物語はあったかくて 難易度は優しくて それでいてやりこみ要素も豊富だった
[ポケモンの姿になってしまった主人公が 沢山のポケモンたちと共に大冒険していく]
[ポケモン不思議のダンジョン・時の探検隊 任天堂 ニンテンドーDS]
2007年発売
ジャンル ローグライクRPG
参考価格 400円
記事のネタバレ度 普通
攻略に必要なプレイ時間 だいたい15時間くらい
どんな人におすすめ マイルドなローグライクRPGが好きなら最高です
最近は色々なゲームの感想を書いています
過去の記事も読んでもらえると嬉しいです
今回感想を書きたいなと思ったのが
「ポケモン不思議のダンジョン・時の探検隊」という
最近は
世界樹の迷宮3を遊び、
ウィザードリィライクの成分を補給して
ロードオブザリングの2作品を遊び、
ディアブロライクの成分を補給して
今作を遊んで、
ローグライクの成分を補給する
そんな幸せな日々を送っています。
そんな作品を遊び終わりましたので
どんな内容になっていて
どんな部分が面白かったのか?を書いていきたいと思いますので
購入する時の参考にしてみて下さい
そんな今回の
ポケモンを野放しにするのが面白過ぎた
ポケモン不思議のダンジョン・時の探検隊の感想です( `―´)ノ
ポケモン不思議のダンジョン・時の探検隊とはどんなレトロゲーム?
このポケモン不思議のダンジョン・時の探検隊ですが
2007年に任天堂から発売された
そんなゲームの目的は
ポケモンの姿になってしまった主人公が
沢山のポケモンが所属する
ギルドの一員となり
様々な依頼をクリアしながら
この世界の危機を救っていく
こんな始まりになっていました
ゲームのシステムは
オーソドックスなローグライクRPGで
王道の不思議のダンジョンを楽しむことができました
基本的なシステムで言いますと
入るたびに内容が変化する
ランダムダンジョンのシステム
こちらが動けば、相手も動く
ターンバトルのシステム
ダンジョンから戻ってくるたびに、
レベルが1に戻るシステム……ではなく
今作の場合は、レベルはそのまま
他の作品のように、
装備やアクセサリーを強化して強くなっていくタイプではなく、
自分自身を強化していくタイプ
ポケモンを倒すことで
そのまま仲間にすることができるので
ローグライクRPGでありながら、
ポケットモンスターの仲間集めの面白さも同時に体験できる凄さ
何が入っているのかわからない宝箱があって、
それを鑑定して特殊なアイテムを集めていくのも楽しい
難易度はまあまあ簡単
物語はとてつもなくあたたかい
そして、グミのシステムを考えた人は天才
基本的なシステムで言いますとこんな感じでしょうか
ローグライクRPGの初心者が遊んでも
文句なしで楽しめるマイルドさなのに
ローグライクRPGの上級者が遊んでも
文句なしで楽しめるやりこみ要素の多さがあった
ニンテンドーDSを持っているのならば、
今すぐ遊んでほしい
この値段で買えるのがお得すぎる
超名作ローグライクRPGなのでした
ネタバレしたくない人は こちらからお先にどうぞ
400円
ポケモン不思議のダンジョン・時の探検隊の感想でもあり レビューでもあり
[ポケモンを野放しにして そのダンジョンの王者になろう]
今作の最大のセールスポイントを考えたときに
真っ先に思い浮かんだのが
「ポケモンを野放しにしたときの圧倒的な面白さ」でしょうか。
今作がどんなローグライクRPGなのか?となった時に、
なんと説明すればいいのか?
トルネコの大冒険3の
「ポポロ編のパワーアップバージョン」という感じでしょうか。
装備を強化して、
自分自身の力で突き進んでいくトルネコ編に対して
ポポロ編というのは、
自分はあまり強くないのだけど、
モンスターを仲間にすることができるという特殊能力を使用して、
モンスター軍団を指揮しながらダンジョンをつき進んでいく。
なかなかに個性的なシステムでした。
そんなポポロ編だけに特化して帰ってきたのが、
ポケモン不思議のダンジョンというシリーズだと思います。
ポポロ編との違いで言いますと、
今作の主人公は、ポポロよりも若干戦闘力があるという所でしょうか。
ポポロの場合は、
自分一人でダンジョンを突き進むというのが
結構なリスクだったのですが。
今作の主人公自体が、
若干戦闘力が低いものの、ちゃんとしたポケモンですので。
自分一人でも突き進むことは可能でした。
ですので、
ポポロ編が好きだった人にとっては、
こんなにも嬉しい作品はなかったと思います。
私の友達でも、
「トルネコの大冒険3が一番面白いローグライク」という人もいますからね。
そのシステムを
ポケットモンスターで楽しめるというのも
最高だったのではないでしょうか。
ローグライクRPGを楽しめるだけでも最高なのに
そこに数百種類の仲間を集める
とてつもないやりこみ要素までプラスされている
こんな作品ですからね。
とてつもない破壊力を持った作品であるのは、
間違いないのではないでしょうか。
そんな今作の中で、
私が最も好きだったのは
「ポケモンを野放しにできる自由度の高さ」でしょうかね。
野放しとは?
