レベルの上限が65000だそうです ヤバいね
[好きなキャラを選んで 3000時間の旅に出かけろ]
[ドラゴンボールZ・アルティメットバトル22 バンダイ プレイステーション]
1995年発売 ジャンル 2D格闘ゲーム 参考価格 250円
記事のネタバレ度 普通
攻略に必要なプレイ時間 3000時間
このゲームに対する世間の評価 プレイステーションって本当に凄い
どんな人におすすめ ドラゴンボールZが好きなら最高です
ゲームアーカイブスで配信無し
プレイステーションを買った時に
友達から借りたゲームがありました。
1本は「第四次スーパーロボット大戦S」で
プレイステーションって本当に凄いと思えました。
もう1本のソフトが
今回の「ドラゴンボールZ・アルティメットバトル22」で
プレイステーションって本当にヤバいと思いましたね。
そんな今回の 最強の戦士を育てるには 最低でも3年?
ドラゴンボールZ・アルティメットバトル22の感想です。
ドラゴンボールZ・アルティメットバトル22とはどんなレトロゲーム?
このドラゴンボールZ・アルティメットバトル22ですが
1995年にバンダイから発売された
ドラゴンボールのゲーム化作品で。
「この為にプレイステーションを購入した」なんて人も多かったです。
そんなゲームの目的は
ドラゴンボールZに登場する
22人のキャラクターの中から、好きなキャラクターを選んで
格闘ゲームを楽しむ。
こんなシンプルな目的でした。
ゲームのシステムは
オーソドックスな格闘ゲームで
「ストリートファイター2」や「エックスメン」などの
コマンドを入力して必殺技をだしていく
2Dタイプの格闘ゲーム作品でした。
ドラゴンボールお馴染のド派手な必殺技を
「気力ゲージ」を使用して、繰り出していくシステムで。
気力ゲージが無くても
気力を振り絞って、無理やり必殺技を使用できる等
独自のシステムも面白かったですね。
(必殺技を使用した後は、無防備になります)
今までの格闘ゲームとは違いまして
「地上」と「空中」という
二つの空間を移動しながら戦っていきます。
危なくなったら空中に逃げて
敵が追いかけてきたら地上に逃げる
こんなチキンな戦い方も出来るようになっていました。
「気力ゲージが無い、どうしよう!!」なんて時に
地上と空中を行き来しながら、ゲージを貯める。
こんな作戦も、ドラゴンボールのゲームには欠かせませんでしたね。
22人という
多すぎるキャラクターで
こんな豪華すぎる作品なのでした。
ドラゴンボールZ・アルティメットバトル22の感想でもあり レビューでもあり
[ストーリーモードが無くなったのは 少し寂しい]
このゲームには
ストーリーモードという物がありません。
キャラクターが22人もいるのに
そのキャラクターのストーリーを体験出来ない。
これは少し寂しかったですね。
「ギニュー」や「リク―ム」などの
あまり他のゲームでは登場しなかったキャラクターで遊べるのに。
ストーリーは一切無い
こんな所が残念でした。
ただ、ちょっとしたムービーシーンが用意されていまして
ゴクウ対ギニュー
ゴクウ対フリーザ
ゴクウ対セル
ゴクウ対ベジータ
などの、決まった対戦カードになることで
それ専用のアニメーションが流れるのは良かったです。
ストーリーは無いけど
原作の名シーンは楽しめる
こんな所が
このゲームの難点でもあり
最大の魅力でもありました。
[ストーリーモードは無いけど 究極のやりこみモードがある]
このゲームの最初のイメージで言いますと
22人のキャラクターから好きなキャラを選び
延々と格闘ゲームを楽しむ作品
こんな感じだったと思います。
「ストーリーは無いけど、格ゲーだからいいか」という感じでした。
しかし、そんなのは表面だけです。
面白さで言えば10%にも満たないと思います。
では、残りの90%は何かと言いますと?
