアって、超おもしれー」と

本末転倒になると思います。

 

 

ちなみに

煉獄弐という続篇が発売されていまして

 

こちらも相当な名作だそうなので

そちらもセットでどうぞ

 

 

追記

続編のレビューも書きました

 

 

retogenofu.hatenablog.com

 

 

今日も

モノノフ的ゲーム紹介をお読みくださりありがとうございました

 

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