そのものずばり、
冒険が始まった瞬間に、仲間たちを自由に冒険させるんです。
他のローグライクRPGで言いますと、
ほぼ一人の冒険です。
風来のシレンなどは
二人や三人のパーティーで進める場合もありますが、
基本的には一人です。
じゃあ今作は?となりますと、
最大で4人パーティーで進むことができます。
主人公と
冒険のパートナーと
その他のメンバー
こんな4人パーティーなのですが。
この自分以外のポケモンを、
思う存分大暴れさせることが、
今作の最高に面白いシステムでした。
「むこうはまかせた」こんな作戦を与えることで、
好き勝手にフロアを歩き回ってくれます。
今までは、
パーティーで固まって進んでいたのに
この作戦を与えることで
そのフロアのいたるところで合戦が始まる
こんな豪快さになっていました。
このシステムの何が面白いのか?
レベル上げがめちゃくちゃ楽しくなります。
今までは、
出現したポケモンを倒して経験値を稼いでいたのに
この作戦に気づいた瞬間から、
ただその場で足踏みしているだけで、
どんどん経験値が入ってくるようになりました。
自分は階段の前で休憩しながら
他の仲間たちが、
フロア中のポケモンを蹴散らしてくれる
それはそれもう、とてつもなく楽しかったです。
更に嬉しいのが、
アイテムも同時に拾ってきてくれるところでした。
意図的に拾わせるというのは
難しかったのかもしれませんが、
フロア中に散っていった仲間が、
アイテムの上を歩くことで、自動で拾ってきてくれますので。
経験値を稼ぎつつ、
ある程度のアイテムも同時に回収できるというのも、
製作者の最高の優しさだったのではないでしょうか。
今までの、
自分自身で冒険するという内容とは違い、
勝手にフロアを探索してくれますからね。
何時間遊んでも全く疲れないというのも、
今作の物凄い魅力だったのかもしれません。
そんな最高の作戦なのですが
一つ注意する点がありました。
その注意点こそが、
「結構な戦力差がないと、危ない」という所です。
今作の特徴としましては、
結構なスピードで敵が強くなっていきます。
「さっきのダンジョンは余裕だったから、ここも大丈夫かな?」と、
仲間を大暴れさせていると
急にゲームオーバーになってしまう。
こんなリスクがありました。
サブのメンバーはやられても問題はないのですが。
主人公と相棒に関して言いますと、
やられた時点でゲームオーバーになります。
ですので、
相棒を野放しにしてしまうと、
急にゲームオーバーになることが多々ありました。
ダンジョンの奥深くまで行って
急にゲームオーバーになる
こんな危なさがありましたからね。
どのくらいまで野放しにしていいのか?というのを判断するのも、
今作の面白い所でしたね。
やるか、やられるか、の
ハラハラドキドキを楽しむのも面白いが
圧倒的な力でダンジョンの王者になっていくのも
最高に面白かった
他のローグライクRPGとは少し違う、
この作品ならでは、に注目して楽しんでみてください( `―´)ノ
[グミのシステムを考えた人は天才だと思う]
今作のもう一つの魅力で言いますと、
グミシステムの圧倒的な面白さでしょうか。
今作の基本的な流れで言いますと
本編を進める
それ以外の時間は、
ギルドの依頼をクリアしながら、
経験値やアイテムやお金を稼いでいく
そしてまた本編を進める
基本的にはこんな感じで進んでいきます。
他のローグライクRPGで言うのならば、
本編だけを進めていき
不安になったら、
過去のダンジョンにレベル上げに戻っていく
という感じなのでしょうが
今作では、
本編の合間に強制的にレベル上げの時間がプラスされていく
という感じでした。
そうなった時に、
「早く本編を進めたい( `―´)ノ」となると思います。
と言いますか、
私はなりました。
「レベル上げの時間はいいから、早く本編を進めたい」となりました。
なのですが、
そのレベル上げの時間に
ひと手間プラスされていたからこそ
「レベル上げだけをしていたい(*´▽`*)」と
思えるようになっていたんですね。
本編が面白い作品も
勿論素晴らしいと思いますが。
「レベル上げ」や「寄り道要素」が面白い作品の方が
長時間遊べますからね。
そんな、
「めちゃくちゃ楽しいな(*’▽’)」と思った部分を
紹介していきたいと思います。
まず面白いのが、
「仲間集めの面白さ」ですよね。
主人公がポケモンを倒したら、
そのまま仲間になる。
こんなシンプルさなのですが。
この王道の面白さがあったからこそ
ローグライクRPG好きだけに売れる
コアな作品ではなく
万人に楽しめる作品に仕上がったのだと思います。
ダンジョンに出かけたときに
まだ仲間にしたことのないポケモンを
リストで見られるようになってくれますので
その仲間を集めていくというだけでも
長時間遊べるようになっています。
トルネコの大冒険などで言いますと、
色々な装備やアクセサリーを集めるという面白さがありましたが。
それがポケモンに変わったわけです。
