シンプルシリーズじゃなければ ホラーゲームの天下をとれたかもしれない
[行方不明になった姉を探すために 妹が奮闘していく 精神的に嫌なノベルゲーム]
1999年発売
ジャンル ノベルタイプのアドベンチャー
参考価格 990円
記事のネタバレ度 アドベンチャーゲームなので低め
攻略に必要なプレイ時間 だいたい1時間 全てのエンディングを見ても4時間くらい
このゲームに対する世間の評価 あそこがあったらな…
最近は色々なゲームの感想を書いています
過去の記事も読んでもらえると嬉しいです
今回感想を書きたいなと思ったのが
「新生トイレの花子さん」という
ここ最近は、
ずっと「ウィザードリィアスタリクス」という
ニンテンドーDSのRPGを遊んでいます。
ようやく魔術師のレベルが13になりまして、
好き勝手に移動できるようになったのですが。
ここからが本番という感じですからね、
もう数日はクリアできないでしょうね。
そんな
ウィザードリィの息抜きに遊んだのが、
今作の新生トイレの花子さんという作品でした。
そんな新生トイレの花子さんが
どんな内容になっていて
どんな部分が面白かったのか?を書いていきますので
購入する時の参考にしてみて下さい
そんな今回の お前はファミコンか!!
新生トイレの花子さんの感想です( `―´)ノ
この新生トイレの花子さんですが
1999年にサクセスから発売された
プレイステーション専用のアドベンチャーゲームでした。
そんなゲームの目的は
一つ年上のお姉ちゃんのグループと一緒に、
学校に肝試しに来た主人公
その中の一人が、
「花子さんが出た!!」とパニック
逃げ惑うみんな
何とか家にたどり着いた主人公
しかし、無事に帰ってこられたのは、
主人公たった一人だけだった
ここから、
行方不明になったお姉ちゃんたちを探すために、
主人公が謎に迫っていく…。
こんな始まりになっていました。
ゲームのシステムは
オーソドックスなノベルタイプのアドベンチャーゲームで。
文章を読んで
時折ムービーシーンが流れて
選択肢が現れて
その選択肢によって物語が変化して
その選択によって
さまざまな、恐怖の物語を体験することができる。
こんな一連の流れになっていまして
精神的に来るホラーノベルゲームが好きな方には、
満足できる内容になっているのではないでしょうか。
もうひと手間
いや、もうふた手間加えていたら
ホラーゲームの天下をとれたかもしれない
惜しすぎる名作ホラーゲームなのでした
ネタバレしないで遊びたい方は こちらからお先にどうぞ
990円
新生トイレの花子さんの感想でもあり レビューでもあり
[ここが完璧だったら ホラーゲームの天下をとれた]
この作品ですが、
たまたま発見しました。
昔からホラーゲームが大好きなので、
かなりの作品をチェックしていたつもりだったのですが。
今作に関して言いますと、
完全にノーマークでした。
そして遊んで思ったんですね
めちゃくちゃ面白い(*´▽`*)と。
内容としては
お姉ちゃんを探すために、主人公が頑張っていく
こんなシンプルな流れなのですが
シンプルだからこそ、すんなりと物語に入って行けますからね
かなり大満足の内容でした。
なのですが、
不満点もない訳ではありません。
といいますか、
この不満点に足を引っ張られた為に、
あまり有名になれなかったのだと思います。
そんな部分を解説したいと思いますので
そこに我慢できそうだったのならば、
是非とも遊んでほしいなと思います。
まず初めに思ったのが、
このゲームを遊んだ誰しもが思ったであろう不満点である
「セーブ機能が無い」という部分です。
本当にビックリしました
「え?セーブ出来ないの?」と。
プレイステーションのゲームですよ。
しかも、マルチエンディングを登載した、
やりこみ要素があるノベルタイプのアドベンチャーですよ。
それなのに、
いっさいセーブすることができない。
ファミコン時代のゲームか!!!
セーブができる
たったこれだけで、
もう3倍は売れたと思います。
一応の優しさとしましては、
高速スキップが用意されていますので。
かなりサクサク進めることができますので、
やり直しがそれほど苦痛では無いというのは有るのですが。
普通にセーブさせてくれればいいだけですからね。
セーブができて
エンディングリストがある
たったこれだけで、
かなり凄いホラーゲームになれたかもしれません。
次に感じたのが、
なかなかのあっさり味だという事です。
シンプル1500という事もあり、
長時間遊べるボリューム感にするというのは
かなり大変だったのかも知れませんが。
ホラーゲームとしての潜在能力の高さというのは
かなりあったと思うんです。
物語の中盤で
「お姉ちゃんの友達が亡くなった状態で発見される」という
なかなかのショッキングな展開になるのですが。
その展開によって、
主人公も、主人公の家族も、かなり精神的なダメージを受ける訳です。
「もしかしたらお姉ちゃんも…」
こんな不安を受けながらも、日常は進んで行く
この嫌な展開が
ホラーゲームとしてのガチさを演出してくれまして。
「他のホラーゲームとは違うんだな」と、
違いを見せてくれる訳です。
そんな「嫌な深み」を、
本編時間の短さで、きれいさっぱり流してしまいまして。
結局は、
「あっさり味なホラーゲーム」という
とても残念な印象で終ってしまいました。
物語の始まりはいい
物語の終わりもいい
だけど、
物語の中盤がかなりシンプル
この中盤の肉付けが完璧だったのならば
なにも文句のない作品に仕上がったのかもしれません。
この中盤が完璧なのが、
かまいたちの夜であったり、学校であった怖い話だったりすると思うんです。
そこら辺が上手くバランス調整されていたとしたら
ホラーゲームの歴史に名を残せたと思うんですけどね。
シンプルシリーズですからね、
そこまで開発費用をかけられなかったのかもしれません。
フルプライス版のアドベンチャーの様に
もう4倍長く遊べるようになっていたとしたら…。
こんなもしもが起こっていたら、
とんでもないホラーゲームになっていたのかなと、
今の時代になって思うのでした。
セーブができて
エンディングリストがあって
もう4倍長く遊べていたら
きっとホラーゲームの天下をとれていたんだろうな( ;∀;)
新生トイレの花子さんのまとめ
物語の展開とか
ムービーの見せ方とか
正直言いまして、結構怖かったです
沢山のホラーゲームを遊んでいますので、
「怖さに対する耐性」というのは、かなり付いていると思うのですが。
それでも結構怖かったですからね。
それだけでも、
ホラーゲームとしてのセンスはかなりあったと思います。
ただ、それをかき消すくらいの不満点が
あってしまった為に。
今の状態で終っているのかなと思います。
ただ、
「セーブができないホラーゲーム」という
強烈なパワーワードを持っていますので。
ブログを書いていたり、
ゲーム実況をしているという方は、
ここぞという時の秘密兵器として遊んでみて下さい。
もうふた手間あったら
とんでもないゲームになれた
そんな隠れた名作ホラーをどうぞ( `―´)ノ
今日も
モノノフ的ゲーム紹介をお読みくださりありがとうございました
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