ラストダンジョンの異常な難しさに 心が折れる
[12人の英雄を集めていく そんな熱すぎる展開がたまらない!!]
[SDガンダム外伝2・円卓の騎士 ユタカ スーパーファミコン]
1992年発売
ジャンル RPG
参考価格 ソフトのみ 400円 完品状態 1270円
記事のネタバレ度 高め
攻略に必要なプレイ時間 7時間
このゲームに対する世間の評価 斬新なシステムが 新しい体験をさせてくれる
どんな人におすすめ 物語重視の作品が好きならば最高です
バーチャルコンソールで配信なし
最高に好きな作品でも、
エンディングを見たことがない作品ってありますよね。
何度も繰り返しプレイしているのに、
一切クリア出来そうにない。
こんな、激ムズの作品です。
そんな激ムズゲームのエンディングを見せてくれるのが、
「ゲームセンターCX」と言う番組が流行った理由でした。
苦労しながらも、
最期にはエンディングを見せてくれる。
いつまでも続いてほしいと願う、
大好き過ぎる番組です。
まあ、今回の作品はRPGなので、
全く関係ないのですがね。
そんな今回の ラストダンジョンがクリア出来なくて 25年
SDガンダム外伝2・円卓の騎士の感想です。
このSDガンダム外伝2・円卓の騎士ですが、
1992年にユタカから発売された、
スーパーファミコン専用のRPGでした。
前作のナイトガンダム物語・大いなる遺産の
続編として発売された今作ですが。
登場するキャラクターが新しくなっていまして、
新たなSDガンダムの物語という感じでした。
そんなゲームの目的は
7年前にザビロニア帝国に滅ぼされてしまった、王国
その王国の生き残りである、
主人公のナイトガンダム
田舎町でひっそりと暮らしていたが、
ザビロニアの追手がせまってくる
この事件をきっかけに、
ナイトガンダムの長すぎる物語が始まって行く…。
こんなあらすじになっていました。
自分一人では何もできない
そんな主人公が
各地を冒険しながら
その地域に住んでいる、英雄たちと出会っていき
自分の仲間になってもらい
滅亡した王国の復活を目指して行く
壮大な目的になっていました。
ゲームのシステムは
オーソドックスなコマンド選択式のRPGなのですが
このゲームならではの
特殊なシステムも搭載されていまして。
王道なのだけど、斬新
斬新なのだけど、王道
こんな不思議なRPGでもありましたね。
特徴的なシステムで言いますと
経験値の概念が無いという所でしょうか。
敵を倒します
普通ならば、お金と経験値を貰うことができます。
しかし、今作ではお金しか貰うことが出来ません。
つまり、お金が要らないのならば、
戦闘をしなくても構わない訳です。
アクションRPGならば分かります。
「アイテムを集めて強くなりましょう」です。
しかし、今作はガチのRPGです。
そんなRPGから、
経験値の概念をまるごと削除しているんです。
これには、かなり驚きました。
経験値が無いのに、どうやって強くなるのか?
その部分にこそ、今作の最高の魅力が詰まっているんです。
どうやって強くなるのか?
レベルアップするんです。
経験値が無いのにレベルアップ?となりますよね。
このゲームでは、
新しい仲間が加入するたびに、
「パーティーのレベルが上がる」斬新すぎるシステムが搭載されていました。
ジムが仲間になってレベルが上がる
カイが仲間になってレベルが上がる
ガンタンクが仲間になってレベルが上がる
クェスが仲間になってレベルが上がる
なんて感じで、
新しい仲間を発見する度に、自分のレベルが上がって行く、
嬉しすぎるシステムになっていました。
レベルが上がる楽しさ
自分の仲間が増えていく嬉しさ
この二つを、一気に味わうことができる。
この魅力こそが、
斬新過ぎるRPGの正体になっていましたね。
その他にも、
「自分だけのオリジナル武器」を作成出来たりするなど、
魅力的なシステムが数多く搭載されていまして。
王道のRPGに慣れていたプレイヤーにとっては、
相当な衝撃になっているのでした。
何も持たなかった主人公が
沢山の冒険をしていく事で、伝説の英雄になっていく
最高に熱くなれる、物語重視のRPGなのでした。
SDガンダム外伝2・円卓の騎士の感想でもあり レビューでもあり
[自分自身で仲間を探していく ドキドキのシステムが熱い]
このゲームの何が凄いのか?
自分で仲間を探していくんです。
その仲間を加えないと、イベントが進まない
そんなメインキャラクターの他に、
ひっそりと、街に隠れている仲間達がいます。
昼間は居ないのに、
夜になると出現する、リックディアスとか。
地下室に隠れている、バーサルナイト鈴木とか。
仲間にしなくても、問題は無いけど
仲間にすれば、大事な戦力になってくれる
こんな隠し要素が、色々な場所に散りばめられていました。
「どうして、こいつには名前が付いているのだろうか?」
こうなってきますと、最高にワクワク出来ます。
そのまま、敵として戦う場合もありますし
その後に、仲間になってくれる場合もあります
自分の選択肢によっては、
そのまま居なくなってしまう場合もありまして。
仲間集めのRPGとして最高に楽しめました。
ゲームの感覚としましては、
幻想水滸伝に近いかも知れません。
明らかに仲間になりそう、とか
絶対に仲間になりそうにない、とか
その先入観を上手く破壊してくれまして、
攻略情報を知らない程楽しめる、面白い作品になっていました。
逆を言いますと、
幻想水滸伝が円卓の騎士っぽいとも言えます。
私は、幻想水滸伝が大好きなのですが、
もしかしたら、円卓の騎士が大好きだったからこそ
すんなりと受け入れられたのかも知れません。
幻想水滸伝との違いで言いますと、
仲間の数によって、自分のレベルが上がって行きますので。
探せば探すほど、
どんどんゲームが楽になっていくというのは、
このゲームならではの楽しみ方だったのかもしれません。
名前が付いているキャラクターを発見する
それだけで大興奮できる
仲間集めが楽しすぎる作品なのでした。
[謎解きが難しすぎて 頭がパニックになる]
このゲームを、25年ぶりに遊びなおしました。
久しぶりのプレイですので、
全てのなぞ解きを忘れています。
そうなるとどうなるのか?