ポケモンごとに、
持っているスキルや技が違いますので
どんなスキルを持っているのかな?というのを見ているだけでも
最高に幸せな時間を過ごすことができました。
次に面白かったのが、
「ギルドの依頼をこなすと」いうのが面白かったです。
ダンジョンで迷っているポケモンを探しだしたり
極悪なお尋ね者を討伐したり
ギルドの依頼をこなしていくことで、
「アイテム」や「お金」のみならず、
「仲間」や「ポケモンの卵」を報酬としてもらうことができますので
この依頼をこなしていくというだけでも、
一つのゲームとして完成していたと思います。
依頼をこなすことで
ギルドとしてのランクがどんどん上がっていくのも最高に楽しく
ギルドのランクを上げるという目標設定も
やる気につながっていくのでした。
そして最後に待ち受けている、
最高の要素こそが、
「ポケモンにグミを食べさせる。いや、グミを食べさせまくる」という
最高のやりこみ要素でした。
このゲームのポケモンには
ステータスの他に「かしこさ」という数値があるのですが
グミというアイテムを食べさせることで、
徐々に数値を上げていくことができました。
あおのグミならば、
水系のポケモンのかしこさが上がり、
他の系統のポケモンは、少しだけかしこさが上がる
しろのグミならば、
ノーマル系のポケモンのかしこさが上がり
他の系統のポケモンは、少しだけかしこさが上がる
なんて感じで、
そのグミによって、上がるかしこさの量が変わるというのも、
最高に面白かったです。
かしこさが上がるとどうなるのか?
色々なスキルを覚えていきます
仲間がピンチになったらかばうスキル、とか
フロアを降りるたびに、技ポイントを回復させるスキル、とか
かしこさが上がっていくたびに
どんどん強力なスキルを覚えていくという
レベル上げとは違う楽しさがあったわけです。
更に面白いのが、
グミを食べさせることで、
たまにステータスもアップしてくれます。
毎回ステータスがアップするという
わけではないのですが
5個に1回くらいは
ステータスがアップしてくれまして。
かしこさを上げつつも、
ドーピングアイテムとしても楽しめるというのが、
グミという魔性のアイテムでした。
で、そのグミなのですが、
結構貴重な存在です。
1回の冒険で
2個か3個拾えればいいほうで
全く拾えない時もあります。
お店でも一応購入することができるのですが、
結構なお値段がしまして、
お手軽に買えるものではありませんし
そもそも、
1回の冒険で数個しか購入できませんので、
お金があるからといって、
沢山集められるというものでもありませんでした。
そんな貴重な存在だったからこそ、
ステータスアップのアイテムとして
存在させることができたわけです。
そんな憧れのグミを集めるために
必死に本編を進めて
必死に依頼をこなしていくというのが
最高に幸せだったわけです。
本編を進めることで、
色々なダンジョンが解放されていきますし
依頼をこなしていくことで
購入するためのお金をもらえたり
グミそもそもを、報酬として貰えることがありますので。
グミが報酬の依頼は
優先的に受けていくというのが、
序盤の攻略法だったのかもしれません。
このグミというアイテムがあったからこそ、
このゲームの奥深さが広がっていったと思いますからね。
グミというシステムを考えた人は
ゲームの天才だったのかもしれません。
沢山の仲間を集めて
沢山の依頼をこなして
沢山のグミを集めていく
遊んでも、遊んでも、遊び足りない
最高にやりこめる作品なのでした
ポケモン不思議のダンジョン・時の探検隊のまとめ
このゲームの地味に嬉しい所は、
物凄く格安で購入できる所です。
他のローグライクRPGならば、
数千円出さなければ体験できないハイクオリティなレベルなのですが。
今作に関して言いますと、
めちゃくちゃ売れた作品でしたので、
物凄く在庫があります。
その結果が、
数千円レベルの面白さが、数百円で体験できるという
奇跡に繋がったわけです。
面白さも、
やりこみ度も、
物語のクオリティも、文句なしです。
物語なんて、
数あるローグライクRPGの中でも
特にあったかいですからね。
ニンテンドーDSを持っているのであれば、
是非ともこの作品を遊んでほしいなと思います(*´▽`*)
今日も
モノノフ的ゲーム紹介をお読みくださりありがとうございました
グミのシステムが このゲームの面白さを100倍にした
それこそが、今急いで400円で買う理由です
この記事を読んで、
「おもしろかったな」と少しでも思っていただけたのならば、
ブックマークやツイートをして貰えると嬉しいです。
あなたがブックマークやツイートをしてくれたら、
他の誰かに読んでもらえる確率が上がります。
沢山の人に読んでもらえると、
ゲームの感想を書くやる気に繋がりますので、
もっと沢山読みたいという方は、率先してお願いします( `―´)ノ
こちらから購入できます
完品状態 400円
その他の関連商品