真面目に番組を進行するか、それともぶっ壊すか?ラジオの世界は君の掌中にある!

皆さん、ラジオは聴きますか?
私は大好きです。
深夜ラジオから、アイドルの番組、
さらにはインターネットラジオで素人さんの番組まで。
今や誰もが気軽にラジオパーソナリティになれる、とんでもない時代になりました。
そんな私たちの憧れを、まさかのゲームで叶えてくれる作品があったんです。
それが、今回ご紹介する
『フリートークスタジオ・マリの気ままなおしゃべり』!
1997年にプレイステーションで発売されたこのゲームは、
「超クソゲー」というコアなゲーム紹介本で取り上げられたことで、
一部のゲーマーの間では伝説的な知名度を誇ります。
「じゃあ、クソゲーなの?」
そう思っているあなたにこそ、このゲームの真の魅力を知ってほしい。
これは単なるおふざけゲームではありません。
ラジオを愛するすべての人に贈る、
感情移入間違いなしの隠れた名作アドベンチャーなのです。
フリートークスタジオとはどんなゲーム?
あなたは、新人ラジオパーソナリティの「香坂マリ」。
全4回のパイロット番組を任された彼女として、
いかに、番組を盛り上げ、ゲストのご機嫌を取り、時間内に放送を終えるか…という、
ラジオ番組の「あるある」を、身をもって体験していくのがこのゲームの目的です。
ここで成功を収めれば、憧れのラジオDJになれるかもしれない!
プレイヤーの前に立ちはだかるのは、個性的すぎる4人のゲストたち。
- 女性お笑い芸人
- 女流オカルト作家
- ハチャメチャな女性芸術家
- アイドルやタレントと呼ばれるのを嫌う天才子役
この中から3人を選んで番組を進行し、
全員とのトークを成功させれば、最後のゲストとして「超人気アイドル」が登場します。
ゲストとの会話は、プレイヤーの選択肢によって大きく展開が変化します。
上手くゲストの機嫌を取ることができれば、番組は大いに盛り上がり、
最高の展開が待っています。
しかし、ゲストの気に障ることを言ってしまうと、
番組は一気に冷え込み、打ち切り寸前の最悪な状況に…。
何が正解で、何を言えばキレられてしまうのか?
そのスリルとハラハラドキドキ感が、このゲームの最大の魅力なのです。
自由すぎるラジオの世界
このゲームは、繰り返しプレイすることで正解のパターンが見えてきます。
しかし、その中でも特に扱いに困る存在がいました。
それが「天才子役」です。
彼女は、ちょっとした選択ミスで機嫌が急降下する、
まさにわがままの塊のような存在。
「超クソゲー」で事前に情報を得ていた私でも、
その気難しさには本当に苦労しました。
この子役とのイベントには、2つのパターンが用意されています。
- 波風を立てずに穏便に進めるパターン
- 主人公がキレて、説教しまくるパターン
どちらを選んでも、機嫌の悪さから番組は一切盛り上がりません。
ここからどうやって打ち切りを回避するか、それがこのゲーム最大の難所でした。
しかし、遊んでいて最高に気持ちがいいのは、
やはり主人公がキレて説教するパターンです。
わがまま放題だった子役が、
主人公に説教されて徐々に人間らしくなっていく。
この展開は、プレイヤーとして最高のカタルシスを味わえます。
もちろん、番組は盛り下がって打ち切り寸前ですが、
それでも私はこの展開を優先して選びました。
番組の盛り上がりと反比例する、プレイヤーの感情。
このアンバランスさこそが、このゲームの魅力なのかもしれません。
ラスボスは「超人気アイドル」?
個性的すぎるゲストたちとのバトルを終え、
最後に待ち受けるのが「超人気アイドル」です。
なぜ彼女がラスボスなのか?
それは、このゲストに番組のメインテーマソングを歌ってもらうことが、
番組成功の絶対条件だからです。
今まで以上にゲストに気を使い、相手の好みを推測し、
どのタイミングで歌ってほしいとお願いするか…。
国民的アイドルの機嫌を損ねてしまえば、番組は水の泡です。
華々しいラジオパーソナリティになるために、
国民的アイドルの機嫌を取る。
これはフィクションでありながら、どこかリアルな緊張感がありました。
是が非でも、この夢のような企画を成功させてやる!
そんな熱い気持ちを、存分に味わうことができます。
今、伝説のラジオ体験を始めよう
「クソゲーだろ?」と思われがちなこの作品ですが、
会話のパターンが少ないことを除けば、アドベンチャーゲームとして十分に楽しめます。
「この女の子は、何を言ったらキレるんだろう?」
そんな風に、まるで違うゲームとして遊ぶことも可能です。
相手のご機嫌が上がっていく喜び、
そして好感度が全然上がらない子役に腹を立てる感覚。
感情を揺さぶられる体験は、他のゲームではなかなか味わえません。
このゲームのプレイ時間は1時間程度と、非常に短いのが特徴です。
しかし、この手軽さのおかげで、中毒性が増しているとも言えます。
もし3時間もかかるゲームだったら、ここまで人気は出なかったかもしれません。
ちなみに、このゲームの説明書はたったの7ページしかありません。
それでもゲームが成り立っているのは、このゲームの凄さなのかもしれません。
ラジオパーソナリティになりたい人、伝説のラジオ番組を作ってみたい人。
今こそ、このゲームをプレイするべきです!
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