全く進みません。
どうやって、宿屋に泊るの?
どうやって、関所を突破するの?
どうやって、ダンジョンをクリアするの?
こんな感じで、
進んでは停滞し、進んでは停滞し、こんな流れになっていました。
昔は、サクサク進めていました。
しかし、今では完全にパニックになりまして。
何度も心が折れそうになりましたね。
謎解きが難しいのならば、どうにかなります。
「私が隅々まで探さなかったからなんだな」で納得します。
しかし、「隠し階段を探せ」となった時に、
「それは無理だよ!!」となりました。
もしかしたら、
「あそこには隠し階段があるよ」的な事を教えてくれるのかも知れませんが。
私は、発見できませんでした。
そして、完全に心が折れまして、
攻略サイトを見たところ、隠し階段を探すと書いてあったんですね。
そうなった時に、
「絶対に無理でしょ?」となったんですね。
一応のヒントとしましては、
「床の雰囲気」が変わっていますので、そこを調べて欲しかったのでしょうが。
頭がカチカチに固まっている私には、
2時間たっても一切クリア出来ない、鬼ムズの謎解きになっているのでした。
次に何をすればいいのか分からなくなる絶望
そんな、昔ながらのRPGのよさが
今のゲームにはない、もう一つの魅力だったのかも知れません。
[ラストダンジョンが難しすぎて 何度やってもクリアできなかった]
このゲームですが、
本当に大好きでした。
しかし、一度もエンディングを見たことがありませんでした。
どうしてなのか?
ラストダンジョンが難しすぎたからです。
このラストダンジョンですが、
異常な広さになっていまして。
自分がどこにいるのか全く分かりません。
そして、当たり前の様に、
強力な敵が出てきまして。
簡単にダンジョンを探索させてくれないようになっています。
異常な広さのラストダンジョン
とんでもない強さのザコ
この二つのコンビネーションが、
何度チャレンジしてもクリア出来ない、最大の理由になっていました。
そんなラストダンジョンに、
ノーヒントで挑んでみました。
するとどうでしょうか、意外と進めます。
エンカウントの多さにイライラはしますが
どこでもセーブが出来る、
優しすぎるシステムのお蔭で、
進んではセーブ、進んではセーブ、でなんとか乗り越えていきました。
時間で言いますと1時間ほどでしょうか、
迷いながらも、必死にダンジョンを探索していきます。
そんな時に、初めて中ボスと戦う事ができまして。
本気で感動しました。
過去の自分がたどり着けなかった場所に、
ノーヒントでたどり着いている。
最高でしたね。
頭は固くなりましたが、
忍耐力は付いていたようです。
謎解きは無理ですが、
我慢ならば幾らでもできます。
そこら辺まで来ますと、
一気に突き進めるようになっていきますので、
後半のダンジョン程簡単になっていました。
そんな繰り返しで、念願のラスボスに出会えまして。
そのままの勢いでエンディングまで行きました。
ラスボスもかなり強めに設定されていまして、
3回ほどゲームオーバーになりましたが。
ダンジョンの難易度に比べますと、
全く苦にならないレベルになっていましたので、
そこは助かりました。
全然ラスボスを倒せなかったのですが、
「聖杯」というチート級のアイテムの効果に気付けまして。
そんな部分でも、感動できました。
円卓の騎士と言えば、聖杯ですからね、
最後の最後で、聖杯の凄さに気付けるようになっているのでした。
長すぎる山を延々と登らされる
最高に辛いけど、感動も味わえる
RPG屈指の激ムズダンジョンにチャレンジして欲しいなと思います。
SDガンダム外伝2・円卓の騎士のまとめ
なぜ遊んでほしいのか
このゲームですが、
ゲームを有利に進める事ができる、数多くの裏ワザが用意されています。
今回は久しぶりのプレイでしたので、
ガチで遊びましたが。
裏ワザを使用すること、
ラストダンジョン以外は、サクサク進めるようになりますので。
物語を楽しみたい人にも遊んでほしいなと思います。
なにがそんなに面白いのか
やっぱり仲間を集める楽しさでしょうかね
沢山集めれば、ゲームが有利に進む
最小限で進めば、自然と制限プレイになる
誰が仲間になって
誰が仲間にならないのか?にドキドキ出来る
こんな仲間集めの楽しさを、
新鮮に味わう事ができたのでした。
仲間集めのRPGってやっぱり楽しいね
今急いで買う理由とは
ガンダムゲームですからね、
バーチャルコンソールではなかなか配信されません。
だったら、現物で遊ぶのが正解ですよね。
移動スピードも早いですし
どこでもセーブできますし
有利になる裏技も山ほど用意されています
そんなゲームでしたので、
遊んでいて、それほどストレスになりません。
謎解きが難しかったり、
ラストダンジョンが異常に難しかったりはしますが。
そこさえも、感動に繋がって行きますので。
今すぐにでも遊んでほしいなと思います。
私は72レベルでクリアしました
貴方は何レベルまで下げる事ができますか?
そんな部分もお楽しみください
今日も
モノノフ的ゲーム紹介をお読みくださりありがとうございました
仲間集めのRPGって やっぱり楽しい!!
それこそが、今急いで400円で買う理由です
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ソフトのみ 400円
完品状態 ランクA 1270円
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