「ビルドアップモード」という
キャラクターを育成するモードにありました。
22人から好きなキャラクターを選びます。
(裏ワザで27人になります)
そのキャラクターで
残りの21人をどんどん倒していきます。
レベル2の悟天とか
レベル7のクリリンとか
レベル16のフリーザとか
レベル22の魔人ブウとか
キャラクターごとにレベルが決まっていまして
そのキャラクターを倒しながらレベルアップさせていきます。
地道にレベル2から
倒して行くこともできますし
いきなりレベル22の
強敵に挑んでもかまいませんので
その部分でも楽しかったのではないでしょうか。
レベルが上がることで
最大ライフ
防御力
気を貯めるスピード
などが上がって行きまして。
格闘ゲームとRPGを両方楽しめるのは良かったですね。
ここまででも、最高なのですが
更に面白いシステムも搭載されていました。
そのシステムこそが
「使えば使うほど、必殺技がパワーアップしていく」という
究極のシステムでした。
例えば「かめはめ波」を使うとしますよね。
最初は「ライフの5%」くらいしか減らせないと思います。
ここで衝撃をうける訳です。
「かめはめ波なのに、こんなに弱いの?」と。
そんな、へなちょこのかめはめ波だったのに
何度も、何度も、かめはめ波を撃ちまくることによって
どんどん強力になって行きまして。
一発で「ライフの30%」とか持っていく
とてつもない必殺技になっていきます。
最初は「ボン!!」とかだったのに
最後は「ドカーン!!!!!」ですからね。
まあ楽しかったです。
ただ欠点もありまして
他の技を使用すると、そちらがパワーアップしてしまう所でした。
かめはめ波をパワーアップしたいのに
使用頻度の多い、普通のパンチがパワーアップしてしまう
こんなジレンマがありました。
全ての必殺技を100%にすることはできませんので
あちらがパワーアップすると
こちらがパワーダウンしてしまう
こちらがパワーアップすると
あちらがパワーダウンしてしまう
なんて、考える力も試されるゲームになっていました。
気力ゲージを使用しますので
そんなに連発できません。
だったら、気力ゲージを使用しない
「ダッシュエルボー」などを鍛えた方が、楽になります。
ただ、かめはめ波などを鍛えた方が
ゴクウらしさはでてきますからね。
まあ悩みまくりでした。
この「どの必殺技を鍛えるのか?」というのが
ビルドアップモード最大の魅力でしたね。
戦闘力に特化した
最強の戦士を作り上げるのか
原作ストーリーに沿った
マイルドな戦士を作り上げるのか
こんな、最高の育成シミュレーションをお楽しみください。
[レベルで言うと65000 時間で言うと3000時間]
このゲームですが
125レベルでマックスになります。
6時間もあればマックスレベルまで上げる事ができます。
ですので、ここで育成を辞めてしまう人も
多いと思います。
「レベルがマックスになったから、次はフリーザを育てよう」なんて感じです。
しかし、待ってほしいです。
この125レベルでマックスというのは
表面上でしかないんですね。
125レベルで止まっているように見えますが
実は、裏ではレベルが上がり続けています。
戦えば戦うほど
どんどんキャラクターは強くなって行くんですね。
そのレベルの上限が
65000という途方もない数値になっていました。
21人を倒すのにかかる時間は
だいたい1時間です。
ですので、1時間で21レベルずつ上がって行きます。
10時間で210レベル
100時間で2100レベル
1000時間で21000レベル
3000時間で63000レベル
こんな計算になると思います。
1日1時間で約8年
1日3時間で約3年
その結果が
究極のキャラクターを育成するには
「3・4年かかってしまう」という
とてつもないやりこみゲームが誕生するのでした。
毎日3時間
延々とかめはめ波だけを撃ちまくる
そんな行為が、究極の戦士を作り上げる
辛いと感じるのか
幸せと感じるのか
それはあなた次第です。
ドラゴンボールZ・アルティメットバトル22のまとめ
なぜ遊んでほしいのか?
ドラゴンボールで格ゲーを楽しめる。
しかも、プレイステーションという凄いゲーム機で。
こんな感動を今でも覚えています。
真っ暗闇で
延々とレベル上げをしていた体験を
是非とも体験してください。
なにがそんなに面白いのか?
完全なキャラクターを育成する為に
3000時間かかるんですよ。
どう考えても狂ってます。
でも、格ゲーとしてめちゃくちゃ面白いので
結局は遊んじゃうんですよね。
格ゲーなのに
軽く100時間は遊んでしまった。
そんな奇跡の格ゲーなのでした。
今急いで買う理由ってあるの?
昔は結構なプレミアソフトでした。
1995年という初期に発売されて
ドラゴンボールのゲームという事もあり
爆発的にヒットして
ベスト盤まで発売されていたのに
2005年くらいまでは
2000円とかしていました。
そんなゲームも
今では数百円ですからね。
是非ともすべての人に遊んでほしいと思います。
そんな奇跡の作品なのでした。
今日も
モノノフ的ゲーム紹介をお読みくださりありがとうございました
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