桃鉄を超える面白さ!?『ひょっこりひょうたん島』がメガドライブに奇跡を起こしたボードゲーム『大統領を目指せ』

かつてNHKの人形劇として、
子どもたちを夢中にさせた『ひょっこりひょうたん島』。
当時は不気味に思えた独特の世界観も、
大人になってから改めて見返すと、その奥深いストーリーに驚かされます。
「ドン・ガバチョ」の偉大さや、
個性豊かなキャラクターたちの魅力に、
今さらながらハマってしまう人も多いのではないでしょうか。
そんな『ひょっこりひょうたん島』の世界が、
その名も『ひょっこりひょうたん島・大統領を目指せ』。
「どうせキャラクターゲームでしょ?」と思うなかれ。
このゲームは、あの国民的ボードゲーム『桃太郎電鉄』に匹敵する、
いや、ある意味ではそれをも凌駕するほどの完成度を誇る隠れた名作なのです。
このゲームのストーリーは、原作ファンにはたまらない設定です。
ひょっこりひょうたん島の天才政治家
「ドン・ガバチョ」に大統領を任せてはおけないと奮起した、
三流海賊の「トラヒゲ」、天才少年の「ハカセ」、美人教師の「サンデー先生」の3人が、
ドン・ガバチョと共に大統領の座を争うというもの。
ゲームシステムは、
サイコロを振って進む王道のボードゲーム。
正直に言ってしまえば、『桃太郎電鉄』そのものです。
しかし、そこは『ひょっこりひょうたん島』の世界観に合わせて、
見事にアレンジされています。
- お金の代わりに、民衆の「支持率」を集めていく。
- 目的地は、ひょうたん島のあちこちにある「演説会場」。最初にたどり着いたプレイヤーが演説を行い、支持率を大幅にアップさせます。
これらの設定変更が、
ゲームをよりドラマチックに、
そして原作の世界観を忠実に再現する要素となっています。
演説会場を目指してサイコロを振り、
ライバルたちを邪魔するカードを使いこなし、
誰がひょっこりひょうたん島の大統領になるか……。
このゲームには、間違いなく『桃太郎電鉄』にも通じる中毒性がありました。
ほぼ無限に遊べる、圧倒的なボリューム
『ひょっこりひょうたん島・大統領を目指せ』は、
プレイヤーが最初にゲームの終わり方を設定できます。
「演説会場に何回到着したらゲームを終了するか?」
これは『桃太郎電鉄』の「何年遊びますか?」と同じようなシステムです。
そして、この設定回数はなんと99回まで選べます。
1回のプレイ時間は約15~20分。
単純計算で、最大で30時間以上も遊べる計算になります。
ひょっこりひょうたん島のファンにとっては、
これほど贅沢なゲームはなかったでしょう。
メガドライブというゲーム機は、
ボードゲームが少ないという弱点がありました。
しかし、この作品の登場によって、
友達とワイワイ楽しめる協力・対戦ゲームの選択肢が格段に増えたのです。
別売りのコントローラーを使えば、最大4人までプレイ可能。
まさにメガドライブの救世主とも呼べる存在でした。
しかし、「セーブ機能なし」という最大の弱点
しかし、このゲームには残念ながらセーブ機能がありませんでした。
当時のボードゲームには、そもそもセーブ機能がない作品も多く、
それは大抵のゲームが長くても2時間程度で終わるからでした。
でも、このゲームは違います。最大プレイ時間が30時間にもなるんです。
つまり、演説回数を99回に設定してしまったら最後、
ひょっこりひょうたん島の大統領になるためには、
30時間ぶっ通しでプレイし続けなければならないという地獄のような状況に陥ります。
「99回クリアしたら、何か特別なイベントがあるのでは……?」
そんな考えが頭をよぎったが最後、
メガドライブの電源は二度と切ることができなくなります。
「セーブ機能があったら……!」
そう思わずにいられない、それがこのゲームの唯一にして最大の欠点でした。
まとめ:今こそ『大統領を目指せ』をプレイすべき理由
- 『桃太郎電鉄』の世界をひょうたん島で体験!:国民的ボードゲームのシステムに、独特のストーリーとキャラクターが融合した奇跡のゲーム。
- ひょうたん島ファンなら絶対に買うべき:原作の世界観を忠実に再現したボードゲームは、今となっては非常に貴重です。
- お手軽な値段で大ボリューム:セーブはできませんが、1プレイの時間を短く設定すれば、お手軽価格で十分に楽しめます。
ゲームの雰囲気はダークで面白い、ゲームシステムは本家にも負けない。
そして何より、ひょっこりひょうたん島の世界がそこにある。
ひょっこりひょうたん島が好きなら、このゲームはかなりの名作です。
ぜひ一度手に取ってみてはいかがでしょうか?
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